ご挨拶
始めまして。
都内で映画製作・映像広告製作をしている監督の天野友二朗と申します。
この度、映画『わたしの魔境』製作費をクラウドファンディングさせて頂きます。
本作は、昨年末までの撮影と、今年3月の撮影に分けて製作します。3月の大規模な撮影を行う上で、少しでも良い作品にするために、製作資金のご支援をお願い致します。
『わたしの魔境』企画概要
構想5年。元NMB48近藤里奈 映画初主演。
実際の元オウム真理教信者や、死刑囚親族への取材を基に、普通の現代OLが新興宗教にはまり、犯罪に手を染める様を描く。
取材パートと現代を舞台にしたフィクションパートを通して、現代にも潜む様々な洗脳の実態を暴く。フィクションパートでは、「コロナ禍の現代にもし同じようなカルト教団があった場合、どう人々が染まっていくか?」を描く。
地下鉄サリン事件から30年近くが経過した今、コロナ禍で列車内の傷害事件が多発している現状を踏まえ、今私たちの心に何が起きているのかに向き合う。
『わたしの魔境』メイキング付特別映像はこちら
(※井上嘉浩元死刑囚の支援者であり、高校の先輩である平野住職の劇中インタビュー映像を使用)
◆キャスト一覧
近藤里奈
牛丸亮 / 山中アラタ / 小原徳子 / 児玉拓郎 / 江藤あや
芦原健介 / 櫻井健人 / 竹田哲朗 / 園山敬介 / 範田紗々 / 桝田幸希 / 西原愛夏 / 須森隆文 / 入江崇史 / 上埜すみれ / 梁瀬泰希 / アベラヒデノブ
津田寛治
◆スタッフ一覧
企画・監督・脚本 天野友二朗
製作・プロデューサー 若月ふみか / 天野友二朗
撮影 (フィクションパート) 根岸憲一 / 撮影助手 高瀬大輔
撮影 (取材パート) 天野友二朗
編集 天野友二朗
録音 衛藤なな
メイキング 金子奈央
宣伝ビジュアル 東福寺基佳
『わたしの魔境』ストーリー
コロナ禍でSNS動画メディアが急成長した2021年。
YouTubeやTikTokを駆使して台頭する新興宗教「ニルヴァーナ」と、それに翻弄される人々を描く。
舞台を現代に置き換えたフィクションパートでは、 実際のオウム真理教事件でも問題になった、出家による親子の絶縁、教団内部での殺人、外部社会に対するテロ行為などを基に、今の時代にも形を変えて存在する様々な問題点に向き合う。
『わたしの魔境』ティザー予告編
(※この予告は、昨年末までに撮影した映像で作成)
リターン一覧 (リターン購入画面はスマホ画面最下部までスクロール)
※追加リターン(2/21)
※追加リターン(2/16)
※追加リターン(2/1)
※追加リターン(2/8)
監督からのコメント・製作経緯はキャスト情報の下に記載
キャスト・スタッフ情報詳細
監督・脚本・編集 天野友二朗
◆プロフィール
1990年9月14日 東京都生まれ。兵庫県出身。
映画監督・映像広告製作クリエイター。
大学院で医学系基礎研究を学ぶ傍ら、映像制作に目覚め、自主製作で映画制作を始める。
就職後は、医療系ラボで科学技術者として働く傍ら、映像製作をスタート。
自己資金とクラウドファンディングで、70万円の低予算で製作した自主製作映画が、劇場公開、全国TSUTAYA・GEO他DVDリリースを果たす。2年後、『幸福な囚人』(19)では、朝日放送グループ企業からの出資で商業デビューを果たす。
コロナ禍の2021年、格闘家YouTuber矢地祐介や、R1グランプリ2009王者の芸人 中山功太らが出演するアクション映画『復讐代行人』を製作。登録者13万人のYouTubeチャンネル上で無料公開中。
現在は医療業界から映像広告業界に転身。
◆YouTube映画『復讐代行人』予告編
◆『復讐代行人』本編視聴リンク
◆天野友二朗 TWITTER
キャスト一覧・出演者からのメッセージ
主演 近藤里奈 (ヒロイン 湯川華役)
◆役柄
どこにでもいる普通の新卒入社OL。あるトラウマをきっかけに、宗教にのめり込む。
◆プロフィール
元NMB48出身、現在23歳の新進女優。
今作が、映画初主演となる。
2010年 NNB48一期生 加入
2016年 NMB48 卒業
2021年公開 映画『かば』出演
◆コメント
お話をいただいてからすぐにお願いしますと迷いなく返事しました。
オウム真理教の資料などを読んでまず思ったのが、もしこの時代にオウム真理教があったなら私も入ってしまうかもしれない。なので私はこの映画を通して身近にある危険性をみんなに伝えたいと思いました。
◆近藤里奈 TWITTER
津田寛治 (野口伸介 統括部長役)
◆役柄
マルチ商法の会社を仕切る冷徹な部長
◆プロフィール
1965年8月27日生まれ。福井県出身。
牛丸亮 (教祖役)
◆役柄
TikTokやYouTubeを駆使して台頭する新興宗教"ニルヴァーナ"の教祖
