便利な世の中になりました。
インターネット環境やタブレット、PCが小学校にも導入されています。子供でもわからないことがあれば即座に検索し、調べられるようになりました。小学一年生でも検索して調べたりしますよね。大変に便利です。
ですが、そこには少しばかり懸念があります。子供の内から、すぐに検索してしまって自分自身の想像力や推測をせずに済んでしまう。自分の頭で考えないという一面もあるのです。
ネットで調べたら出てくる内容で満足しまい、答えだけ知ってしまう。
それは知力や脳の発達にどうなのか?自分自身の考えから予測、推測していく力になるのでしょうか?
わからないことがある
→ 検索し調べる
→ 答えを得る
知識を暗記したい場合には有効で、便利で早いスピーディなことではあるのです。
ですが、もっとも面白い部分が抜け落ちているのです。
わからないことがある
→ 自分なりの答えを推測する。想像する。予測する。
→ 検索し調べる
→ 答えを得る
→ 自分なりの答えとの違い、原因、ギャップ、を楽しみ学ぶ。
本来はこういう流れのはずです。
学校の勉強を思い出してください。
問題を実際に解いてから、解こうとしてから、その後に答えを見るのと、
問題を解かずに、すぐに答えを見る。どちらが学びとなるかは明らかです。
具体的に例をあげると
きっとわさびの生産者、出荷入荷の取り扱いをしている人ぐらいしか知らないと思います。
そして、検索したらおそらく答えは出てくるでしょう。
ですが、調べる前に推測してみてください。
そんなの知らねーよ、で立ち止まらずに推測してみてください。
・いくらぐらいだろうか?何円になるだろうか?
・なぜその値段になると考えたのだろう?
・育てるのに手間がかかりそう?どこで大きな需要があるだろう?
・スーパーで売っている生のワサビっていくらぐらいだっけ?
・チューブになったワサビなんかも売ってたなあ・・
色々と想像を巡らせると思います。
周りに人がいるならば、いくらぐらいか意見を戦わせるのも良いですね。
あまりにシンプルで単純この上ないことですが、十分に面白い会話ができると思いませんか?
このように推測をしたのちに、答えを調べたりする方が気づきや学びも多いと思います。
さらに付け加えます。
推測をする過程では人の個性が色濃く出やすいのです。
もう一つ例をあげます。
ゲームやアニメやマンガでおなじみ、あの生物です。
考えてみたでしょうか?
こちらもさまざまな意見が出るでしょう。
・自動車サイズぐらいかな、生き物なら500キロぐらいか・・
・トラックぐらいなら2トンはありそう?
・ゲームで出てきた〇〇○ドラゴンだと馬鹿でかかったような。
・アニメで人が乗ったりしてるし、戦闘機サイズとすれば20トンぐらいあるのかも。
推測の仕方には、その人のイメージや基準、経験、数値感覚などから個性の違いが出やすい。なんとなくお分かりいただけたかなと。
今回私が、お伝えしたいことは、
〇「推測」の持つ面白さに、改めて注目したい。
〇推測することは、エンターテイメントといっても良いぐらい楽しめるもの、と伝えたい。
〇推測するには、知識、経験、感覚など、あらゆることを総動員し、その人の個性が出る。
〇便利な反面、推測することそのものの機会が減っていってしまうかもしれない懸念。
〇そのため推測を行う機会を増やす。
こういったことから、「推測」を手軽にわいわい楽しめるゲームを皆様に遊んでいただきたいと、思っております。
第八作品目となる「さとりと」カードゲームです。
その製作支援、再作製の支援に皆様のお力をお借りしたいのです。
ここまで読んでいただいて、
「特に興味を持てなかった。」「魅力を感じなかった。」
ということであれば別ページに移ってくださってかまいません。時間を奪うわけにはいきません。
もしも何か惹かれるものがあったとしたら、このままお読みください。
ただ、できる限り丁寧な説明と製作に込められたメッセージがかなりの長文で続きます。
ある種ご覚悟をお願いします。
