三陸花火競技大会実行委員会には『学生部』という組織があります。2021年秋の花火競技大会の際には、学生部独自でクラウドファンディングも実施しています。(https://camp-fire.jp/projects/view/488282?list=search_result_projects_popular)今回は学生部2代目部長であり、岩手県大船渡市出身の大学生千葉くんに思いを語っていただきました。学生部は三陸花火競技大会実行委員会の中にある学生で構成された団体です。昨年の三陸花火競技大会2021から加わった6人を合わせて現在は12人で活動しています。今は、4月29日に行われる三陸花火大会2022を・現地の陸前高田で運営するチーム・池袋でのイベントチームの2つのチームに分かれて活動しています。花火の構成の中に2つの会場が融合するとても活気的な企画もありますので、ぜひ楽しみにしていてください。また、大会会場では地元学生によるボランティア活動を企画しています。学生部の目標の中に「地元の方に愛される花火大会にする」という目標があります。それを達成する第一歩として企画しました。三陸花火を地元の方で、中でもこれから社会に出ていく若者が中心になって作り上げることで、より魅力的なイベントになると思います。学生部メンバーも皆共通の想いとして三陸のためという想いで活動しているため、地元出身の私からすれば感謝の気持ちでいっぱいです。次に私が学生部に入った理由についてお話しします。1つ目は、「地元を盛り上げたい」という想いがあるからです。小学2年生の終わりに東日本大震災を経験しました。直後にもかかわらず、全世界の方々から食料や日用品、学習用具など、多大なご支援をしていただきました。今週3月11日を迎えると、震災から11 年が経ちます。11年かけて街が復興していく様子を間近で見てきました。街並みも以前の通りとは言えませんが、新しい建物が多くなりました。これからは地元民である私たちが三陸地域を盛り上げ、ご支援に対する感謝の気持ちを全国の方が集まる三陸花火を通して届けたいと思い参加しました。2つ目は、「地元への恩返しをしたい」という想いがあるからです。今まで約20年間三陸で過ごしてきました。三陸でたくさんの出会いがあり、たくさんの貴重な体験をすることが出来ました。三陸花火を通してその恩返しができ、三陸がより良い街になっていく手助けが出来ればと思っています。これからもまた三陸を全国へ、世界へ広めて行けるよう活動していきます。応援よろしくお願い致します。三陸花火競技大会実行委員会 学生部 部長 千葉 快成2021年に行ったオンライツアーの様子