2022/09/14 07:00
こんにちは、国際NGO ViVIDです。
弊団体が支援しているシングルマザーたちの情報をまとめてみました!
〇年齢
シングルマザー達の現在の年齢は23歳から66歳まで様々なのですが、初妊娠の年齢はアンケートに回答したシングルマザー達の半数が20歳以下と回答しています。また、最年少は14歳です。この結果から、若年妊娠が教育に影響を及ぼしているかもしれないと推測することができます。
〇学歴
最終学歴は、回答したシングルマザー達14人のうち、小学校卒業が28.6%、中学校卒業が21.4%、高校卒業が14.3%、大学卒業14.3%という割合になりました。また、父親の最終学歴は、15件の回答があったうち、小学校卒業が53.3%、高校卒業が26.7%、大学卒業20%という割合になっています。シングルマザー達の年齢幅が広いため、時代背景も考慮しないといけませんが、このような結果が明らかになりました。
〇職業
回答があった19名のうち、9名がTraderに就いていることが分かりました。Traderといっても実家が農家の場合と雇われている場合が考えられます。職業に関しては、今後、より明確に調査する必要があります。また、週に6日以上働いているシングルマザー達が、16人のうち68.8%存在することが分かりました。その一方で、週5日働く人も25%います。
〇給料と満足度
給料は、人によって様々ですが、月300-350cedi(約5000円前後)と回答する人が1番多い結果になりました。また、職に対する満足度を1から10で尋ねたところ、最高点の10を回答する人が16人中6人いました。この質問に関しては、職業の選択肢が広がった場合、結果が変わってくるだろうと我々は推測しています。
〇経済的負担
現在経済的負担を感じているかという質問に対して、回答者20名中18名が「経済的負担を感じている」と答えました。具体的には、生活費や子供の養育費などが挙げられていました。そのような負担を抱える理由としては、パートナーがいないため経済的サポートがないことが挙げられており、仕事で十分な稼ぎがないことも更に追い打ちをかけているのではないかと我々は推測しています。
〇精神的負担
回答者20名のうち、17名が精神的負担を感じている結果となりました。また、その負担は経済的環境に関連しているものが多く、自分たちの生活費や子供たちの学費を十分に拠出できないことが精神的不安に繋がる流れがあると推測できます。
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