伝えるべきことは伝え、納得や共感の上で支援という形の方が、支援する側、支援される側、双方によいことだと思っております。(私にビジュアルセンスがないので、文章で語るしかないというのもありますけれど)
ご挨拶 カードゲーム製作、販売の一芽(ひとつめ)です。
申し遅れました。カードゲームの製作と販売を行っております。一芽(ひとつめ)です。
およそ2008年ごろから個人で一人、カードゲームの製作と販売を続けてきました。
カードゲームは、人と人のコミュニケーションの練習や、お互いの理解、気づきを得ながら、学び、遊ぶのにとても優れた形態と思っております。実際に企業様の研修、大学のゼミなどでゲームを使用されています。
目指すべきものは
・遊びと学びに交点を創ること
・100年、200年先の未来になろうとも、おそらくは人が必要とするであろう能力
・人と人の相互理解を促し、触媒となるもの
これらを満たすカードゲームの製作を行っております。
一芽の活動実績 ゲームの製作実績
実際に製作したゲームは、
ほめゲーム・・・褒める、褒められる練習の場を創る 褒め力がテーマ
演劇の新神・・・演劇と演技を身近に楽しめるようにするゲーム。演技力がテーマ
他数点。
代表作としては、「ほめゲーム 褒め力養成ゲーム」がございます。
もしかすると、クラウドファンディングに興味を持つ感度の高い方々ならば、ほめゲームの経験者もいるかもしれません。
この「ほめゲーム」は多数の購入実績、使用実績を持っております。
企業様では、
・上場企業様から全社で導入してもらい。
・同じく上場企業様から、支社レベルでの全部署導入
・CMを流しているような上場企業様、人事部での購入 (車、保険、家電、食品、テーマパーク、化粧品、セキュリティ、グルメなど)
・社内研修で活用し、20名以上のアンケートをまとめた内容を連絡いただく。複数の企業様からご報告頂いています。
・1年以上の長期にわたって朝礼で使ってくださった企業様
・社員旅行で利用。
・社員研修企業様から、良く考えられた効果の高いゲームと評価いただく。
教育関係では、
・大学教授様のご購入とゼミでの使用。大学や専門学校での購入は100を越えています。
・修士論文の題材の一つとして採用。
・ある大学での講座依頼、(実際にほめゲームを用いた講座を行いました。)
・ゼミ生での活用報告アンケートが25名ほど届く。他にも10名以上のアンケートなど
・国立の研究所での購入。
個人さまでは、
・1年以上の長期にわたってのほめゲームを用いた会を開催・・・ 5名ほど
・開催したほめゲームの会で頂いた感想を100名分ほど、報告いただく。
その他購入者さまは、
企業さまはもちろんのこと、保育園、小学校、中学校、高校、専門学校、大学、福祉施設、介護施設、障害者施設、神社、お寺、教会、海外
また、毎月のように購入者様から直筆のアンケートを送っていただいたりしております。
具体的には購入者様から直筆のアンケートで、300名以上に回答いただいており、ほめゲームのサイトや、ブログに100人以上の分を掲載しています。(自宅にいただいたアンケートの束がありますが、私にとっての宝ですね。)
今でこそ「褒めるゲーム、カード」はたくさん出ています。
しかし、私が「ほめゲーム」を製作したころは、見当たりませんでした。(2008年ごろです。)
そのころに「原初にして至高」を目指し製作したのが「ほめゲーム」です。
10年経とうとも色あせることなく使えるゲーム、と当時思いながら製作したのが思い起こされます。実際、今でも購入いただけています。
その他、ほめゲームとベンチとを組み合わせるといったことも行いました。
名古屋市のなごやかベンチ事業に寄附をし、新しいベンチが設置されました。
名古屋市事業 × ほめゲーム × 遊び心 といった趣旨でなごやかベンチ事業に参加しております。
今も鶴舞公園にありますね。
また、演技力をテーマにした「演劇の新神」は実際に劇団員さんにやってもらったり。
テレビ番組にて取り上げていただいたこともございます。
2021年5月16日日曜に放送され、出演者の方に実際に演じていただいています。
