JAXAの協力を得て、JAXA職員を招聘しての特別事業実施!
11月30日(木)は、われわれが企画し、JAXA宇宙教育センターの協力を得て、中学理科教諭とのコラボ授業を中学3年生の理科の授業の中で実施しました。
しかも、JAXAに無理言っての5時限同じ内容の授業を実施していただくもの。
通常の研究者なら2時限が限界とのことですが、今回講師として来て頂いた松原氏は中学校の理科教師の経験があるとのことで、無理言ってお願いしました。
そんな無理を受けて頂いたJAXA宇宙教育センターの松原氏
そして中学理科教諭 小峠先生
JAXA松原氏と小峠先生、われわれとで3月より協議を重ねて、今回遂に実施。
受験を控えた中学3年生は、真剣に、そして、楽しく授業に取り組んでいました。
写真の男子が手にしているのは、質量、大きさ、クレーターや山谷の高低差まで忠実に再現した模型。3Dメガネを通して、見ているのはモニターに映し出されたクレーターや山谷を忠実に描いた3D映像。
ほかにも、月砂の組成を模した砂を使った砂時計と地球の砂を使った砂時計の砂の落ち方をみくらべて、月と地球の環境の違いを学習する教材など、JAXAから持ち込んだ普段の授業では活用できない教材を使い、子どもたちは楽しみながら学習を深めていました。
授業を受けた子どもたちに感想を聞くと
「いつもの授業よりリアルに宇宙を感じることが出来た。地球って素晴らしいてことに気づいた」
「宇宙って広いんだ。地球もこのとんでもなく広い宇宙のたったひとつの星。宇宙って可能性がすごくあるんだなぁって思った」
などの声を聴き、その子どもたちのキラキラとした瞳の中は希望が満ちていて、子どもたちの持ってる可能性を観ることが出来ました。
この子どもたちのキラキラとした瞳って実行委員のおやじたちはホント大好きで、何物にも代えられない明日への活力になっています。
理科の先生も本当に楽しそうに取り組んで頂いていました。
8月28日(月)に実施した教員研修の成果が早くも感じ取れて、このプロジェクトは継続性の高い、そして、継続して行かなければならない事業であることが実感出来ました。
そして、また、この中学校にいずれ進学する子どもたちを教えている大野小学校の先生方も参観されておられ、小学校・中学校の連携による一貫したシステムがあるんだということに、頼もしく思えました。
来週の土曜日12月9日(土)はいよいよ「第2回宇宙の学校」「第1回宇宙の教室」を開催します。
実行委員会一丸となって、楽しみながら次のイベントに向かいます ❗