こんにちは。
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さて、本日は、映水さんと長い時間をかけて写仏に適した和紙を開発した身延町西嶋の山十製紙の笠井伸二さんを紹介いたします。
笠井さんを一言で言うと、「手漉き和紙の魔術師」!
魔術師ぶりを紹介するべく、先日、茨城県かすみがうら市の名産品である「レンコン」を使った和紙を試作した時のことを報告いたします。
このレンコン和紙も、実は足掛け2年の月日をかけたプロジェクトでした。というのも、レンコンと言えば、食物繊維たっぷり!というイメージがあるのですが、和紙にするには、デンプン質が多すぎて、レンコンの実で和紙を作ると、ぼてっと固く、厚い、まるでスルメのような仕上がりになってしまっていたのでした。
レンコン栽培において、「捨ててしまうモノの有効利用」が目的のプロジェクトだったので、枯れた茎を使うことに!
その工程…
レンコンの茎を切って長時間煮る。
和紙の元(マニラ麻)にレンコンの茎を混ぜる
漉く
ちょっと乾かす
重しを乗せて水分をポタリポタリと出す
鉄板で乾かす(薄くスライスしたレンコンも乗せてみたり!)
完成!
手漉き和紙の魔術師、笠井伸二さんがプロデュースした写仏に最適な和紙、是非お試しください!
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