王子様が登場したり、時代劇風だったりと、製作者も大変楽しく視聴していました。
このように学習の刺激となるゲームを作り、10年以上継続し、提供を続けていた人間です。
そして、今回の「さとりと」です。
一芽のゲームとしては、第八作目となり、推測力がテーマです。
「さとりと」カードゲームの内容
前置きが長くなりましたが、今回のさとりとカードゲームです。
推測力がテーマになります。
正直ゲームで行うことは、かなりシンプルです。
一度聞いてしまえば、一度やってしまえば、誰もがすぐに理解ができるゲームです。
似たゲームも多少有ると思いますが、有りそうであんまりなかったラインです(笑)
ざっくりと言えば、
1.お題カードをひき、そのお題を考えるのですが・・・・話しません。秘密にします。
2.周りの2名のプレイヤーが、お題を引いたプレイヤーがどう答えそうかを、推測し代わりに答える。
(話す前には、「さとりました!」と必ず言います。必ずですよw)
3.お題をひいたプレイヤーは、自分の考えに近い答えを言った人に、お題カードを渡すことで得点とする。
たったこれだけです。
小学生のみのグループにプレイモニターを頼みましたが、ルール理解は一瞬でした。
めちゃくちゃ単純なんですね。
単純にも関わらず・・・・
複数のテストプレイモニターさんから、かなりの好評なんです。
◇とあるご家族 (大人2名、小1 計3名)
◇とあるご家族 (大人2名、小3、幼稚園年長 計4名)
◇小学生数名 (小6 3名 大人1名 計4名)
◇中学生数名 (中1 3名 大人1名 計4名)
◇美容師さんグループ (20代 計3名)
これらの方々にプレイモニターとして参加いただきました。(感想の掲載許可をいただいております。)
◇とあるご家族(40代、40代、6歳 計3名)
・あとで2回目をやりたい!また違う日にもやりたいから遊びに来てほしい(小学1年)
・普段考えないことを考えるね。
・脳のいつもと違うとこを使う気分。
・数字の感覚がそれぞれ違うってよくわかる。
◇とあるご家族(40代、30代、小3、幼稚園年長 計4名)
・子供たちは大喜びだった。
・難しいかなっていうお題もあったけど、それはそれで子供たちは考えてできて楽しんでいた。
・幼稚園児でも、手伝ってあげれば一緒にできる。
・小3の娘は自分から説明書を読んで、ルールを理解して楽しんでやれていた。
・ゲームを終了してやめる時には、子供がちょっと泣きそうになっていた。(もうやめちゃうの、もっとやりたいよ・・・)
・相手の考えを推測するゲーム、斬新で面白かった。
◇小学生数名 (小6 3名 大人1名 計4名)
・意外と頭使う。
・しょーもないのも中にはあるけど面白かった。
・売ってるなら買いたい。
・めっちゃ笑った。
・キャラ(性格)がでるね。
◇中学生数名 (中1 3名 大人1名 計4名)
・もうこんなに時間がたっていたの!40分があっという間に感じた。
・みんなで同じお題について考えるのに、思っている数字がかなり違っていて面白い。
・ほんとに考えたことのないお題ばかりだった。実際がどうなのか気になってくる。
・とても面白くて、楽しかった!
◇美容師さんグループ (20代 計3名)
・これは楽しめるね、もっとやりたいぐらいですよ。
・お互いめっちゃ仲良くなれるね。
・飲み会でやっても盛り上がりそう。
・普通に売ってるなら欲しいです。
ちなみに製作者の通う美容室の方々です。ゲーム製作をしていることに興味を持って頂き、プレイモニターをお願いしました。
これらの感想を頂戴しています。
感想からわかる通り、小学生1年生でもゲームに参加できます。うまく手助けしてあげれば、幼稚園児も一緒に行えます。小学2年生ぐらいまではご家族が、言葉や意味を手伝ってあげると良いですね。
小3の子は普通に楽しんでくれました。
単純ですが、楽しんでいただけるゲームだと、これらの感想からもお分かりいただけると思います。
こんなに単純でシンプルなゲームなのに、なぜ好評なのでしょう?