◆プロフィール
1980年8月8日生まれ。岐阜県出身。
『かば』(川本貴弘監督)、『復讐代行人』(天野友二朗監督)、『激怒』(高橋ヨシキ監督)など、映画を中心に幅広く活動。
◆牛丸亮 TWITTER
山中アラタ (豊川英雄役)
◆役柄
教祖の右腕 男性幹部信者。次第に教団の在り方に疑問を抱き、葛藤していく。
◆プロフィール
1972年12月20日生まれ。大阪府出身。
『ミスター・ルーキー』(02)で映画デビュー後、映画、テレビドラマ、CMと活動の幅を広げる。
『愛のむきだし』(09)『恋の罪』(11)『ヒミズ』(12)『地獄でなぜ悪い』(13)など園子温監督作品の常連となる。最近の主な出演作は、『幸福な囚人』(主演)(天野友二朗監督)、『初恋』(三池崇史監督)、『かば』(主演)(川本貴弘監督)などがある。
◆コメント
俳優として自分が演じる以上、責任感を持たなければいけないと常々考えています。
今作は日本の歴史上、多くの被害者を出した、絶対に忘れてはならない事件と団体を扱うわけで、その責任感がなければ軽々しく出演をお受けすべき作品ではないとおもいます。
そして、天野監督の話を聞き、脚本を読み、この作品がただの再現モノではなく、後世に残すべきものであると感じ、出演させて頂く事になりました。今作を通して、この事件と団体を知っている方も多いと思いますが、また見方、考え方が変わっていってもらえればと思います。
◆山中アラタ TWITTER
小原徳子 (石本美和役)
◆役柄
教祖の一番弟子の女性幹部信者。教団の在り方に疑問を抱き、脱会を希望する。
◆プロフィール
1988年生まれ。長野県出身。
特技は中国語。幸薄顔から幸せになれない役を数多く演じる。
最近では脚本執筆や自身で短編映画をプロデュースするなど活動の幅を広げている。
5作の公開待機作を控え、本作に挑む。
主な出演作は、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018)『名前』(2018)『誰もいない部屋』(2019)『幸福な囚人』(2020)『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年)等多数。
◆コメント
「何かを強く信じて盲目になる」ということは、それぞれの身近にあることだと思います。
それによって、大事な人やモノを失ってしまうかもしれないし、それはもう二度と戻ってこないかもしれません。天野監督の脚本には、恐怖と悲しみ、それでも目を逸らしてはいけないことが誠実に描かれていました。失う悲しみが繰り返されないよう、この作品と真摯に向き合って撮影に臨みます。
◆小原徳子 TWITTER
児玉拓郎 (村田清彦役)
◆役柄
教祖の命令に忠実に従う男性幹部信者。
◆プロフィール
1983年1月13日生まれ。兵庫県出身。
学生の頃から自主映画制作に積極的に取り組む。大阪の劇団を経て上京。
アクションチームゼロスにて、坂口拓指導の下、同団体解散まで活動。
その後も映画を中心に、演劇、テレビドラマ、広告など多岐に渡り活動中。
『進撃の巨人』(16)、『幸福な囚人』(19)、『シュシュシュの娘』『猿楽町で会いましょう』(21)
他多数出演。
◆コメント
天野監督とは『幸福な囚人』(19)、『復讐代行人』(YouTube映画)(21)、そして本作で3度目になります。都度、新しい試みに挑戦する姿勢に、私もいつも刺激を受けます。
今作ではどんな実験が待ち受けているのか。楽しみで仕方ありません。
◆児玉拓郎 TWITTER
江藤あや (白川智子役)
◆役柄
教祖の愛人。教祖からの信頼を得ようと立ち回る女性幹部信者。
◆プロフィール
名古屋でタレント活動を経て、26歳で初舞台に立つ。
29歳で上京し、30代は主に小劇場の舞台を中心に活動。
2018年に放送されたドラマ『相棒 Season17』4話で演じたシャブ山シャブ子で強烈な印象を残し、Twitterトレンド1位に。
『相棒 Season17』第4話(18) (橋本一監督)
FOD『ブスの瞳に恋してる 2019』(19)(石井祐介監督)
『裸の天使 赤い部屋』(21)(窪田将治監督)
◆コメント
日々の目まぐるしい変化の中で必死に生きている私たちは、過去の事件の記憶など薄れていってしまうものです。この作品を通して、人間の純粋さ、弱さ、恐ろしさなどと向き合う機会を頂きました。決して他人事ではなく、誰にでも環境や出会う人によって人生はどうにでも転がってしまうものだという事を忘れてはならないと思います。
◆江藤あや TWITTER
櫻井健人 (井上太郎役)
◆役柄
純粋でまっすぐな性格から教団幹部に利用される若手会社員。
◆プロフィール
2000年6月11日生まれ。
