2022/05/04 20:00

京都FabCafeKyotoさんでの展示が閉幕しました。遠方で来られなかったり、ご都合がつかなかった方用に、活動報告にまとめました。(noteにも公開しています)よければご覧ください〜

2022年4月22日から30日にかけて、京都FabCafe Kyotoのカウンターポイントプログラムの一環で「惑星発見器展」を開催しました。惑星発見器そのものや、惑星発見器で採集した架空の惑星とそのリサーチ、そしてその開発プロセスを公開しました。

入口すぐに現れるメインテーブル。ポラロイド風に印刷された惑星たちがお出迎え空中に漂う惑星発見器。風に揺られてくるくると回る入って右、窓側には惑星発見器が生まれるプロセスが展示されている

①惑星発見器について

惑星発見器をいくつか配置し、実際に体験できるコーナーを設置しました。惑星発見器をどかしてみると、どこかで見たような素材が現れます。多くの人が惑星発見器を覗く姿が見られました。

様々なものの上に乗せられた惑星発見器惑星発見器を取り上げると、水色の湯呑みの模様だったことがわかる年輪が惑星の模様に見立てられる

② 惑星採集計画

惑星発見器で採集した架空の惑星を標本のように展示し、その使用法のリサーチを公開しました。自宅での採集からはじめ、キズヨゴレが面白いと気づきました。普段はネガティブなキズやヨゴレでも、惑星発見器によってその美術性が浮かび上がる点に着目しました。また、工房での採集を通じて、工房の痕跡から現場のストーリーを浮かび上がらせたりと、惑星発見器がもつさまざまな機能を明らかにしました。

採集した架空の惑星をテーマ別にまとめた江ノ島は貝の造形が特徴的下にはパネルが。惑星発見器をかざす前の状態が写真で見られるまた、採集のレポートを読むことができる

③ 惑星発見器の開発プロセス

ここでは惑星発見器に至るまでのプロセスを公開しました。元々のアートブック出版でのコンセプトや、アートブックでのデジタルアートワークを半立体作品にしたり、プロトタイプを展示し、紙もの作品の作者が光学玩具の開発に至るまでを綴っています。

過去から未来(プレイブックとクラウドファンディング)へと、時系列にまとめた開発のプロセスを文章で細かく記述「おいしい惑星」アートワークの半立体化

2022.4.22 オープニングトーク

22日の夜はオープニングトークとして、展示の解説とともに、リサーチによって解明した惑星発見器の特性を発表しました。(聞き手:浦野奈美さん)


クラウドファンディング継続中

5月31日まで、惑星発見器・プレイブックのクラウドファンディングを継続して行っています。応援どうぞよろしくお願いします!

クラウドファンディング・
身近なものが惑星に見えてくる「惑星発見器」+ プレイブック出版プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/545273