疑問を持つ方もいるかもしれません。
好評の理由は、さまざまに練り込まれた学習効果を直観的に感じ取っているからではないかと推察します。
さとりとは、ただ楽しめるゲームというだけにとどまらず、様々な気づきが設計されているゲームです。
その内容を詳しく書いていきます。
<学習の刺激になる内容を複数練り込んであります>
シンプルなゲームなのですが、さとりとでゲームを行う過程では、刺激されるものが複数存在します。
まず
◎推測力を刺激します。
その人がお題にどう答えそうか?考えることで、その人の思考や日常を想像します。
思考方法や基準となるもの、前提となる知識など、今まで知らかったであろう一面を見られるでしょう。
そして、単純に推測される側も嬉しいと思います。
ゲームの流れではありますが、自分のことを気にかけてもらえます。
あなたはこんな考え方をする、こう答えそうだよね、と。
さりげなく承認欲求が満たされるようになっています。
気にかけてもらうと同時に、あなたは他人からどんなイメージを持たれているかを改めて認識することができます。自分が自分に対して持つイメージと、他者から見たイメージの違い、そういった違いをゲーム中に見つけてしまうかもしれません。
◎自己コントロールを自然と手助けする。
お題に答えずに黙っておくこと。
自分の考えや感情をすぐに表に出さず、一旦考える時間を創るということにつながります。
考えている最中に、例えば、手を使って数字を数えてしまったり、「えーめちゃくちゃ多い」と思わず言ってしまったりする。小さいお子さんには多いです。
また、大人であっても、感情のままにぽろっと失言してしまったり、顔に出すぎてバレバレとか、ありますね。
答えずに秘めて黙っている時間を作ることで、一旦こらえる。
感情のままに振舞うことなく、自己コントロールを少しだけ手助けしたいという事につながります。
◎なんでも検索で調べてしまう時代だからこそ。
今現在ネットが発達し、検索エンジンを小学生のころから当たり前のように用いるようになっています。
様々な物事を調べようと思えば簡単に調べることができますよね。
ですが、そこには少しばかり懸念があります。
すぐに検索してしまって自分自身の想像力を使わず、推測をせずに済んでしまう。自分の頭で考えないという一面もあるのです。
そこで、自分で推測して考えてみる、この過程をゲームで手軽に行えると良いと思うのです。
そのために「ネットで検索するだけでは、簡単に調べられないお題」を無数に用意しています。
ネットで多くを調べられる時代ではありますが、調べられないものがまだまだ世界にはたくさんありますよ。
いくつか例をあげていくと、
◆その人個人に属するもの。
◆言葉へのイメージ
◆創作物、架空のモノへの具体性
◆フェルミ推定(内容はググってください)
こういった要素です。
◎思っても見ないお題で日常を捉えなおす。
もしもあなたが日々同じことに繰り返しだなあと思っていたとして、それは別の人と「同じ」ではないのです。あなたがつまらないと思う日常の繰り返しが、別の人から見たら、刺激的で面白く聞こえる事だって普通にありますよ。
主婦であれば、子供さんの、予測不可能な言動に悩まされたり、笑ったり。
株式トレーダーであれば、一瞬で大金を得たり失ったりする可能性もある日常。
警察官であれば、日々のちょっとした事件などですね。
そういった日常を改めて思いなおしてみる、という側面も入っています。
具体的に例を言ってしまいますね。
その人個人に属するお題の中で・・・
「自分の持っているタオル・ハンカチの数は?」
「自分の持っているYシャツの数は?」
こう聞かれて、あなたはどうでしょうか? きっと普段は気にかけていない内容だと思います。
(別の言い方をするならば、どうでもいい・・・笑)
お題を引いた人が、実際にタオルとハンカチを何枚持っているか、推測するのです。当てにいくのです。さとるのです。
ゲームの過程できっと改めて考えることでしょう。
意外にもたくさんタオルがあったり、高頻度で使っているものが一部で残りは奥の方の引き出しに入っているな、と思い至ったり。
結果を聞いたら、キレイ好きなあの友人はタオルハンカチが少ない枚数だったとわかったり。
再度日常を思いなおすことができますね。
