車で一時間弱…、新居浜市別子へ雪遊びに行きました。
雪合戦、雪だるま作り、かき氷、スケートをしながら、かつて別子銅山で栄えた山を登っていきます。
気温は0度。
それでも歩いていると、ポカポカと暖かくなりました♪
283年もの間、この山(標高1210m)から、海面より下1000m深くまで掘り、銅を採掘し、加熱して銅を取り出し、人や牛車の力で海まで運んでいたそうです。
ここよりもう少し南側には鉄道もあったそうです。滝の宮公園やマイントピアをお散歩したときにあった線路道も、この別子銅山のためにできたんだよー、とお話すると、子どもたちもびっくり!
閉山後には、植林され、今は緑豊かな山々となっています。
現在は山道は整備管理され、当時の写真が載った案内板もあり、当時の様子を学ぶことができます。
一つの大きな村があったなんて、想像もできないなぁ。
この山に、小学生600人がいたそうです!
どんな健脚だったんだろう…。
写真の赤レンガのあたりには、日本全国から来た大切なお客様をお招きする接待館があったそうです。
写真の水が湧き出ているところは、「ダイヤモンド水」
銅を探して深く掘っていたら、工具が岩に当たって壊れ、水が湧き出てきたそうです!その先端についていた工具にダイヤモンドが含まれていたことから「ダイヤモンド水」と呼ばれているそうです。
「この水は、寒い冬に触ると温かくて、暑い夏に触ると冷たくて気持ちいいのはなんでだろう?」
と年長さんが話していました。
新居浜市内あちこち歩くことで、こうやって新居浜の歴史に触れながら、子どもたちは郷土愛も自然と育まれていきます。