皆様、はじめまして。
「CAFE&BAR HI to IKI(カフェアンドバーヒトイキ)」店主の北口明香里(きたぐちあかり)と申します。
俳優業をこなす傍らでAvailab Inc.のCEOや日本酒アンバサダーを兼業している私ですが、もっと自由な働き方がしたいと思い、2018年にキッチンカー「CAFE HI to IKI(カフェ ヒトイキ)」を始めました。2019年には神奈川県川崎市多摩区に「CAFE&BAR HI to IKI (カフェアンドバー ヒトイキ)」として店舗をオープン致しました。
しかしその後、オープンから3ヶ月立たずして皆さんご存知の新型コロナウイルスという強敵がやってきました。
コロナ禍により廃業となった倉庫から一度に一気にテイクアウトカップが店舗に送られてきてしまうこともありました。前回のクラウドファンディングではそんなカップを救済すべく、ご尽力頂きました皆様には大変感謝しております。
私は、この長期に渡るコロナ禍を経て、身に染みて感じたことがあります。
飲食店を営んでいる方はご存知だと思うのですが、飲食業って気軽に「よしチャレンジしてみよう!」
とはならないですよね...。
業界的な特徴としては、
①初期費用がめちゃくちゃ高い
水道工事、電気工事などの内装工事や厨房機器・食器や家具を揃えると楽に1,000万円を超えます。
ヒトイキの店舗は、DIY好きの店主によりほぼセルフリフォームしましたがそれでも家賃初期費用を含めると800万は超えました。
②原価率が高い
食材をきちんと使い切ってこそやっと利益が出ますが、緊急事態宣言のように何度も臨時で閉める状況になると食材はほとんどロスに。それに加えて手を滑らせてお皿を割ったり(気をつけてても割れるときは割れるので仕方ない出費ですが)、試作を作ったりあれこれしているうちに自転車創業になる飲食店も多いはず。比較的学生さんも多く働く業界なので、手塩にかけて育てたスタッフも、就職や転職で離れることが多い業界です。
③初見では手を出しづらい
上記の点から、どこか他の飲食店で修行をした人や経営を理解した人でないと「開業してみよう!」とはならないですよね。
④キッチンカーってどうなの?
思いの外大変なキッチンカー運営
ぶっちゃけると、働く環境としてはとっても酷です。空調がほぼ無いに等しいので夏は熱中症になりますし、冬は極寒の中で営業しなければなりません。また、狭いキッチンカーだとほとんどワンオペなので一日中お手洗いに行けずに腎臓を壊したこともあります。(身体が資本なので安易におすすめはしません)
しかし、いろんな場所でたくさんのお客様と一期一会で巡り会えるので、酷な環境でも楽しめる方にはおすすめです。(お祭りや大規模なイベントは、お客さんも嬉しそうでとても楽しく働けました)
キッチンカーを選ぶ方は、自由な働き方を想像しているかも知れませんが(過去の私もそうでした。)、イベントスペースなどの予約は数ヶ月前から抽選で決まりますし、キャンセル料もあるところにはあるので自由に休めるかというとそうではないなと感じました。
それでも、「夢は飲食店開業!」という方は多くいらっしゃいます。
さて次は、飲食業のいいところをお話しましょう。
自分が選んだ食材を調理して、お客さんが楽しそうに食べてくれて、また来るねと言ってくれて。
そして本当にまた来て頂けたときの喜びは他のものでは代替できません。
カウンター越しにお客さんの悩みを聞いたり、私の悩みも聞いてもらったり、自分のお店がお客さん同士の交流の架け橋になり、楽しそうに話している姿を見ると、ああ...お店を作って良かったなと心から思いました。
飲食店のメリットとしては他にも、
①磨いた料理スキルはプライベートにも役立つ
調理方法や保管方法など業務で得た知識はそのまま家庭でも反映させることができます。
包丁さばきや道具の使い方、食材の種類にも詳しくなれます。
②人脈が増える
お客さんだけでなく、働くスタッフ同士も仲良くなり、ステップアップに繋がります。
私が成長できたのも困ったときに支えてくれた皆さんのおかげだと思っています。
③飲食のニーズがなくなることはない
人間から衣食住をなくすことはできません。自分のご褒美に食事を贅沢したり、友達と楽しく食事の時間を楽しんだり。飲食は人々にとってとても身近です。
④売上がお店の成長として可視化できる
経営はいたってシンプルなので、難しい知識や資格は必要ありません。
⑤街の人が喜んでくれる
新たな飲食店が増えると「あそこに〇〇ができたみたいだよ」と、自然に口コミで知られていきます。
街の人々はいつも新しい飲食店に期待しています。
いつか飲食店をやりたいと思っていても「初期費用が高いから」、「スケジュール的に難しいから」、「まだ不安だから」とすぐにチャレンジできない方はたくさんいます。
確かにひとりでチャレンジするにはかなり勇気が必要でした。
私は三重県という田舎から出てきて、東京や神奈川に知り合いがいない状態から店舗を作りました。
いざ店舗を構えても、地域のお客さんの特徴を掴むのに数ヶ月かかったり、周りの飲食店の競合調査をしたり、メニューに試行錯誤したり、仕入先を探したり、コロナがやってきたりと・・・とにかく最初の数ヶ月は大変でした。
そんな日々を送りながら、自分の店舗を構える前に気軽にチャレンジして自分に合ったメニューを見つけたり、ファンを掴んだりできる飲食店はないのかなと感じていました。
初期費用が高いことがネックなのであれば、初期費用が低いシステムを作り、経験を積みながら成長出来る場所を地域・飲食業界が一丸となり
