2017/12/07 18:42

10月に表参道にて開催しました初個展で、海外の方からの人気が高く、国外の活動をした方が良いという話を何人もの方から頂きました。

海外で自分のアート作品がどこまでやれるのか、挑戦したい気持ちは前々からありました。

その方々の言葉を頂き「まずは挑戦!」という気持ちで、来年4月にニューヨークで行われる世界最大級のイベントArt EXPOの公募に応募しました。

この審査は、日本のアート協会経由のものと、NY Art EXPOへ直接の審査の2種類があります。

始めは、日本の協会に公募しました。

すると、「通常、こちらの協会では取り扱っている現代アートとは異なります」という回答を頂き、審査が通りませんでした。

日本がダメなら、のNY Art EXPOへ!

NY Art EXPOへ直接メールをし「こういった作品は、出展できるのか?」と問い合わせをしてみると、写真をと連絡を頂きました。ここで、作品3種類を送信してみました。

結果は❝なんと❞NYの審査にあさりパス。思いがけない出来事と、あっさりし過ぎてビックリでした!!

しかも、3点全部です。

 

Art Expoは、この春40周年を迎える歴史あるイベント。

面積あたりの出品料も高額で、3種類全ての作品の展示はとてもできません。

そこで、イベント会場近くのギャラリーを開催期間中に借り、作品を見て頂いて方を、ギャラリーへ来てもらおうと考えました。

知り合いの協力のもとNYのギャラリーの事前審査へ応募したところ、こちらもあっさりとパス。大絶賛のメールが来ました。実際に海外から評価されたのは初めてで、これまでの努力が報われたようでした。

私は、この造形ネイルアート(自分で考えた造語です)を広めることで、ネイルアートがネイルの世界だけでなく、現代アートとして認められたいと思っています。

日本のネイル技術は繊細で世界でもトップです。

一ネイリストの私が現代アーティストとして世界で活躍することができたら、日本のネイリストの新たな活躍先を切り開くことが出来るのではないかと思っています。

NYへは何があっても行きたい。

より強く思うようになりました。

 

そんな私に、NY行きは前途多難な事実が発覚しました。

私の作品はネイルチップだけでなく、チップをみせるためのHANDや付属の装飾があり、これら全て私が一から作ったもので、全て合わせて、それぞれの一つ作品になります。

これらは通常配送では送ることが出来ず、美術品としての搬送になるそうです。

複数の運送会社に問い合わせ、美術品輸送では100〜250万円ほどかかるというのです。

その他にもArt Expo,ギャラリーの出品料で50万円。同時開催のためのスタッフ2名。往復渡航費、宿泊費でどんなに節約しても60万円以上かかります。

諦めたくない!

 

今回支援を募るにあたり、とてもとても葛藤がありました。

「人様のお金で行っていいものなのか?」

「大チャンスが目の前にあるのにみすみす逃すのか?」

 

キャンプファイヤーは、声をあげることが出来るプラットフォームです。

悩んでいる間にも時間は過ぎていきます。

行動しよう!!

声をあげよう!!

そして、クラウドファンディングをすることに決めました。

他の方に頼ってまで、こんなに大きなことにチャレンジするのは生まれて初めてです。

皆様に頼らせてください。

どうかご支援をよろしくお願い致します。

 長谷川ヒロミ