今日から4月、中学、高校の入学式も間近です。2、3年前、まだゆいまぁるを始めたばかりの頃4月中旬くらいに、ある学校の先生からお電話がありました。「私が担任をもっているクラスの子で入学式からずっと登校してこない子がいる。どうしたのかと心配になり、電話をするとその子本人が出て理由を聞いてみると、親がずっと帰ってこないので、学生服を買ってもらえていなく、私服で入学式に行く事も出来ず、どうすれば良いのかわからずそのまま学校に行けなくなっている子がいる。」その先生はすぐにその子の親に連絡を取りましたが、捕まらない。行政にも相談しましたがすぐには学生服を手配出来ない。でもこの子がそのまま、登校出来ない期間があって欲しくない。そこで先生は自分が学生服を買ってあげるから、とその生徒と約束をしたと。しかし、学生服は1セット購入するだけで4~5万円かかります。先生にも生活があり、すぐに購入するのは難しい、でも自分との約束を生徒は待っている。。。約束をしたのにと心苦しく思っていた所に、学生服のリサイクルのお店があると聞きつけ問い合わせてくれました。結果、その子に合う学生服を提供でき、その生徒に渡す事が出来たと報告を頂きました。もちろん、これが沖縄の子供達の貧困の全てを解決できる訳では無いとは思います。そして、その生徒だけでは無くもっともっと沢山の困っている子供たちがいると思います。ですが、この事業が一人の生徒さんとその生徒を想う先生に喜んでもらえたのは確かです。まだまだ沢山求めて下さる方達がいます。度重なるお願いですが、皆様のご支援やシェアのご協力が困った人の助けに繋がります。ご支援、シェアをお願いします。