Yシャツでも同様です。オシャレにいつも着こなしてる人が、意外なほどに枚数少なかったり。
同じようなシャツばかり着ているなと思っていたら、全く同じシャツを20枚近く持っていると発覚することだってあるでしょう。
ちょっとした日常の中にあるものを考えることで、見逃していた日常を捉えなおしたい、そんなメッセージもございます。
◎「わからない」を越えて欲しい。
お題には明確な答えが出せないものが含まれています。
そんなの知らない、わからないって感じるお題もあるでしょう。
ですが、そこでもう一歩踏み込んで欲しい。
知らない、わからないで立ち止まらずに、そこから自分なりに考えて答えを出そうとする。その過程が重要です。
わからない、知らない。だからやらない。だから面白くない。
こう考えてしまうのは、言い方悪いですが思考停止です。そして非常にもったいないことです。
わからないからこそ、こうかもな、ああかもしれないな、と想像し推測を働かせる。
その楽しみを感じて欲しい。
そうやって想像と推測を積み上げていく人が、未来に全く新しい概念や商品やサービスを生み出していくのだと思っています。
子供さんの一部には、すぐにわからないといって逃げてしまう子がいます。
ゲームを楽しむという雰囲気の中で、自分なりの答えを考えていい、むしろ答えが違ってても面白いんだな。と思って遊んで欲しいですね。
ゲームの注意点として
「お題が難しかった」こういった意見もモニターさんからいただいています。
ただ、お題が難しい、わからないと感じるかは人それぞれです。完全に人によります。
しかし、これはお題系のゲームではどうしても出てしまいます。
例えば、「ほめゲーム」を例に出すと、
「子供には難しいです、大人向けです。」と言う声を実際にいただいています。
ですが同時に、
「小学生の娘(小5)が気に入って時々やろうと言って誘ってきます。」
「小学生の息子の考えをゆっくり聞いて、今まであまりしてこなかった深い話ができた。」
こういった意見も直筆アンケートに書いていただいているのです。
「大人同士でやって、コミュニケーション力がそれなりにないと難しい」という意見も頂きます。
「社員研修や朝礼にも使っています。人と人との理解を促す最適なツール」こんな意見もいただくのです。
色々と食い違ってますよね?
普通に考えると、大人と子供だったら大人の方がコミュニケーション力は高いはず。それなのに、10歳の子供さんが気に入ってやりたいと誘う。
大人であるか、子供であるかよりも、人によるというのはここが理由です。
お題系統のゲームでは生じてしまう現象です。
あえて、理由を考えるとすると
難しい = できない = 面白くない こういった考え方になってしまうのが原因かと。
となれば、お題が難しいことを理由に、つまらない、やらない、と考えるのはとてももったいない。
むしろ多少難しいからこそ、推測の余地が大いにあるとも言えます。
今回お子様とも一緒にゲームができるように、優しめのお題を多めにしてはいます。
多めにしてはいますが、大人が聞いてもハッとするようなお題も含めています。そういうお題は難しいと感じるかもしれません。
しかし簡単なだけのゲームを面白いとは言えない、そう考えています。
なんらかの挑戦、言い変えるならば困難が適度にあってこそ面白さも増します。
先に書きました「わからない」を越えて欲しいと同じく、少々の「難しい」も乗り越え、チャレンジして欲しいですね。
正直、勘の良い方や、教育に関わっている人は、さとりとのゲームシステム
1.お題カードをひき、そのお題を考えるのですが・・・・話しません。秘密にします。
2.周りの2名のプレイヤーが、お題を引いたプレイヤーがどう答えそうかを、推測し代わりに答える。
3.お題をひいたプレイヤーは、自分の考えに近い答えを言った人に、お題カードを渡すことで得点とする。
これを知っただけで、上に長々~と書いたようなゲームの狙いが推測できるでしょう。
また、ゲームシステムそのものが、どう考えても子供の好きなやつだと、予想がつくと思います。そして実は大人も好きな類のゲームです。
実際のゲームでは「むずかしい~」とか言いながらも、わいわい楽しんで遊ぶ方が大半です。
正直そこまで「むずかしさ」の心配はいらないと考えていますが、念のための注意点ですね。
さらに追加要素 演技も行う?! トランプもできる!?
