MOBILE WEARは今のところ上図の様な外観なので、ロボット的に捉える方が多い様です。MOBILE WEARは服を着る様な気軽さで使える超個人的な移動手段を目指していて、その姿は今後どんどん変化していくことでしょう。今回のクラウドファンディングでは資金面の支援をお願いしていますが、技術的な面をはじめ、外観意匠や 世の中でどの様に使われていくべきか などを検討し実現していくことに対する幅広い領域の支援もお願いしたいと考えています。ちょっとしたご意見、ツッコミ程度でもいただけると大変ありがたいです。今後もMOBILE WEARの開発へのご協力をよろしくお願いします。
上図はMOBILE WEARの駆動機構部分です。左側はMK-II(ベルトドライブ)、右側はMk-III(ハブモータ)のもので、本クラウドファンディングプロジェクトの「ホーム」の項目に示した動画("Mobile Wear Mk-III 20211122")は右側のハブモータバージョンのものです。このハブモータバージョンは若干トルク不足のため、「MOBILE WEARの仕様」の項目に示した動画("MOBILE WEAR Mk-III Test")では駆動機構をベルトドライブに変更しています。リターンに設定している「MOBILE WEAR自家醸造ガイド」には両バージョンとも紹介しますので、ご期待ください。
MOBILE WEARの主構造は汎用のアルミ構造材を用いているので、その製造に特殊な道具は要りません。IKEAの組立家具の様に六角レンチとドライバーさえあれば誰でも組み立てることができます。そうは言ってもどうやって組み立てたらいいのか分からない、という方、ご心配は無用です。このプロジェクトのリターンには「MOBILE WEAR自家醸造ガイド」を用意しています。これを参照していただければ、あなたもLEGOを組み立てるかの様に自宅でMOBILE WEARを作ることができます。ご支援お待ちしています!
MOBILE WEARの主構造は入手性の良い標準部品で構成されています。そのため自家醸造・家内制手工業的に自宅で組み立てることが出来ます。猫がいる環境でも試験可能です(写真は最新モデルMk-IIIのテスト風景)。
角川書店刊 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第7巻 91ページより当研究所美術部門による模写 一部武装は省略前モデルMk-IIのsitting modeはイスに深く腰掛けるような姿勢でした。一方、最新モデルのMk-IIIのsitting modeは街角のヒップバーに浅く腰掛ける様な姿勢です。MOBILE WEARのsitting modeはしっかり休息を取る、というよりは移動中の負担軽減が主な目的ですし、standing modeとの移行のしやすさも考慮するとMK-III程度の姿勢が適当と考えています。イメージとしては冒頭の図にある重モビルスーツ ドムのホバー移動姿勢でしょうか。リターンに設定している小冊子「モビルウェアの世界」ではMOBILE WEARに腰掛けて移動する未来の姿を提案しています。是非ご覧ください。