こんにちは。イマックデザイナー奥谷です。クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!・なぜイマックはフランスのイメージがあるの?・なぜ「イマックデザイナー奥谷です」と自己紹介しつつ「アレクシア」という名前もあるの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。今日はその背景をご説明したいと思います。もともと、母がフランスに渡ってデザインの仕事をしていたのがきっかけでした。最初はパリのデザイン事務所に所属して仕事をしていましたが、のちに独立してテキスタイルデザイナーとして仕事をし、10年ほどたったところでコスチュームジュエリーと出会ったそうです。その頃にはパリで出会った父と結婚し、私が生まれていました。私が日本名とフランス名の2つの名前を持っているのは、そのためです。「Aleksia(アレクシア)」が私のフランス名です。コスチュームジュエリーの魅力にひかれた母は、ジュエリーデザイナーに転身し、「imac」というブランドを立ち上げました。「imac」の意味は、「International Mode & Art Company」の略です。母はテキスタイルデザインを通して身につけた植物や動物のデッサン力を活かし、絵を描くように様々なモチーフのジュエリーデザインをしました。そしてフランスをはじめ、ヨーロッパの工房を訪ね、そのデッサンをコスチュームジュエリーとして実現する技術力を持つ職人たちと出会いました。それがイマックの始まりです。その職人たちとは、今や何十年もの付き合いです。フランスでは、いくつもの工房と長く仕事をしてきました。例えば、・ヘアアクセサリー工房:アルプス地方には、伝統的にヘアアクセサリーの工房が多い町があります。その中の1つがこの工房です。家族経営の小さな工房で、腕の良い職人を抱え、イタリア製の樹脂版を加工して、美しいヘアアクセサリーを作る技術を持っています。イマックのパリオフィスで打ち合わせをしたり、イマックデザインチームが工房に赴いたりしながら物作りをしています。・コスチュームジュエリー工房:パリで個人が営む小さな工房ですが、樹脂専門工房としてフランスではよく知られていて高い技術力があります。ハイブランドのコスチュームジュエリーも受注する、実績ある工房です。工房オーナー自身が職人として制作し、イマックデザインチームが依頼する(時には)難しい形状も確かな技術で美しく実現してくれます。・コスチュームジュエリー工房:南仏に工場を持ち、パリにオフィスを構える工房。七宝や天然素材など、様々な素材、モチーフを扱う技術力を持ち、ハイブランドのコスチュームジュエリーも受注しています。・ヘアアクセサリー工房:ブルターニュ地方に工房を構え、周りに広がる自然の美しさをアクセサリーに表す表現力と、高い技術力を持っています。工房オーナー自身が職人として制作し、丁寧な手仕事と美しい形やカラーへのこだわりを持った物作りを行う工房です。などなど、フランスには多くの素晴らしい工房があります。しかし、フランスでも日本と同様、後継者問題が深刻です。後継者が見つからず工房が廃業となると、貴重な技術やパーツが失われる危機に瀕してしまいます。私の周りでも、・後継者がいない・姪や知り合いを後継者にしようと育てたが、継ぐ意志がない・子供が自社に入ってくれない(違う業界の仕事を希望する)など、フランス工房の後継者不足についての話を耳にします。それに加えて新型コロナウイルスの流行があり、後継者不足問題も加速しているように思います。この問題を今日明日に解決することは難しいですが、長期的な取り組みとして、このフランスの工房における後継者不足問題の支援ができないか、できるとしたらどのような形でできるのかを、考えていきたいと思っています。素晴らしい技術とセンスを持った工房が紡ぎだすアクセサリーの数々を、日本の皆さんにこれからも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!------------------------------------------------------------☆初めてご覧になる方へ☆皆さまに笑顔をお届けするプロジェクト。1978年創業ブランド「イマック」がヨーロッパの職人と作り上げるアクセサリーです。現在の支援者数=43人現在の支援総額=856,500円https://camp-fire.jp/projects/view/547539
