2022/03/22 00:55

当プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

また、すでにリターンをご購入くださいました方、深く感謝申し上げます。

皆様のあたたかいご支援のおかげで、馬たちは今日も元気に暮らしています!


さて、プロジェクト終了まであと10日を切りまして、最後の1週間を盛り上げるため、

当乗馬クラブ会員のTが、全5回にわたってヴィバーチェの馬たちをご紹介してまいります。


第1回目にご紹介するのは、牝馬たちです!


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レジーナ(2008年5月21日生・牝14歳)


品種:サラブレッド(引退競走馬)

競走馬時代の名前:スカイレジーナ

(父・セイウンスカイ 母・ニシノブレスレット 母父・サンデーサイレンス)

愛称:レジーナ、レジ


「セイウン」「ニシノ」の冠名で知られる、西山牧場の出身です。

セイウンスカイ産駒の最終世代の一頭として生を受け、大井で競走馬デビュー。

その後長く走り続け、セイウンスカイ産駒で最後まで現役を続けた馬となりました。


引退後、お取引先様の紹介でヴィバーチェにやってきたレジーナ。

今でも多くのファンの方がいらっしゃり、誕生日にはお手紙やプレゼントが届きます。


「レジーナ」はイタリア語で「女王様」という意味ですが、

性格もまさしくその通りで、顔の可愛さとプライドの高さはザ・女王様!

ただ、我慢強い一面もあり、乗馬のお仕事中に物見・物おじすることはありません。

扶助に敏感な馬なので乗りこなすのは簡単ではないけれど、ハマればスイスイ動きます!


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なずな(1996年3月11日生・牝26歳)


品種:サラブレッド(引退競走馬)

競走馬時代の名前:チアータテヤマ

(父・ブルーバード 母・ロスケイ 母父・Woodman)

愛称:なずな、なっちゃん


ロスケイお母さんのお腹に入ったまま、アメリカからやってきた持ち込み馬。

希少な超アメリカ血統です。

安田伊佐夫厩舎から中央で競走馬デビューしましたが、

テンションの上がりやすい性格が災いし、

パドックで終わり、レースまで気合が続かない…というパターンが多かったようです。


引退後に乗馬となった彼女は、

当時埼玉にあった筑波ライディングパークで、

現ヴィバーチェの場長である鈴木先生が担当につきます。

その後、筑波ライディングパークが宇都宮に移転する際、

担当であった鈴木先生がそのまま譲り受けることとなりました。


乗用馬になってからもそのハイテンションは健在で、

障害の試合で観客が引くほどのハイスピードでぶっ飛ばすことも。

しかし馬場馬術の才があり、とても素晴らしい歩様を披露してくれます。

ヴィバーチェの最年長となった今は、そんなかつての盛んな血気も鳴りを潜めましたが、

まれにやんちゃの片鱗が覗くことも。


また、忘れてはいけないのが、なずなはスーパータレントホースであるということ!

数々のドラマやステージで、名だたるタレントの皆様と共演してきました。

そんな彼女の代表作はやはり、2005年のクリスマスに行われた、

Gacktさんの東京ドームライブのオープニングアクトでしょう!

ステージ上を5頭の馬が疾走するというインパクト抜群の演出がおこなわれ、今でも語り草となっているのですが、

この時、前から2番目を走ったのがこのなずなです。

映像も残っていますので、機会がありましたらぜひ見てみてくださいね!


現在は蟻洞が悪化してしまい、レッスンには出られずに療養中です。

症状は一進一退を繰り返していますが、いずれ良くなることを、会員一同願っております。


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次回は牡馬・せん馬たちをご紹介してまいります。

よろしければまたご覧にお越しくださいませ!