2022/02/12 00:40

<投稿:2/9 7:21>


tomoni.のクラウドファンディング、61時間で目標金額を達成しました。
達成するだろう、いや達成させる!という気持ちで準備をしてきたけど、ここまでのスピードでとは思ってもいませんでした。みんなもそうかもしれない。

自分たちが歩んできた道で、つながってきた人たちが、こんなにも自分を勇気づけてくれている。応援の気持ちを行動やカタチにしてくれている。世界で起こっていることに私自身が追いつかないほどに。

「ありがとう」しか言葉がでないけど、
同時に「侮ってごめんなさい」だ。
自分たちと周りのみんなで、こんなことが起こせるなんて、実感としてちゃんとわかっていなかったから。

ありがとう、ありがとう。
ごめんなさい、そしてありがとう。

見せてくれて、ありがとう。
ヒロが書いていたように、tomoni.の願いをみんなの願いとして、一緒に抱えてくれたようだよ。含まれたのは私の方だったかもしれない。

「願いを持ってもいいんだよ」
「思ってはいけないことなんてないんだよ」

期間中に、目の前に現れたメッセージ。
そして思い出す、小説の一片。読んで涙が止まらなかった。


「神さまになりたかった。なにも踏みつけずに、諦めずに、思うがままにすべてを救える万能の神さまになりたかった。ずっと。今もまだ。それを願っているけれど、そんなものになれはしないことだって、知っていた。」
『サクラダリセット7』


悲しむ人をなくしたい。そのために特殊能力を使う青年たちの物語。優しくて賢い、どんな痛みも忘れない能力をもつ少年と、3日間時を巻き戻せる少女。
痛みを忘れないということは、願いを忘れないということ。だから、「悲しむ人をできるかぎりなくす」という不可能な夢に挑み続ける。そんなことができないことは知っている。でも、それを目指し続ける。


「世界はどうしたら平和になるのか」という壮大な志しと、未熟で勇気のない私。なんども自分を幻滅し、やっていたことを放り投げた。それでも、歩いているのは、この道だった。

いのちが痛んだり無くなってしまうと、私の中では「あぁ、またこぼれ落ちていく」と感じる。手が足りない。全然、力が及ばない。

みんなを含んでいたい。誰も、どの想いも取りこぼさず、置いていかない自分で在りたい。

繊細な人が、その繊細さを愛し活かせる世界がみたい。マイノリティや生きづらさを抱える人たちが、堂々と次のパラダイムへの先導者となり、多様性の証明とロールモデルになる、ヒーローになっていく道を一緒に歩みたい。

マイノリティだけじゃなく、これは全人類への願い。痛みを持たない人はいない。マイノリティでない人はいない。恐れからではなく願いから生きる次のパラダイムへの旅路。いっしょにいきましょう。

願いはみんなで持てる。願いは引き継いでいける。だから、願ってもいいんだね。
二本の腕でやらなくていいんだった。思い出させてくれて、ありがとう。


そもそも資金調達が第一目的ではないけれど、61時間で達成するということは、ますますそういうことなんだと思いました。

「ここからだね」と言ってくれた人がいた。うん。

みなさん、ここからです。
関わってくれたみんなや、これから出会う人たちが、勇気づけられることをしよう。
願いを持っていいんだと、願いを生きる道を「ますます」歩く、希望を、夢を描こう。

3/12まで自分たちを大切にしながら進もう。
ともに居てくれて、ありがとう!


ネクストゴールについては、またお知らせします。