クラブには、メンバーさんと一緒にプールに入る「プールサポーター」と、女性メンバーさんの着替えを手伝う「着替えサポーター」がいます。
最初から役割分担をしたわけではなくて、「プールに入るのはちょっと・・・、でもメンバーさんの着替えなどのお手伝いなら」といって、参加して頂いています。
自分が会の名前もつけずにプールでの活動を始めた頃、ボランティアを募集したときに、最初に何人か手伝ってもいいという方から連絡があり、そのうちの一人が髙橋美輪子さんといって、最初の着替えサポーターの方でした。地域でケアマネジャーとして働いておられます。
髙橋さんから、職場や色々なところでサポーターになってもらえそうな方に声をかけてもらって、着替えサポーターは随分と増えました。皆さん、順番に来てもらっていて、このあたりの取り仕切りも髙橋美輪子さんがやってくれています。
着替えの際に手すりがあった方がいいと意見をもらって、ロッカーに吸盤で吸着して取り外し可能な手すりを購入したり、メンバーさんが使いやすいロッカーの番号を控えて、プールの受付の方に伝えてくれたり、力強い仲間です。
ただ、着替えも含めてメンバーさんは自分でできることはできるだけ自分でされていて、実際は更衣室からプールに入るまで着替え以外にも色々と支援することがあり、「プールに入るまでとプールから出た後サポーター」が適切な表現というのが、髙橋さんの意見です。
プールの最初と最後の着替えの間は、プールで活動しているメンバーさんの姿をプール外から見守ってくれています。メンバーさんが笑顔で取り組む様子を見ているのが楽しいし、自分も頑張らないと!という気持ちになると聞いています。
クラブの活動は、こういったプール外で活躍する方にも支えられています。