2022/04/16 19:59

「ガラスペン」

日本の伝統文化や工芸、その魅力を全世界に発信する「LOVE JAPAN」チャンネル。

今回はガラス作品をテーマにJAZZさんが取材と体験を。

皆さん、上の写真のガラス作品、何か分かりますか?

私、岩成は今回の取材で初めて知りました。

これは日本発祥のガラスペンです。

1902年に風鈴職人の佐々木定次郎という方が開発しました。

金属が不足した時代、万年筆の代わりに全てがガラスで出来たペンは画期的でした。

瞬く間にイタリア・ドイツ・フランス、世界中に広まったと言われます。

そして何と言っても、美しい!

まさにガラスの芸術作品ですね。

そして書き味も、とっても滑らか。

さらに、こちらインクの持ちが抜群なんです!

ペン先にインクをつけると葉書1枚は書けてしまうくらい。

毛細管現象という溝が液体を吸い上げる原理を活かしてるのです。

動画の中でも紹介してるので良かったら見て下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=sC9MAjr5bR8

こんな実用的なガラス作品が100年以上も前に作られていた、

こんな誇らしい日本の文化があった事を紹介しています。

忙しない世の中、美しいガラスアート作品としてもっと普及しても良いのになと感じます。


「トンボ玉とかんざし作り」

そして江戸時代に大普及したアクセサリーかんざし作りを体験しました。

江戸時代以前はガラスはとても高価なものでした。

江戸を中心とした華やかな時代に、オシャレな女性が多かったのでしょう!

色とりどりのトンボ玉でかんざしや小物入れなどが普及しました。

このトンボ玉作りに挑戦しました。

JAZZさんの好きな色、黄色とグリーンに決定!

そして、バーナーの前に座って、

上手く出来るか? ドキドキです!

今回は中に空気を入れる「水泡(みなわ)」に挑戦!

そして完成です!

少しだけ、形がいびつで変形してます(笑)

でも、それはそれで愛着が沸きますね(^^)

そして、いよいよ出来上がったトンボ玉でかんざしを作ります。

訪れたのは貴和製作所さん。

親切な店員さんにサポートしていただき無事に完成!

早速、髪をアップに巻いてかんざしをセット。

どうですか? 浴衣の季節が楽しみです(^^)

どうでしたか?

今回はガラス作品で日本の文化を体験してきました。

それにしてもガラスペン、こんなハイクオリティな文化があったとは!

これからも色々な場面で伝えていこうと思います。

「LOVE JAPAN」では日本の伝統文化や工芸品、その魅力を発信します。

「日本を少しでも元気に!」