『彼女が好きなものは』(21)(草野翔吾監督)
『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』(20)(波多野貴文監督)
『風の電話』(20)(諏訪敦彦監督)
他多数出演。
◆コメント
苦しみの中に生きる時、安らぎや救いを宗教に求めたくなることは誰にでもあるでしょう。
地下鉄サリン事件が起きた当時、まだ生まれていなかった僕と同じ若い世代の方々にも、是非この映画を観て頂きたいです。大切な家族や他の誰かを傷つけたり悲しませるような道を選択しないために。
芦原健介 (斎藤英明本部長役)
◆役柄
マルチ商法の会社で、野口本部長の元で忠実に働くパワハラ上司。
◆プロフィール
早稲田大学在学時より俳優活動を開始。
舞台に限らず映画やCMなど幅広い分野で俳優活動を続けている。
また監督した映画『マニブスの種』が福井駅前短編映画祭でグランプリを受賞するなど、俳優以外の活動も精力的に行っている。
『その神の名は嫉妬』(監督・主演)(20)
『いる』(20)(礒部泰宏監督)
『セーラー忍者かげちよ』(20)(小山亮太監督)
『Red』(20)(三島有紀子監督)
『アストラル・アブノーマル鈴木さん』(19)(大野大輔監督)
他多数出演。
◆コメント
本作は実際に日本で起こった未曽有の事件を題材としております。
あれから20年以上経ちましたが、今の日本はあの日々からずっと地続きで、そしてこれからの未来もずっとそうです。そんな当たり前の事実と真摯に向き合って、この題材に挑みたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
◆芦原健介 TWITTER
竹田哲朗 (日村正主任役)
◆役柄
マルチ商法の社員。ヒロインにトラウマを加える加害者。
◆プロフィール
大学卒業後、サラリーマン経験を経て、芝居の世界へ。
学生やサラリーマンなどの真面目な役柄から、チンピラやヤンキーなどの特化した役柄まで幅広く演じることができる。特技に韓国語を挙げ、近年には韓国人を演じる機会も多い。
YouTube映画『復讐代行人』(21)
映画『かば』 (21)
映画『幸福な囚人』 2019年、
ドラマ『絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~』第4話(18)
Netflixドラマ『Jimmy ~アホみたいなホンマの話~』第1・2話(18)
他多数出演。
◆コメント
生きていく上で必ず人間と「関わる」ことが避けられない現実世界の中で、その時間をどのように過ごすか・誰と関わるかで、人の性格や周囲との関係が大きく変動・形成されていくと自身は考えます。
一つでもボタンを掛け違えたりほんの些細な選択をすることが、人生において自身にも周りにも大きな影響を及ぼしていくことがあるということを、本作を通して世に伝えられていければと意気込みます。
◆竹田哲朗 TWITTER
園山敬介 (戸田彰浩役)
◆役柄
マルチ商法の社員。日村の悪友の上司。
◆プロフィール
1986年5月6日生まれ。神奈川県出身。
映像を中心に活動中。主な出演作に『リスタート』(品川ヒロシ監督)
『ロード・オブ・ONARI』(酒井善史監督)(ヨーロッパ企画)
テレビ東京『闇芝居10期』
CX「痛快TVスカッとジャパン」
smash.オリジナルドラマ "スマホラー"の『ちゃんと食べる』(中神円監督)
他多数出演。
◆園山敬介 TWITTER
範田紗々 (丸山ひかり役)
◆役柄
マルチ商法の社員。社内のパワハラを黙認し、割り切って働いている。
◆プロフィール
グラビアアイドルからセクシー女優に転身し話題となる。
その後も映画や舞台、バラエティなど幅広いジャンルで活動を続け
2022年でデビュー20周年を迎える。Vシネマ100本出演が目標である。
『東京大学物語』(06)
『凶悪』(13)
『ホームジャック』シリーズ(16)
『孤狼の血』(18)
『おまえ次第 私の奴隷になりなさい・第3章』(18)
他多数出演。
◆コメント
現状に満足して腐りかけていた頃に台本を受け取り、読む手が止まらないほどの衝撃的な作品と巡り会えたことに感謝しつつも、当時子供だったわたしですら鮮明に憶えている事件の映画化…。
真実を知るのはとても怖いことでもありますが、この先自分が何かの事件の当事者になって「普通」の生活が出来なくなってしまう可能性だってある。
どうして人が変わってしまうのか、この作品を通じて一緒に考えて行けたらと思います。
よろしくお願いいたします。
◆範田紗々 TWITTER
桝田幸希 (中内千野役)
◆役柄
マルチ商法の会社で働く社員。転職する気力もなく、割り切って居座っている。
◆プロフィール
1991年3月9日生まれ。愛知県出身。
