2022/02/15 16:00


TEAMパフォーマンスラボ/DEARの
自主公演に向けた
クラウドファンディングを
ご覧いただいている皆様
温かい応援を
本当にありがとうございます!!

皆様のおかげで
達成率が70を上回りました!

頂いているメッセージにも
メンバー一同とても
励ましていただいています。
引き続き 皆様のご支援を
よろしくお願いいたします!


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さて、今年の5月に初めての一般公開となる
ノンバーバル演劇パフォーマンス
「DEAR」の作品を
皆様にもっと知っていただきたく
キャストやプロジェクトのサポートメンバーに
インタビューを行うことにしました!

1つの作品でも、
それぞれがいろいろな見方や角度、
経験や考え方で作品へ向き合っています。
普段はなかなか知ることのない、
ここだけの裏話もでてきちゃうかも!?
ぜひ、メンバーたちの仮面の下を
のぞいてみてくださいね♪


第一弾は パサロを演じる粕尾将一です。



パサロ/粕尾将一

シルクドゥソレイユの
「ラヌーバ」に2500公演出演。
スキッピングロープ(縄跳び)の
アーティスト。
DEARでは「臆病な鳥」の青年を演じる。
光る才能を隠しながら、
サーカス団で集団生活を送っている。
協調性がなく、仲間にも心を開かず
いつも孤立している。
彼も、仮面を手放せない1人。



■学生時代どんな子どもでしたか?

 DEARは学生時代に多くの人が感じる
 友達との人間関係を表現しています。
 自分自身も中学生の頃、
 同じような経験をしています。
 興味のないテレビ番組を見たり、
 スポーツの話をしたり。
 友達のグループから外れないために、
 必死に自分の周りを取り繕っていました。

 「居場所がほしいだけ、
  本当の友達ってなんなんだろう。」
 少女が劇中でつぶやくこの言葉は、
 当時の自分に正面から刺さります。



冒頭では仮面を付けた学生を演じることも


■DEARの中で好きなシーンは?
 あなたが思うDEARの魅力とは? 

 演目中で少女が一歩を踏み出すシーンは、
 DEARの中で一番好きです。

 勇気を持って1歩を踏みだすと、
 言葉でいうのは簡単ですが
 実生活では本当に大変なこと。
 
 それは子どもも大人でも
 同じことだと思います。
 大人になると本音と建前を
 上手に使い分けられるかもしれません。
 一方で、建前だけで本音を忘れてしまった大人も
 多いのではないでしょうか。


 心の声や本音を大切にしたい。
 忙しい日々を送る大人にとっても、
 DEARは懐かしさと気恥ずかしさ、
 そして淡い思い出とともに
 大切な物を思い出させてくれる作品です。



■学校で上演を重ねていく中で、
 生徒さんに対して感じたことは何ですか?

 DEARを上演した学校の生徒さんからは、
 素敵な感想をいただくことが多いです。
 きっと、時代が変わっても仮面をつけて
 人間関係に悩む生徒さんが多いのだと思います。

 今すぐに勇気を出せとは言いません。
 しかしDEARの少女のように、
 いざというときに
 一歩踏み出す勇気のキッカケに
 なったらと思います。



■あなたが思う仮面とは?

 子どもには子どもの社会があり、
 大人には大人の社会があります。

 それぞれに仮面を上手に
 活用しながら生きていくのは、
 人間関係を潤滑に行うための
 生存戦略だと思います。
 
 しかし、仮面が「仮面」ではなく、
 本音に張り付いてしまった人を
 たくさん見てきました。

 このDEARを通じて、
 仮面を上手に使いながらも、
 本音をぶつける勇気のキッカケに
 なってくれたら嬉しいです。


 パサロ/粕尾将一編を
 お届けしました!

 次回はコネキリ/Kei編です、
 お楽しみに♪

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