推測し合うゲームというだけでも十分に楽しめるものになっているのですが、さらに別の刺激で楽しめる要素を追加できます。
それは、推測するプレイヤー(さとる人)だけではなく、乱入者も存在するからです。
心を読む人だけでなく、例えば、警察官 が登場し、厳しい意見?や事件現場に基づく回答をくれるかもしれませんね。
つまりは、
演劇の要素、も追加して遊ぶことができます。
以前の作品である「演劇の新神」の内容も盛り込むことにしました。
むちゃな配役が与えられ、即興で演じることは非常に面白い経験になるからですね。
さらに、演劇要素に留まりません。
トランプ機能をつけることにしました。
はい、トランプとしても遊べます。スペード、ハート、ダイヤ、クラブ 等のスートと1~13までの数字も有りますのでトランプとして活用もできます。
日本や世界に様々存在する、トランプを使った遊びもできます。
さらにトランプ機能をつけるだけに満足しません。もう一つ追加しています。
新しいスートを追加しています。
スペード、ハート、ダイヤ、クラブに加え、もう一種入り、13枚×5 となります。そこにジョーカー2枚が入り、計67枚です。
トランプのスートに込められた意味は、
スペード・・・力、争い、軍人
ハート・・・愛、心、聖職者
クラブ・・・知識、技術、農民
ダイヤ・・・お金、富、商人
大体このような意味を持ち、主として、人の営みを表しています。
そこにもう一つ追加するとなると・・・
架空、電脳、仮想空間、フィクション、バーチャル、ファンタジー、デジタル、
このような内容が新しく足されるにふさわしいだろうと考えました。人の営みを土台に想像、構築される新しい空間と世界の広がりです。
そこから着想し、デザインは非常にシンプルに、0と1を使って中に空間を創りました。
人の営みを表す本来のトランプのスートは塗りつぶされたデザインですが、仮想、幻想、バーチャルを示す意味でも中に空間を創ることで対照性を表現しました。
それらひっくるめたもう一つのスートの名は ビジョン としました。
普通のトランプとして遊んでもらってもいいし、新たなスート、ビジョンを加えた5枚の組を使って既存のゲームを楽しんでもらっても良いのです。
既存のトランプゲーム・・・例えばポーカー、5枚の同じカードがあるとどのように変化するのか?ゲームの感覚が変わるかもしれませんね。
ババ抜きなどもなかなかに面白い展開や、ルールを考える余地がありますね。
そうして、トランプで5枚の組を使った新しいゲームをどこかの誰かが考えてくれればいいな、というささやかな希望を込めております。
新しいアイディアの刺激になれば幸いです。
一芽(ひとつめ) という事業者名の由来である、誰か一人でも良い、何らかのちょっとした刺激になり、芽の出るきっかけが増えたら良い、という願いにも適っております。
一芽ゲームは『障害者作業施設』にお仕事を依頼し、10年以上継続しています。
一芽のゲームの恒例として
製作するゲームは、障害者作業施設にお仕事を依頼しています。障害者支援の意味も持っています。
というのも、労働としての時給がどうしても低くなってしまったり、仕事そのものが少なくなってしまったりといったことがあります。それを知ってからというもの、何かお仕事を定期的に依頼できると良いなと思い、継続を続けています。
印刷会社に頼んだほうが、早く、きれいに、安く、大量に仕上げることができるのは事実ですが、そうしていません。
そして、毎年数回のお仕事を定期的に依頼し続けて・・・
その継続は、既に10年以上になります。
私の人間関係が狭いだけかわかりませんが、他にゲーム等々製作し、障害者施設で製作を行うといった活動を行っている人は聞いたことがありません。
まして、既に10年もの継続があるなど・・・・もっと増えてくれたらいいなと思いますが。
今回の「さとりと」も同じく施設に依頼し、説明書の印刷や箱詰作業などを行っています。
画像は「演劇の新神」時の作業写真です。
つまり
「さとりと」購入によって、障害者の方々の支援につながる
そんな機能を持ちます。ささやかな支援かもしれませんが、継続が重要です。
そのため申しわけないのですが少々製作費も上がっています。
価格も一般的なカードゲームよりも少々上がっています。
クラウドファンディングに興味のある方にこそ、ご理解いただけるのではないかと思っております。
また、大手印刷会社さんの印刷ではないため・・・・低確率ですが印字ずれが生じる可能性がございます。何卒ご了承くださいませ。
☆追記:さとりと製作作業中の障害者施設様より、風景写真が届きました。
お顔の写っている方は、ご本人に掲載許可をいただいております。