映画『屋根裏の散歩者』(16)(窪田将治監督)(主演)
映画『風に濡れた女』(16)(塩田明彦監督)(主演)
映画『ビジランテ』(17)(入江悠監督)
映画『鼓動』(20)(品田誠監督)
映画『哀愁しんでれら』(21)(渡部亮平監督)
他多数出演。
◆桝田幸希 TWITTER
西原愛夏 (井川咲役)
◆役柄
ヒロインの同期入社の社員。ぶりっ子な態度で野口部長に取り入る。
◆プロフィール
1995年11月17日生まれ。山形県出身。
現役歯科衛生士として勤務しながら芸能活動を行う。
映画『グレーゾーン』(21) (宏洋監督)
映画『トリカゴ』(中田圭監督)
舞台『遠山の金さん』(ヒロイン) (21)
他多数出演。
◆コメント
今回『わたしの魔境』に関わらせて頂き、とても光栄です。地下鉄サリン事件が起きたのは、ちょうど私が生まれた年、生まれる数か月前の事です。そういった悲劇が起きた事は、小さい頃から聞かされていましたが、同じ過ちを繰り返さないためにも、私たちも知るべきですし、また伝えていく必要があるんだなと考えさせられました。
◆西原愛夏 TWITTER
須森隆文 (中本仁役)
◆役柄
熱心な信者。修行中の事故に巻き込まれてしまう。
◆プロフィール
1988年5月27日、静岡県生まれ。2011年、佐藤考太郎監督作『山犬』にてデビュー。
映画『水の声を聞く』(14)
映画『ぼくらの亡命』(17)
映画『青春夜話 Amazing Place』(17)
ドラマ『やすらぎの刻~道』(19)
King Gnu『千両役者』MV(20)
他多数出演。
◆コメント
自身物心ついた頃に起きた初めての衝撃的な事件が、地下鉄サリン事件でした。オウム真理教とは何だったのか。『わたしの魔境』がどのような映画になるのか。出来上がったものを観た人々は何を感じるのか。非常に興味深いです。
入江崇史 (湯川平蔵役)
◆役柄
ヒロインの父親。教団に入って行方が分からなくなった娘の姿を探し続ける。
◆プロフィール
1959年4月21日生まれ。東京都出身。
ヒューロン大学、テンプル大学で比較文化学心理学を学ぶ。
その後、円演劇研究所を経て1978年に渡米。
ニューヨークではファイニス・ジュング、ベッツィ・ハーブに師事。
5年後に帰国し、文学座付属養成所に入所する。
1986年にテアトル・エコーに入団。『鹿鳴館』(市川崑監督作品)青木役でデビュー。
ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(12)
ドラマ『八重の桜』(13)
映画『どうしても触れたくない』(天野千尋監督)
映画『まなざし』(卜部敦史監督)
映画『星に語りて〜Starry Sky〜』(松本動監督)
他多数出演。
◆コメント
今回の企画で、どんなに時間をかけても整理できない、複雑な問題に直面する事になると思いました。
人の心を操作し、入り込む卑劣な詐欺的手法や、身勝手な理屈で正当化する残虐行為にも、嫌悪の念しかわいてこない。一方、加害者・被害者問わず、それぞれの立場に立つ人間の弱さ・儚さ・無念さ・脆さ・憎悪・絶望・虚無感といった感情に胸が痛む。愛に飢えた人々のボタンの掛け違いを沢山見てきたからかもしれません。
◆入江崇史 TWITTER
上埜すみれ (川村英子役)
◆役柄
ヒロインと共に面接を受ける同期社員。
◆プロフィール
坪内逍遥訳シェイクスピアを能舞台で上演する劇団・鮭スペアレに所属。
日英翻訳・コメントやエッセイ寄稿など、言葉を扱う仕事にも携わる。
映画『あの娘が海辺で踊ってる』(12)(山戸結希監督)
映画『ゴーストスクワッド』(18)(井口昇監督)
映画『愛ちゃん物語♡』(22)(大野キャンディス真奈監督)
他多数出演。
◆コメント
TVで報道される事件を、自分とは関係ないと見なかった事にしていないか。映画はフィクションもノンフィクションもあなた事としてあなたの感情に直で働きかけてくる。こういう題材に触れると、私にとっての映画の存在意義を考えさせられます。
◆上埜すみれ TWITTER
梁瀬泰希 (山村竜彦役)
◆役柄
ヒロインと共に面接を受ける同期社員。
◆プロフィール
『ビューティフル、グッバイ』(19) (今村瑛一監督)
『シオリノインム』(19) (佐藤周監督)
『愛なき森で叫べ』(19) (園子温監督)
『感染 -彼女はいまシャチになる-』(21) (黒沢秋監督)
◆コメント
本題材は自分が生まれた年に起きた事件でもあり、深く道徳や、モラル、リテラシー的な点で考えなくてはならない出来事だと思っています。
本作品を通して、自分よりも若い世代や、この事件に対して深くを知らない方々へ知るきっかけにもなればいいなと思うと同時に沢山の方々へ届けられるように一生懸命頑張ります!
