2022/08/25 10:44

 クラウドファンディング6日目になりました!

 昨日はたくさんの方に読んで頂く機会があり、私としても日々の反響の多さにひたすらに驚いてばかりです。

 総支援額 520800円

 支援人数 61人

 達成率 130%

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ネクストゴール100万円に挑戦中!!!!
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~大切な皆様。ご支援を検討中の皆様~

 昨日、大変お世話になった上司のお葬式に行ってまいりました。

  最近はよく生きることについて考えます。

 自分が生きていて、自分ではない誰かが命を落とす理由や、僕はいま呼吸をしてるだけの生物でしかないこと。

 僕よりも生きていくべき人がたくさんいるなかで、僕が死なない理由を考えます。

 生きるのに理由がいらないなんてゆうのは、僕からするととても魅力的で、そんなこと言ってもらえたらきっと人生は楽しくてしょうがないんだろうなって思います。

 でも同時にそれは生きることに希望を持っているひとの言葉だなとも思います。

 僕のような弱くて、生きることに臆病な人間にとって、その言葉はあまりにも眩しくてときおり目を逸らしたくなるときがあります。僕には、一日一日がほんとに鉛のように感じる。生きていることが不安だから、前を歩いて進むのに理由が必要なんです。

 僕は普段から、自分のことを未熟で弱い人間だと言うことがあります。

 それは誰かに寄り添って生きる勇気がないという己の覚悟のなさを称しています。

 一昨日亡くなったその方に、死ぬ覚悟があったでしょうか。家族を置いていく勇気があったでしょうか。いや、違いますね。それを勇気とはいえない。きっと別物のように、恐ろしいことだ。

 誰もが死ぬつもりなんてなかった。今日を生きるつもりだった。

 そのなかで、僕だけがその覚悟をしていないと感じる。

 だから僕は弱く、才能がない。

 生きる才能がない。

 この本を出版したとき、僕のような考えをもった人のもとに届き、何かを伝えられたらいいのにと思った。

 昨日を生きた、僕の話。



久々原仁介