こんにちは。イマックデザイナー奥谷です。クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!「バイアス(偏見)をなくそう」という取り組みを、よく耳にするようになりました。誰もが意識・無意識の偏見を持っていて、それら偏見は脳に組み込まれているものです。ですが、コミュニケーションをとり、質問したり議論することによって偏見を減らしていくことができます。「ジェンダーギャップ」という言葉をご存知でしょうか?これは、男女の違いで生じている格差や、観念により生み出された不平等のことを指します。ジェンダーギャップは社会の制度や習慣などさまざまな分野に根強く残っており、この問題の解決は日本だけでなく、世界的にも重要度の高い課題であると言われています。それに関連して、「ジェンダーギャップ指数」という指標があります。これは、男女差を測る指標です。世界経済フォーラム(World Economic Forum/WEF)が2006年から毎年公表している指数です。各国の発展レベルを抜きにして、男女差のみに着目されているのが特徴です。14の指標(小項目)を政治・経済・教育・健康の4分野に分け、男女格差をスコア化し、4分野それぞれのスコアの平均値を総合スコアとしてランキングが作成されます。スコアは基本的には「女性÷男性」で計算され、0が完全不平等、1が完全平等となります。スコアが1に近い国ほど男女が平等ということです。2021年3月に発表された「ジェンダー・ギャップ指数2021」によると、2021年の日本の総合スコアは0.656。調査対象である156カ国中120位という位置づけです。対象156カ国の最新ランキングは画像の通り。(引用:ELEMINISTより)日本の120位というランキング結果は、引き続きG7では最下位。先進国の中でも最低レベルです。また、102位の韓国や107位の中国、ASEAN諸国よりも低い結果となりました。この結果を受けても、日本国内におけるジェンダーギャップの解消は重要課題といえると思います。ジェンダーギャップを生む根本原因は「女性はこうである」「男性はこうである」などのアンコンシャス・バイアスが残っており、それを取り払えないことにあると考えられています。ジェンダーギャップを縮小していくためには、男女で支え合うための環境づくりが欠かせません。そのためには、一人ひとりがまずは身の回りの小さな違和感に声をあげていくことが必要です。そして、男女格差問題をクリアすることが、持続可能な環境の整備やさらなる発展につながるという意識を持つことが大事ではないでしょうか。私はフランスで生まれ育ったので、フランス人の友人もいます。フランスでは、5~6年前から「"女らしさ" "男らしさ"について言及するのをやめよう」という動きが一般に浸透してきました。例えば、子育て世代だとA:「うちの息子は森を走り回るのが好きで」B:「あ~男の子だもんね。元気でいいね」などという会話を、つい習慣として何気なくしてしまうことがフランスでも多くありました。「そういう性別による決めつけをやめよう」という取り組みが、フランスで一般に行われるようになると、その会話の後にB:「あ、今のは性別で分ける発言だったね」A:「本当だ。つい習慣で言ってしまうけど気をつけなきゃ」という会話が後に続くようになりました。これまで長く刷り込まれたバイアスは、すぐになくなることはありません。これまでの習慣でつい性別による決めつけをしてしまう場面もあるでしょう。しかし、一人ひとりがそのバイアスを正す意識を持てば、変えていくことができるのです。読んでいただき、ありがとうございます!------------------------------------------------------------☆初めてご覧になる方へ☆皆さまに笑顔をお届けするプロジェクト。1978年創業ブランド「イマック」がヨーロッパの職人と作り上げるアクセサリーです。現在の支援者数=42人現在の支援総額=831,500円https://camp-fire.jp/projects/view/547539
こんにちは。イマックデザイナー奥谷です。クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!クラウドファンディング終了まで残り1週間となりました。現在までのご報告をさせていただきます。-------------------------------目標金額:100万円-------------------------------達成率:59.9%-------------------------------支援総額:59万9千円-------------------------------支援者数:36名-------------------------------プロジェクトURL https://camp-fire.jp/projects/view/547539ご支援いただきました皆様に心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。【応援よろしくお願いします】以下の応援をいただけたら嬉しいです!①https://camp-fire.jp/projects/view/547539をfacebookやtwitterでシェア拡散お願いします。②クラウドファンディングに支援5,000円からご支援いただけます。【めざせ達成率100%】ひとりひとりのご支援が重なって大きな目標を達成することができるクラウドファンディング終了まで1週間を切りました!100%達成を目指して、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