◆梁瀬泰希 TWITTER
アベラヒデノブ (YouTuberトモキマン役)
◆役柄
広告収入のために、新興宗教ニルヴァーナ教祖の本を宣伝する都市伝説YouTuber。
◆プロフィール
映画監督・脚本家・俳優。
1989年ニューヨーク生まれ。大阪府出身。
監督・脚本・主演『死にたすぎるハダカ』(12)が2012年モントリオール・ファンタジア映画祭入賞。監督・脚本『めちゃくちゃなステップで』(14)SSFF & ASIA 2014 UULAアワード グランプリ他、受賞歴多数。
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21)(木村慎一役)
映画『ヤクザと家族』(21)(藤井道人監督)
よるドラ『恋せぬふたり』(22)(石川大輔役)
映画『ポプラン』(22)(吉田恭介役/上田慎一郎監督)
他多数出演。
◆コメント
天野監督の世界観は決して真似できない。真似させない。
危険で美しく『生命を謳歌せよ』と世界へ向けて叫んでいる。
そんな監督の作風が僕は大好きなんです。
◆アベラヒデノブ TWITTER
松井彩葉 (幼少期のヒロイン)
スタッフ紹介
根岸憲一 (撮影監督)
◆プロフィール
撮影監督協会会員。
小津安二郎監督・成瀬巳喜男監督・溝口健二監督の撮影担当した玉井正夫氏に弟子入りし、次に大島渚監督の撮影担当した高田昭氏を師事し、武智鉄二監督『白日夢』の撮影助手を務める。その後、川上皓一氏・篠田昇氏を師事。撮影監督デビューは黒沢清監督の『地獄の警備員』。
『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』(島田洋七監督)
『地獄の警備員』(黒沢清監督)
『ほとりの朔子』(深田晃司監督)(ナント三大陸国際映画祭グランプリ)
『淵に立つ』(深田晃司監督)(カンヌ国際映画祭ある視点部門準グランプリ)
『飢えたライオン』(緒方貴臣監督)(プチョン国際ファンタスティック映画祭 最優秀アジア映画賞 受賞)(バレンシア国際映画祭 最優秀脚本賞と若手審査員賞を受賞)
他多数。
高瀬大輔 (撮影助手)
衛藤なな (録音)
◆プロフィール
1995年生まれ。
テレビの報道取材業務に従事したのち、2018年よりフリーでバラエティ番組などの撮影・音声を担当。
映画『メランコリック』(19)の制作へ参加した事をきっかけに映画にも携わる。
他には、映画『12ヶ月のカイ』(22)、JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 『東電OL殺人事件 15+5 ゴビンダさんの20年』(17)等がある。
金子奈央 (録音助手・メイキング)
◆プロフィール
映画美学校で脚本を学びながら、経理職、接客業等の経験を経て、2020年に脚本を中心に映画業界で活動を開始する。嫉妬や憎しみで、日々人々が見失いがちな「美しいもの」を思い起こさせる作品が得意。
朗読劇『桜言葉』(22) 脚本・演出
オトギショートフィルムズ『浦島家の遺産』(22) 脚本
日本民話シリーズボイスドラマCD 第65弾徳島県民話『田野久』
原作オリジナル脚本『かしこい歌姫物語』(22) 脚本
なぜ今、オウム真理教事件に向き合うか?
私は、本作の製作にあたり、数多くの書籍を読み込んできました。
事件の事を知るほどに、二度と同じ事を繰り返してはならないと強く思い、胸が痛みました。
私たちが気付けない洗脳の落とし穴とは何か?
なぜ、今この作品を撮るのか?
以下に記載します。
(※出演者情報詳細や、出演者からのメッセージは最後に記載)
責任からの解放
多くの人は、尊敬出来る理想的な誰かを求めています。
人生とは、選択や決断の連続です。その決断が大きい場合、自分の力で意思決定を下し、責任を負う事は、とても勇気が要ります。そんな時、自分が尊敬する第三者に、その意思決定を委ね、重責から解放されたいー。
これが、人が皆、無意識的に「師匠」「理想像」といった存在を求め、時に依存する理由です。
また、これこそが、オウムが多くの若者を惹きつけた理由の1つでもあります。
これは、オウム事件当時も、現代も変わらない人間の心だからこそ、学べる事は多いはずです。
TVでは明かされていない事実
特に、リアルタイムでオウム真理教事件を知らない世代が増えており、そうした人たちにも、「他人事」ではなく、「自分事」として見て頂き、教訓となる映画を残したいと私は思っています。
また、まだTV番組やYouTube等では明かされていない事実を、この映画を通して今お伝えする事で、現代社会に潜む様々な課題が浮き彫りになってくると思います。
映画として撮る意義
様々な動画メディアで、情報の上澄みを短時間で断片的に流し見する現代では、様々な出来事や事件についての「情報収集」は出来ても、それを感情を伴った「体験」として得る事は非常に難しいです。
他者の苦しみや悲しみ、喜びー。
そうした体験を、己の事として真摯に感じる機会は、今の映像メディアでは少ないのが現状です。
知識はたくさん詰め込むものの、自分の目で確かめる努力を怠る人も多く、一種の知識肥満状態とも言えます。だからこそ、「映画」として本作を撮る決断をしました。
変身願望への焦り
親への反発心や自立への焦り。早く何者かになりたいという変身願望。
これらは、誰も抱える気持ちです。しかしそれこそが、カルトへの落とし穴になります。
「きっと人生を変える何かがあるはずだ」
こうした思いは、宗教に限らず、映画や芸能の世界、普通の仕事においてもそうです。
特に、何か一つの道を究めている人ほど、気を付けなくてはなりません。
社会への敵対心
苦労を重ねて、経験からくるプライドが付いてきた頃、「私は崇高な事をやっているのだ!」と傲慢になったり、自意識過剰状態に陥る人も多くいます。そして満足のいく現状や、努力への理解が得られないと、社会や他者に対して敵対心を向けがちになります。やがて、他者の人格や経験を否定し、他者から尊厳を奪う事で、自分のプライドを守ってしまう…そうした心理状態に陥ります。
これは、宗教に限らず、映画や芸能、一般職でも同じです。
故に、私たちは、常に自分の状態を客観視する柔軟さと冷静さが必要だと学べます。
カルト問題だけではない
このように、今オウムやカルト問題を振り返る事で、現代の私たちも様々な課題に気づく事が出来ます。
故に、今回の作品では、カルトや宗教といった特定の分野だけに警鐘を鳴らすつもりはありません。
人の命を奪うとは、どういう事か?
