「ガラスペン」
日本の伝統文化や工芸、その魅力を全世界に発信する「LOVE JAPAN」チャンネル。
今回はガラス作品をテーマにJAZZさんが取材と体験を。
皆さん、上の写真のガラス作品、何か分かりますか?
私、岩成は今回の取材で初めて知りました。
これは日本発祥のガラスペンです。
1902年に風鈴職人の佐々木定次郎という方が開発しました。
金属が不足した時代、万年筆の代わりに全てがガラスで出来たペンは画期的でした。
瞬く間にイタリア・ドイツ・フランス、世界中に広まったと言われます。
そして何と言っても、美しい!
まさにガラスの芸術作品ですね。
そして書き味も、とっても滑らか。
さらに、こちらインクの持ちが抜群なんです!
ペン先にインクをつけると葉書1枚は書けてしまうくらい。
毛細管現象という溝が液体を吸い上げる原理を活かしてるのです。
動画の中でも紹介してるので良かったら見て下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=sC9MAjr5bR8
こんな実用的なガラス作品が100年以上も前に作られていた、
こんな誇らしい日本の文化があった事を紹介しています。
忙しない世の中、美しいガラスアート作品としてもっと普及しても良いのになと感じます。
「トンボ玉とかんざし作り」
そして江戸時代に大普及したアクセサリーかんざし作りを体験しました。
江戸時代以前はガラスはとても高価なものでした。
江戸を中心とした華やかな時代に、オシャレな女性が多かったのでしょう!
色とりどりのトンボ玉でかんざしや小物入れなどが普及しました。
このトンボ玉作りに挑戦しました。
JAZZさんの好きな色、黄色とグリーンに決定!
そして、バーナーの前に座って、
上手く出来るか? ドキドキです!
今回は中に空気を入れる「水泡(みなわ)」に挑戦!
そして完成です!
少しだけ、形がいびつで変形してます(笑)
でも、それはそれで愛着が沸きますね(^^)
そして、いよいよ出来上がったトンボ玉でかんざしを作ります。
訪れたのは貴和製作所さん。
親切な店員さんにサポートしていただき無事に完成!
早速、髪をアップに巻いてかんざしをセット。
どうですか? 浴衣の季節が楽しみです(^^)
どうでしたか?
今回はガラス作品で日本の文化を体験してきました。
それにしてもガラスペン、こんなハイクオリティな文化があったとは!
これからも色々な場面で伝えていこうと思います。
「LOVE JAPAN」では日本の伝統文化や工芸品、その魅力を発信します。
「日本を少しでも元気に!」