2022/02/20 07:53

おかげさまをもちまして、18日の朝9時過ぎに100%を超えることが出来ました。ご支援いただきました皆様に感謝しております。これで落ち着いて設計や見積もりを詰めてゆけそうです。やっぱり達成前は心配になったり自信を持ったりと心が揺れ動きました。ww

現在119%ということで目標を超えたご支援を頂いております。材料代などをきちんと積算して、もし十分な余裕が出るようであれば溶接の方式をグレードアップすることも検討したいと思います。

溶接とはそもそもどういうものかといいますと、電気の火花を連続的に飛ばして空気を高温のプラズマガスに変えて、その強い光で金属が溶けて接着されるというものです。そんな風に高温になった金属が空気のような酸素の多いガスに触れるとすぐに錆びてぼろぼろになってしまうのでそれを防ぐ工夫があります。

溶接にはいろいろな種類があり、とくに私が事前に購入した装置は、MMA,TIG,プラズマカッターに対応しています。MMA方式はいわゆる普通の溶接で、大きな洗濯ハサミに棒を挟んでバチバチやるタイプです。この棒は鉛筆のような二重構造になっていて、芯が鉄、まわりがフラックスです。このフラックスが蒸発して溶接する部分を酸素から遠ざけてくれるため錆びずにすみます。芯の鉄は溶けて溶接する対象物に滴り落ちてゆきます。だから棒はどんどん短くなってゆきます。TIG方式は芯がタングステンという溶けにくい金属を使っています。なんとタングステンの融点は3422°です(それでもすこしづつ摩耗します)そしてまわりをアルゴンという不活性ガスでカバーしています。アルゴンは空気にも1%含まれていて毒性はありません。MMAは蒸発したフラックスが煙になって付近にただようのでちょっと不快です。その点、TIGは煙が出ないので快適に作業ができます。TIG方式つまりアルゴンガスボンベが導入出来たらうれしいのでよく検討してみます。

次回はBBQの窯について書きます。

まさき