こんばんは!
メンバーの大塚です!
今回は2月13日に行った、返礼品の1つ「学生と芦川農産物直売所が共同で作るお味噌1kg」の作成秘話を紹介したいと思います!
この日は午後から雪がちらつくような寒い日でしたが、直売所『おごっそうや』の皆さんが大豆のいい香りがする調理場から温かく迎えてくださり、心がほっこりと温まったのを覚えています!
ここからは味噌作りの過程と共に、学生がお手伝いをした時の様子をご紹介します!
まず芦川産の大豆15㎏を茹で、ミンサー(ひき肉を作る際にも使われる)を使って大豆をミンチ状にします。味噌に使われる大豆をそのまま茹でたものと砂糖漬けにしたものを味見させていただきました!芦川の清らかな水で育った大豆は、雑味がなく噛めば噛むほど大豆本来の甘みが増してとてもおいしく、次から次へと手が止まらなくなりました!この大豆を茶碗を使って撹拌機に投入するのですが、背伸びをしながら作業をしていた私に地域の方が踏み台を用意してくださったことが印象的でした!
次に塩分が含まれている米麹と麦麹、大豆の煮汁(地域の方々はアメといっていました)を加えます。全ての材料を入れたら味噌ダネが耳たぶくらいの硬さになるまで撹拌します。撹拌機を囲って学生が手をかざしていますが、これは味噌ダネが混ぜているうちに機械の外へ出てしまうことを阻止する作業です。徐々に固まっていく味噌ダネを味噌作りの名人が手の感覚で確かめます!
次に出来上がった味噌ダネを団子のように丸めて味噌玉を作り、樽の中に投げつけます。味噌作りに慣れている『おごっそうや』の野沢さんがお手本を見せてくださりました。はじめのうちは味噌を上手く投げつけて広げることができませんでしたが、徐々に味噌を打ち付けた時の音も野沢さんのものに近づいていき、学生の味噌玉を作る人と投げつける人との連携も円滑になっていくことが面白かったです!(翌日筋肉痛で右腕が上がりませんでした~)
ここまでの過程を2回繰り返して合計で30kgの味噌を仕込みました。この樽に敷き詰めた味噌を「あなぐら」といわれる貯蔵庫で約一年間ゆっくりと熟成させたら、お味噌の完成です!
こちらの返礼品にはお礼のメールと学生の考えたオリジナルパッケージ、味噌を使ったおすすめのレシピもお届けします!
ぜひ、学生と芦川直売所が共同で作った特別な味噌をご賞味ください‼
これからの活動報告もお楽しみに~!!
学生メンバー 大塚