「みんなでスタートアップ型の飲食店施設を作ろう。」
そう思い立ち、初期費用を抑え飲食店開業のハードルを下げた飲食店施設「ChefCinema(シェフシネマ)」を企画しました。
ChefCinemaは、開業サポート付きのプレマーケティングレストランです。
飲食店運営が可能な個人事業主が、それぞれオリジナルメニューを提供できる場所です。
主な特徴としては、下記の通りです。
・カフェエリア・レストランエリアの2区画があります。
・デリバリー専門のシェアキッチンと異なり、イートインスペースがあります。
・出店日、出店時間を決めて必要な分だけ出店チケットを購入できるので圧倒的に低コストです。
・オリジナルメニュー、自分の看板を出せるのでオリジナルブランドをアピールできます。
・生活スタイルに合わせた利用ができます。(毎週土日のみ、モーニングのみなど)
・様々なメニューにトライできるので、プレマーケティングが可能です。
・独立開業時には弊社の提携中小起業診断士によるサポート制度が利用できます。
・利用者同士のコミュニティサロンがあり、お互いに調理技術の相談や助け合いができます。
・専用ロッカーの利用
・大画面デジタルサイネージの設置(今日のお店が何屋さんなのかひと目で分かります。)
・基本的な厨房機器が備え付けされています。
(エスプレッソマシン、ガスオーブン、コンロ、冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、ショーケースなど)
・出店日の7日前までであれば、出店日を変更することができます。
時間帯を3つに分けて貸し出します
A:モーニング+ランチ:7:30-15:00 (7.5h)
B:イブニング+ナイト:16:00-23:30 (7.5h)
C:ミッドナイト+モーニング:0:00-7:00 (7h)
さらに、月1日単位で出店日を選択できます。
区画は2エリア
①ごはんものを提供する「キッチンレストラン」エリア 席数 約12席
②珈琲やスイーツ、パンなどを提供する「カフェスイーツ」エリア 席数 約6席
ChefCinemaの由来
料理人にとって自分のお店は舞台である
①上映日(出店日)を決めて
②作品(オリジナルメニュー)を決めて
③演出を考えて(どんな盛り付けにしようかどんなお皿にしようか)
④最高のパフォーマンス(料理と接客)をする
登戸駅徒歩1分の好立地
飲食店は立地が命とも言われています。そのため、人通りがとても多い場所を確保させていただいております。
またこの登戸エリアは飲食店がとても少ない上に、再開発が進んだことで土地の値段が上がってしまい、個人の飲食店がさらに参入しづらくなっています。そんな場所に、「今日のお店はなんだろう?」と街の人々が楽しみになるような飲食店を作りたいのです。
一緒に飲食業界に新しい風を巻き起こしてくださる方へのお礼として、ChefCinemaの施設が完成した際には、完成パーティの参加権や、自分のお店が持てる券、個人スポンサー権、グッズなど様々なリターンをご用意致しました。
・お礼のメール
・完成パーティ参加券
・個人スポンサー券
・企業スポンサー券
・サイネージ広告利用権
・ヒトイキオリジナルTシャツ
・ロゴ制作依頼チケット
・自分のお店が持てる券 (出店チケット:上記ABCの時間帯のいずれか1日)
・ChefCinemaサロン加入券
・店主になんでも相談券
ご支援頂きました皆様へは、活動報告として内装工事の様子など随時情報を発信して参ります。
詳しい内容につきましては、リターン詳細を御覧ください。
将来的にこの仕組みを全国に広めて行きたいと思っています。低コストでチャレンジできる店舗が広がり、街に飲食店が増えれば、住む人が増えて活気づくと信じているからです。
最近目にするゴーストキッチンやデリバリー専門のシェアキッチンが増えていますが、イートインスペースのない飲食店は、目の前にいる方に気持ちを込めて作るのと見えない相手に作るのとでは、同じ作り方でも味にかなり差がでると思っています。
やっぱり誰かと食べる空間って唯一無二ですよね。
ご支援いただきました資金は
・リターン品の制作費 (オリジナルTシャツ)
・ChefCinemaの内装工事費用
・CAMPFIRE手数料
・リターン品の送料
として使わせていただきます。
・2021年1月:プロジェクトスタート
・2022年2月28日:プロジェクト終了
・2022年2月〜:内装工事開始
・2022年3月〜:順次リターン品発送
・2022年3月3日:プレオープン&完成記念パーティ
・2022年3月4日:ChefCinemaオープン
今後もChefCinemaは、飲食店の開業したい人を応援しています。
時間帯と使用エリアによってチケット料金が異なるため、ChefCinemaオンライン説明会も随時行っております。
開業を予定されている方や出店条件など、詳細を知りたい方はプロジェクトの終了期間問わずオンライン説明会のご予約を受け付けております。→ご予約はこちら
■ 特定商取引法に関する記載
● 販売事業者名:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の電話番号:Tel:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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