もう何度も施設での製作作業をお願いしているのですが、新規ゲームの製作の時には写真をお願いしています。私自身が撮影に行ったこともありましたね。
いつも製作作業をありがとうございます。
長々と書かせていただきましたが、まとめです。
さとりとカードゲーム まとめ
無理やり一言で言うと、
『お題を引いた人が「どんな推測をして答えを出すか」を、別の2名が推測し当てに行くゲームです』
◇基本情報◇
〇プレイ人数 3人以上 (推奨4~5名)
〇プレイ時間 30~40分
〇対象年齢 8歳以上 (小3以上。幼稚園年長さんも大人の手助け有りならば遊べています。)
◇内容物◇
・ゲームカード 67枚
・取扱説明書
・箱
◇特記事項◇
☆トランプとしても遊べます。
☆演劇要素を追加して遊ぶことができます。
☆障害者施設での製作を行っています。
こういったカードゲームです。
人のさまざまな違いに気付き、発見を得つつ、楽しめるゲームになっております。
資金の使い道
主にさとりとカードゲーム、作製の原資に使用させていただきます。
目標額600000円の内訳としましては
カード・箱など印刷費用に300000円
デザイン・リターン作成などの人件費に200000円
配送料と手数料に100000円
と概算します。
そして、さとりとを製作するにあたり、実は相当量のお題のアイディア出しを行っております。
今回のさとりとカードゲームは67枚のカードを用います。
そして、現時点でアイディア出しをしたお題の量は 1400種類 を越えております。
つまりは、20倍以上のお題 が既に存在しています。
そこから派生して現状でバリエーションが4セットほどできています。
現在、第一弾、主に「ご家族向け」が完成し、仕上がっています。
もしも支援額が超過するようでしたら、分類した別バージョンを複数提供していきたいと思っています。
○小学生向け・・・小学生同士でゲームを想定。
○中高生向け・・・中高生同士でのゲーム想定。
○女性向け・・・ファッションや恋愛に関わるものが多め
○架空とSF・・・ファンタジーやサイエンスフィクション、アニメ、ゲームの要素を多く含む。
ここまでは、分類と整理がほぼ完了しています。その後、
○雑学系統
○マネー
○お仕事
○大人向けの内容
少しずつ別セットも作成していく予定です。大人向けのお題は色々と激しいお題も含みます笑
このように、第二弾以降の新しいセットへの製作資金として活かしたいと思っています。
リターンについて
複数パターン用意いたしました。
1.純粋な応援のお気持ち
応援したいとご共感いただけた方にはこちらを。住所の入力などは不要です。
・御礼のメッセージ
・さとりとに登場するキャラクターイラスト(画像データ) 1枚
これらをリターンとしてお送りいたします。
任意で金額の引き上げが可能です。共感、納得が大きく感じられたならば活用ください。
第二弾製作への大きな前進となります。
2.新規ゲーム「さとりと」カードゲームのお届け
今回製作のさとりとカードゲームをお届けします。
また、御礼のメッセージと、さとりとに登場するキャラのイラスト(画像データ)をお送りします。
住所、メールアドレスなどの入力が必要となります。
150個をキャンプファイア向けに用意しています。
3.一芽製作 既存ゲームのお届け
一芽製作の既存のゲームを購入いただくことで、新規製作「さとりと」カードゲームの支援につながります。
一般のカードゲームの相場より価格が上だと思いますが、障害者施設での製作を継続するために必要なことですので、ご理解くださいませ。普通に購入するよりも、消費税・送料の面でお得に購入可能です。
住所メールアドレスの入力が必要となります。
A 一芽既存のゲーム (遊び中心のゲーム)
三蓮、五断、八ツ言 の中からお一つお届けします。
どのゲームも名古屋で有名なカードゲームショップで取り扱っていただいたことがございます。
再製作の予定は今のところございません 。あなたのレアゲームコレクションの仲間に入れてください笑
何が入っているかは、くじ引きで決めます。いわゆるガチャというやつです。到着までお楽しみに。
また、御礼のメッセージと、さとりとに登場するキャラのイラスト(画像データ)をお送りします。
B 一芽既存のゲーム (学習中心のゲーム)
演劇の新神 ほめゲームVOL.1 の中からお一つお届けします。
何が入っているかは、くじ引きで決めます。いわゆるガチャというやつです。到着までお楽しみに。
また、御礼のメッセージと、さとりとに登場するキャラのイラスト(画像データ)をお送りします。
C 一芽既存のゲーム 全盛セット
