皆様、おはようございます。
沙道プロジェクトへの応援とご支援、誠にありがとうございます!
本日は、「3種の落款印には何を彫ったら良いのか?」について説明いたします。
ちなみに、印章の正式な数え方、特に篆刻は、顆(か)という言葉を使いますので、正式には3顆の落款印!
まず、この龍の写仏に捺してある映水さんの落款印をご覧ください。
右上に捺してある印を「引首印」(または関防印 (冠帽印 ))と呼びます。
この印に篆刻する字には、特に決まりはないので、好きな言葉を選んで頂くのが良いと思います。2〜3字がお薦めです。
(映水さんの落款は「沙道プロジェクト」の「沙道」と篆刻されています。)
文字が朱で表れる印(朱文)で作ります。
左下の2種のうち上の方の印は、姓名印と呼ばれるモノで、本名を姓名で入れます。
(映水さんの落款の場合は、「山梨大使」と篆刻されています。)
こちらは、文字を白抜きにする印(白文)で作ります。
最後の左下の下の印は雅号印。雅号や別号(本名とは別に使用する名称)を入れますが、もしない場合は名前を朱文で入れます。
(映水さんの落款では「映水」と篆刻されています。)
沙道プロジェクトの落款を担当するのは、甲州手彫り印章の伝統工芸士である望月煌雅さんと、彫刻士である二宮啓太さん。二名で貴方の落款印を真心こめて手彫りいたします。
山梨県身延町、市川三郷町、富士川町、早川町、南部町の職人やアーティストが協力して一つの作品を作り上げる「沙道プロジェクト」への応援、ご支援をよろしくお願いいたします。