歩くことは、身体を運ぶこと、生きるうえで重要な機能です。
単に外で歩くだけでなく、朝起きてトイレに行く、顔を洗う、など室内でも歩くことから始まります。
外出して朝の通勤や昼間の公園に散歩に行くと、いろんな人の歩きに目を止めると、皆さんがそれぞれの「自分のクセ」で歩いています。
足を引きずっている人、前屈みで歩いている人、せかせか歩いている人、すたすた歩いている人、左右の足の出し方が異なる人、身体が片方に傾いている人。
万歩計で1日1万歩、少なくとも6000歩といろいろ言われますが、「くせ」のままで歩いていては本当に健康増進に良いのでしょうか?さらに腰痛が悪化したりしないか心配です。
歩くことは、身体を運ぶこと、誰もが普段に気にすることない動作です。しかし、一端、骨折したり、挫いたりして歩くことに不便さを感じると、歩けることの大切さを感じます。特に高齢者の方は一度歩けなくなると、筋肉が衰え、車いす生活になったり寝たきりになったり非常に危険です。
それを防ぐためには、転ばない歩き方、転びにくい身体をつくることが重要です。
正しく美しい歩き方を身につけることは、自分固有の癖をなくして、転ばない歩き方を身につけることにより、人生百歳まで生き生きした健康な身体を得ることを意味します。
人生百年の時代をどのように生きるか?人生百年の最後の3分の一の、65歳以降が重要です。
認知動作型トレーニングは脳と身体の筋肉をつなぐ神経回路を正しく繋げて意識しなくても身体が動く状態が出来上がることを目指しています。体のインナーマッスルを使って、柔軟な動きを出来る、身体操作能力を上げる、バランス能力を上げることを可能にします。
これは、従来から言われる、スムーズな重心移動であり、「なんば歩き」「竹馬乗り」と同じです。すなわち「同側動作」と呼び、右手右足・左手左足を同時に動かす動作を言います。
この動作をすることで正しい歩き方のクセを身につけることが出来るのが「ソーラーポール」です。