一芽で製作したゲームを全部、まるごとお届けします。今回製作の「さとりと」も含みます。
・さとりと
・ほめゲームVOL.1
・ほめゲームVOL.2
・演劇の新神
・八ツ言 (八築としても遊べます)
・三蓮
・五断
合計 7つ
また、御礼のメッセージと、さとりとに登場するキャラのイラストをお送りします。
実施スケジュール
現状、さとりとカードゲームの製作は既に9割ほど仕上がっております。
今まさに、障害者作業施設にて、印刷や箱詰など仕上げ作業を行ってもらっています。
作業風景の写真など、出来上がりましたらサイトに掲載していきます。
1月中旬 障害者作業施設にて、箱詰・印刷作業中
2月中旬 クラウドファンディング募集の開始
2月下旬 さとりとカードゲームの完成
3月下旬 クラウドファンディングの募集終了
4月上旬 さとりとカードゲームをはじめとした、リターンの発送開始
5月上旬 一般販売の開始
このようなスケジュールで実施していきます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。なぜなら既にプロジェクトは動き出しております。
支援いただければ大きな助力となりますが、
たとえ支援者様がゼロ、誰一人いなくとも、一芽はゲームの製作を継続します。
プレイモニターさんを始め、欲しいと言ってくださっている方が既に複数いらっしゃいますから。
目標金額に満たない場合も、変わらず計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
長い文章ばかりのページを最後まで見ていただいたことに、まずは感謝を!
ありがとうございました。
実際にはまだまだ書きたい内容があります。
・妖怪兄妹の物語
・お題が難しいという人への救済の仕組みが、こっそりと含まれている話
・数値感覚の違い、あまりにかけ離れた数字がでたら・・・という話
・推測がエンターテイメントになるというのは、実は多数の前例があるという話。
・ネーミングにまつわる話
こういった内容も語れますが、それらは製作秘話的にブログなどに掲載していきます。(商品の取扱説明書にも一部記載しています)
推測という行為は、さまざまな知識、経験、感覚をすべて用います。
そのため、人の個性がかなり出やすいと思っています。
推測の持つ面白さを伝え、推測の機会を増やしたいというのが「さとりと」カードゲームの意義です。
身近なご家族、友人、知人、と一緒にゲームを楽しむことで、個性の違いを感じ、笑って認め合えるような時間と場をゲームを通してご提供できれば幸いです。
ご支援いただけると製作・活動の大きな前進となります。どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るさとりと製作作業の完了。実物が到着いたしました。
2022/03/12 21:03さとりとの製作作業が完了いたしました。そして実物が届いています。段ボールに入って届きました。障害者施設様での作業ありがとうございます。そして、カードの方です。写真を撮ったときの明るさの関係で少々明るめに写っています。箱の側面にもお題を4つほど書いて、1例として挙げています。正直、ゲームのお題はいくらでも増やしていくことができます。製作者としては、できるだけ予想外なものや、見落としていたなあというお題をさとりとの中に入れています。そして、モニターさんにゲームを実際にやってもらうと、「こんなお題どう?」って話にもだいたいなりますね。シンプルなゲームなので、いろいろとアイディアを思いついてもらえます。ゲームの仕組みさえ知ってしまえば、真似て作るのは簡単ですから。学校などのクラスで、お題を皆さんに考えてもらって、クラス記念品のような「さとりと」を作るというのも面白いかもしれませんね。 もっと見る
障害者作業施設さんより、箱詰作業中の風景写真が届きました。
2022/02/21 21:20製作をお願いしている障害者作業施設から作業風景の写真が届きました。もう何度も施設での製作作業をお願いしているのですが、新規ゲームの製作の時には写真をお願いしています。私自身が撮影に行ったこともありましたね。写真に顔の写っている方は、ご本人に掲載許可をいただいております。追加でプロジェクト募集ページにも写真掲載を行っていきます。できるだけ余裕を持った日時で納品をお願いしていますが、読みが外れて在庫切れとなり急かしてしまったりといった失敗が過去にありました。できる限り配慮した製作依頼を今後も続けていきます。いつも製作作業ありがとうございます。 もっと見る
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