今からさかのぼること3年前。
カプセルの素材を探していた僕たちは、バイオマスプラスチックについて調べていました。
そして、同じバイオマスプラスチックでも様々な種類があることを知りました。
トウモロコシを原料にしたモノや、木を原料にしたモノ。。
そんな中、竹を素材にしたバイオマスプラスチックを発見!!
「そういえば、最近竹が増えて困ってる所が多いって聞いた事ある。」
そんな竹を原料にしたバイオマスプラスチックがフューセロン!!
「これだ!これしかない!!」
という事で、さっそく開発者の内藤さんにお電話。
「あのー、この素材でガチャガチャのカプセルとかって作れますかね?」
「カプセル?ガチャガチャの??....作れますよ!!」
という事で始まったフューセロンでのカプセル開発話。
そして、1年前の昨年11月、意を決してプランツプラネットの制作を行う事を決めた元井は、直接内藤さんに会いに行く事にしました。
奄美大島から鳥取へ。
鳥取は砂地を活かしたラッキョウの栽培が盛ん!
自然を活かして人々が生活しています。
そんな中、「農地や荒地に侵食して来ている竹をなんとかしたい!」と開発者の内藤さんはフューセロンを開発はじめたそうです。
今年になって注目を集めているバイオマスプラスチックですが、内藤さんが開発を始めた頃はなかなか理解されなかったそう。
それでもめげずに、地道に開発を続けたフューセロンは、今年ついに特許を取得!
「地方には地方にしか出来ない事がある!地方から日本を元気に!!」
という信念を持っている内藤さんとプランツプラネットチームは意気投合し、カプセル開発に本格着手する事になりました。
今回カプセルに使用しているフューセロンは竹が主成分。
そして土中や水中で、菌の力により分解されて行きます。
話し合いと実験を繰り返す中で、カプセルはさらに分解が進む薄い形状に仕上げていただきました。
鳥取の思い出にと、最後に砂丘に連れて行ってくださった内藤さん。
「砂丘も観光開発で昔より狭くなった。人の手によって減って行く自然もあるけれど、自分達の手で昔見た良い自然と人の関係を残して行きたい。」
とおっしゃる内藤さんの想いから生まれたフューセロン。
みなさんもぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
最後に
昔より狭くなったとはいえ、鳥取砂丘はメチャクチャ広かったです。