人間の尊厳とは何なのか?
SNSメディアが溢れ、様々な出来事についての情報を、断片的に浅く流し見する現代人が忘れがちな事に対して、改めて向き合って頂きたいー。
そんな願いを込めて、本作製作に至りました。
本作を撮る経緯
しかし残念ながら、今の国内の映像製作では、商業ベースで本作を製作する事は出来ません。
私は、もっと社会に残すべきテーマがあると思ったため、 他の商業企画をお断りし、私と有志メンバーで本作を自主製作するに至りました。資金は私の自己資金です。しかしそれでは限りがあるため、今回は皆様のご支援・ご協力が必要です。
オウム真理教事件を知ったきっかけ
私は、今は映像製作業界で働いていますが、元々、大学院まで医学系基礎研究に従事していました。
1990年生まれの私にとって、オウム真理教事件は、幼い頃TVで見て知っていたものの、自分とは全く違う存在の人々が起こした事件だと捉えていました。しかし、大学院在学中、とあるTV番組で放送されていた、サリン製造の実行犯の半生について視聴し、その考えが変わりました。
誰にでもある自己実現欲求の罠
当時の私は、医学系研究に従事し、理系ラボの閉鎖空間で、毎日深夜まで実験する一学生でした。
「果たしてこれを一生の仕事して良いのだろうか?」
卒業を目前に控え、社会人生活が近づくにつれて、そんな悩みが強くなりました。今の多くの学生も、当時の私と同じ思いを抱えていると思います。1980~90年代当時も、多くの若者たちが、同じ思いを抱えていました。
彼らは探求心が高かったからこそ、オウムの教団内でその能力を肯定され、それまで感じた事がない自己重要感を見出していきます。そんな彼らがのめり込み、オウム真理教のヨガの呼吸法を通じて神秘体験に目覚め、幽体離脱体験などを通して教祖を盲信していきます。やがて彼らが犯罪に加担していった事を知り、私は自分の身に起きていたら?と思い恐怖感を覚えました。
今の日本の映像製作の課題
残念ながら、日本の問題であるにも関わらず、オウム真理教事件に真摯に向き合い、教訓として残そうとした映画監督は、国内で非常に数少ないです。今の国内映画業界は、数字を持っている人物に近づいて、「バズらせよう!」と目先の数字を稼ぐ事に躍起になりがちです。
あるいは、そうした商業作品を頑なに否定し、「周囲や世の中を見返すのだ!」という監督個人のパーソナルな感情をベースに創作し、海外映画祭受賞に躍起になって自己完結している人も多いのが現状です。
その二極化が進んでいます。これもまた表現者個人が認めて欲しいという願望が招いた視野狭窄の一つです。しかし本来、映画が社会に対して残せる事は、もっとあるのではないのでしょうか?
私は、映画とは、現実の出来事の記憶を基に作られているという事を忘れてはならないと思います。
過去の痛みを忘れた頃、歴史は過ちを繰り返します。
例えば海外では、ムンバイの同時多発テロを題材にした映画『ホテルムンバイ』等が製作され、当時の事を知らない人にも、映画が教訓として残しています。
私は、今の日本でも、過去の過ちに目を背けずに、教訓として残す映画が必要だと思います。
そこで覚悟と信念を持って、今回この映画を製作するに至りました。
組織に所属する上での自己洗脳
上司に評価して欲しい!
それは誰にでもある健常な気持ちです。しかしそれが過剰になると、職場環境がブラックであっても、組織に所属する事で得られる自己重要感に執着していきます。やがては上司や周囲の評価のために神経をすり減らし、自分自身や家族を犠牲にする…。そして自分が本当にやりたかった事を見失い、気が付いた時には病み、最悪の場合自ら命を断つ…。こうした状態の人も多いと思います。
日本の企業組織における働き方の良くない事例も、身近に潜む自己洗脳の一種です。
SNSメディアが加速させた焦り
バズらせて数字を稼ぐ!