こんにちは。イマックデザイナー奥谷です。クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!<取り組んでいきたいこと① 女性のエンパワメント>先日、このプロジェクトについてプレゼンする機会をいただきました。その際に、今後取り組んでいきたいことも合わせてお話しました。その思いを、こちらでも共有させていただきます。今後取り組んでいきたいこととして、・女性のエンパワメント・ジェンダーレスがあります。※「エンパワメント」とは、一人ひとりが本来持っている力を発揮し、自らの意思決定により自発的に行動できるようにすることを意味します。<女性のエンパワメント>1年ほど前から女性の起業支援をする機会があり、その際に気付いたのが、子育てがひと段落した世代で起業を志す女性が多いことです。その世代は、「子育てが落ち着いて、自分がやりたかったことを実現したい」という思いが湧き上がってくる年代のようです。そして、そんな女性たちの多くが「自分らしく」「自由に」という言葉を、起業のコンセプトや訴えたいメッセージとして挙げています。そのような思いを聞き、勇気を出して一歩を踏み出す女性たちを応援したい、自己実現のお手伝いができたらと思っていました。でも、気付いたんです。自由を求めている女性は全ての年代にいる事を。国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)のうちのひとつに「ジェンダー平等を実現しよう」があります。これは、「すべての女性や女児が最大限に能力を発揮できる社会をつくること」「性別にかかわらず平等に機会が与えられる社会をつくること」が目的とされたものです。新型コロナウイルス流行によって、男女格差の解消スピードが鈍化していると言われています。日本でも非正規雇用の女性たちに深刻な影響が出ていますが、世界的に見ても男性に比べて女性のほうがパンデミックの影響をダイレクトに受けていると言われます。具体的には、経済活動の停滞による失業率の高さや、外出制限下における女性の家事負担の増加です。「すべての女性や女児が最大限に能力を発揮できる社会をつくること」これからも外的環境は変化し続けるでしょう。しかし、どのような状況においてもこの目標を実現するために、あらゆる世代の女性たちを支援できるような取り組みをしていけたらと思っています。長くなってしまうので、もう一つの「ジェンダーレス」についてはまた次回!読んでいただき、ありがとうございます!------------------------------------------------------------☆初めてご覧になる方へ☆皆さまに笑顔をお届けするプロジェクト。1978年創業ブランド「イマック」がヨーロッパの職人と作り上げるアクセサリーです。現在の支援者数=35人現在の支援総額=549,000円https://camp-fire.jp/projects/view/547539
こんにちは。イマックデザイナー奥谷です。クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます!皆さまからいただいた応援コメントの一部をご紹介させていただきます。・沢山の方を笑顔に!というコンセプトに共感しました!ステキなジュエリーなので多くの方に知ってほしいです。応援しています!頑張ってください!・素敵な試み、職人さんの丁寧なお仕事と作品が多くの方に届くといいですね!・心も弾むようなきれいなものをとても丁寧に作っているイマックを応援します。・学生の頃からイマックの大ファンです。日本製には無い感性と技術をこれからも存続して欲しいと願い、参加させて頂きました。応援してます。などなど、たくさんの応援コメントをいただいております!あたたかいメッセージをいただき、感謝申し上げます。皆さまのメッセージが原動力となり、デザインやマーケティングに繋がっていきます。一つ一つのメッセージを心に刻み、これからも取り組んでいきたいと思います!------------------------------------------------------------☆初めてご覧になる方へ☆皆さまに笑顔をお届けするプロジェクト。1978年創業ブランド「イマック」がヨーロッパの職人と作り上げるアクセサリーです。現在の支援者数=35人現在の支援総額=549,000円https://camp-fire.jp/projects/view/547539