クラブには髙村百花(たかむらももか)さんという中学3年生のプールサポーターがいます。
お母さんは、私が勤務する病院のリハビリテーションセンターの受付で勤務されていて、お母さん自身がクラブの着替えサポーターの一員です。
次女の百花さんは市の水泳協会のメンバーで、週に何回も競泳の厳しい練習に取り組んでいます。日曜日の午前中の練習中に、我々クラブが専用レーンで活動しているのを横で見て、自分もプールサポーターをやってみたいと思ったそうです。そして、お母さんを通して、クラブへの参加を希望されました。
クラブの活動を見て関心を持ってくれる方は時々いらっしゃって、声をかけてくれる方はいるのですが、実際に参加するというのは勇気がいることです。私はこの話をもらった時、本当に嬉しく思いました。
約5000mも泳ぐ競泳の厳しい練習をしてから、少しの時間で栄養補給をして、ほぼ休む間もなくプールサポーターとして、2時間一緒に我々と活動します。百花さんがいると、クラブの雰囲気が明るくなります。今やクラブのアイドルのような存在です。
最近は、40歳代の片麻痺の女性メンバーさんのサポーターに入ることが多く、色々な泳法に取り組んだり、ターンの練習など競技的な内容もどうしたら上手くいくか、一緒に考えたりしています。
百花さんのような素直でさわやかな中学生と出会えたことに感謝しつつ、百花さんの将来のために、クラブが何か役立てばいいなあと、そんなことも考えています。