今、多くの企業や個人が、これに躍起になっています。
こうした市場理論は物事を成功に導く上で大切です。しかし現代人の多くは、その順番を間違えています。本来「目立つ」というのは、それに見合った社会貢献や業績があった上で、後から付いてくる「結果」です。まだ何者でもない段階から、先回りして数字を稼ぐ事ばかりを考えるのは、順序が逆です。
しかし残念ながら、多くのクリエイターや企業が、「まず何を作るか?」という基本理念を軽んじ、他人の成功事例の上澄みだけをすくって模倣し、マーケティングや数字の理論から入ろうとしがちです。
一種の集団的思考停止状態に陥っています。こうした思考停止の危険性も、本作では描いています。
その原因は、InstagramやTwitter、YouTubeなどのSNSが発達し、一億総クリエイターになった事で、誰もが「目立ちたい」「何者かになりたい」という変身願望のまま、簡単に情報発信できるようになった事もあります。
映像制作者の意識の低下
YouTube広告の世界においても、外見のコンプレックスを刺激して美容商品の購買につなげる広告から、情報弱者をターゲットにした詐欺的な副業広告に至るまで、あらゆるジャンルが玉石混合に並んでいます。これもまた、深く考えずに「とりあえず利益を出してバズればいい」という企業側の一種の思考停止です。そうした情報過多に対して、見る人のリテラシーを教育する場が非常に少ないです。
全ては、見る人が引っかからないように個々人の判断力に委ねられています。
私はこの日本の現状を心配しています。
本作に込めた願い
私は、これまでも真剣に映像制作をしてきたつもりでした。
しかし今回、現実世界に起きている人の生や死を直視し、その考えは変わりました。
私がこれまでフィクションを通して描いてきた生や死、そして私が見てきた数々のフィクション作品で描かれている人間の生き様が、現実世界における人間の愛や命、尊厳の重みに比べたら、表面的なものに思えました。
現実世界における人間の愛や命の尊さに比べ、映画とは無力なものだと私は思っています。
やはり、現実の尊さを超えるものはありません。しかし無力ではありつつも、映画という媒体を通じて、現実世界における人間の愛や命、尊厳の重みに気づいてくれる人が一人でも増えるなら、私は撮る意味があると思っています。
私見ですが、映画は、映画のためにあるのではなく、現実のためにあるべきだと思います。
特に今回の映画は、多くの人を苦しめた事件があり、その上に今日の教訓があります。
同じ過ちは絶対に許されません。テロ・宗教・その他あらゆる事件を含め、もうこれ以上、大切な人を失う人が増えて欲しくないと願っています。
SNS動画メディアがあふれ、情報を流し見しがちな今だからこそ、命の重みや人間の尊厳について、見た人が考え直すきっかけを与えられたらと思っています。これは、私が映画だけではなく、様々な媒体に向けた映像広告製作もしているからこそ、俯瞰してお伝え出来る事です。
限られた中での製作にはなりますが、真摯に取り組ませて頂きます。
改めて、本作製作のために集まった有志メンバーと、これからご支援頂く皆様に感謝をお伝えさせて頂きます。何卒、本作にご支援・ご協力の程、よろしくお願い致します。
監督・脚本・プロデューサー 天野友二朗
予定スケジュール
・2022年3月:残りのパートを撮影完了
・2022年末:編集完了予定
・2023年~:劇場公開・全国DVDリリース・U-Next, Amazon等で配信予定
資金の使い道
・ドキュメンタリーパート取材費 (交通費・機材レンタル費):40万円
・フィクションパート撮影照明費 (人件費・交通費・駐車場代等 補填分):40万円
・ポスプロ費用 (MA・カラーグレーディング・その他):30万円
・スタジオレンタル費用:~75.5万円
・衣装購入・小道具購入・録音機材等レンタル・ケータリング費用:22万円
上記+手数料17%(42.5万円)(税別)=総計250万円
※目標金額を超過した場合、別途CF予定の宣伝配給費に回します。
※万が一目標金額を達成しない場合も、集まった予算とプロデューサーの自己資金で確実に完成します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【ご案内】新作映画『THIS MAN』劇場公開のお知らせ
2024/05/13 12:07映画『わたしの魔境』ご支援者の皆様ご無沙汰しております。監督の天野友二朗です。この度、新作映画『THIS MAN』が公開されるのでお知らせまでにご連絡させて頂きました。5/16(木) 18:30より、新宿ピカデリーにて完成披露上映会を行います。一般の方も勿論ご覧頂けますので、ご興味ある方は、お気軽にお越し頂けますと幸いです。また、上映前に舞台挨拶も行います。▶チケット予約はコチラ※登壇者:出口亜梨沙・木ノ本嶺浩・小原徳子・中山功太・津田寛治・天野友二朗『わたしの魔境』のキャストも何名か出演しているので、彼らのまた違った魅力を見たい方は是非劇場の大画面で作品をご覧頂けたら嬉しく思います。本作は、[2006年頃にアメリカで多数の女性が夢の中で謎の男を目撃した。男の顔のモンタージュ写真を作成し、ネットで調べたところ、その男を夢で見た人が世界中で2000人以上いた。しかし男の正体も目的も不明…]という都市伝説"this man"をベースに脚色した作品です。▶公式HPまた6/7(金)より、全国86館で劇場公開されます。もし5/16(木)にご都合合わない方は、一般公開後、是非お越しください!▶上映劇場一覧『わたしの魔境』とは違う題材ですが、同じ目に見えないスピリチュアルなものを信じ、偶然に起きた点と点を線で結んで勝手に必然だと思い込み、そこに因果を見出そうとする人間心理などは共通する要素があると思っています。また、人間の力では太刀打ちできない大きな力で世界がコントロールされているという世界観や、"いつ死ぬか分からないからこそ人は幸せに生きることが出来る"という死生観などは前作に通じるものもあると思います。ご興味ある方は是非!※北米最大のホラー・スリラー映画祭 ファンタジア国際映画祭入選審査員評"『THIS MAN』は西洋発祥の都市伝説と Jホラーを完璧な恐怖で融合させた。 監督・脚本の天野友二朗(『わたしの魔境』)は『リング』『イットフォローズ』『エルム街の悪夢』などを参考にしながら、東洋と西洋の古典的スタイルを巧みに融合させ、観る者にコロナ禍の惨劇のような緊張感を与える重苦しい作品に仕上げた。 2024年、世界的なホラー映画が豊作だが、その頂点として『THIS MAN』は必ず観客の記憶に残るだろう。これだけのポテンシャルがあれば、ハリウッドでリメイクされても不思議ではない。" もっと見る
『わたしの魔境』新聞掲載!
2023/04/25 18:00『わたしの魔境』夕刊フジの紙面に取り上げて頂き新聞掲載されました!監督・キャストらのコメントと共に掲載して頂いています。※映画は現在Amazon・U-NEXT・DMM・dTV他複数有料配信中!▶U-NEXT視聴はコチラ▶Amazon Prime視聴はコチラ▶予告編はコチラ もっと見る
『わたしの魔境』Yahoo!ニュース&東スポ掲載!
2023/04/15 18:41『わたしの魔境』4月5日より、U-NEXT・Amazon・dTV他各種サイトで有料配信が始まっています。初日からすごい反響を頂いております。本作に興味を持ったライターさんからのお声がけで、Yahoo!ニュースと東スポに掲載して頂きました。監督のコメントや、主演 近藤里奈さん、出演者 江藤あやさんらのコメントなどが掲載されています。▶Yahoo!ニュースはコチラ▶東スポはコチラまた、本作を見た各界からのコメントも下記にご紹介させて頂きます。サンフランシスコインディペンデント映画祭審査員『わたしの魔境』は率直に言って、時間を無駄にしない。 (中略) 天野は、彼独自のストーリーを再度直視する事を躊躇せず、元オウムのメンバーたちに対して、これで終わったわけではないと言う。 教団に入信して行方不明になった者を探し続け、戻ってきてくれることを待ち続け、最後まで会えなかった信者の家族もいる事に触れている。 (中略) 現在主流化している悲劇ポルノに対するアンチテーゼである。映画監督 深田晃司「ユニーク」の一言ではとても言い足りない、天野友二朗監督オリジナルな手法で活写されるオウム真理教事件。貴重なドキュメンタリー証言と、天野節溢れるフィクションパートの衝突こそが、この作品の誠実さであったと分かるラストシーンにハッとさせられた。そして野心的な試みを支えるベテラン根岸憲一カメラマンの撮影も必見。残酷映画紹介TikToker レネリー気がつけば居場所をなくし、疎外感を感じてしまう現代社会。だからこそ、ゾッとしてしまう。今もしかしたら、自分も”そうなってしまうのではないか”と。描かれているものは、我々の身にも降りかかっても決しておかしくはない。何もかもを失った明日を迎える前に、改めて胸に手を当てて考えてみて。この映画は老若男女問わず多くの方に観てほしい。皆がこの映画を観て何を思うのか。すごく興味がある。▶レネリーさんの映画紹介動画はコチラ映画監督 清水崇人は、自分を騙し信じ込んでまで、他者や世の中を騙し、陥れる。死や殺意までも正当化出来てしまう。それ程に強く脆く……哀しい。ラストシーン……天野監督の“それでも人を、自分を信じたい”と、優しく切ない想いが感じられた。嘘でも信じ合いたいもんな……それは、タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のラストに感じられた思いに似ていた。過去に繰り返された惨事や悲劇を二度と繰り返さない為にも、この時期を生きず、知らなかった世代に観てほしい。そして、それは自分や自分の愛する人と世でもある事を胸に刻んで欲しい…宗教二世の方や、カルトに勧誘された経験のある方、そしてTikTokを通じて作品を知った20代など、幅広い層に広がっています。U-NEXTなら399円からご覧になれます!気になった方は、是非。作品公式Twitterでは、皆様からのコメントをRT・ご紹介させて頂いております。▶作品公式Twitterはコチラ もっと見る
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