2022/08/05 10:00
【ついに来週、木曜日に実施!】

御造営が進む祠ですが、山の日である8月11日が竣工予定です。
それに伴い、祠そのものに建築の神様を鎮める『新殿祭(しんでんさい)』並びに神様が鎮まる媒体でもある御霊代を納め祀る『鎮座祭(ちんざさい)』を、8月11日(木・祝)に予定しております。

 ▼概要はこちら
日付:令和4年8月11日(木・祝)
時間:12時00分までに登頂、12時30分より神事斎行

 『八甲田山神社』の新たな歴史が始まる、一生に一度の機会となります。
みなさまからご奉讃いただいたご浄財を大切に使用させていただき、素晴らしい祠をお披露目できることを楽しみにしております。

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祠は7月下旬には、既に8割方が完成と順調に御造営が進んでおります。
今夏は、天候の変化が激しくかつ山の天気も変わりやすいため、なかなか作業ができない日もありましたが、無事「山の日」である11日(木・祝)の竣工が間に合いそうです。


さて、今回は【木へのこだわり】について。

『八甲田山神社再建プロジェクト』当初、八甲田山のガイド界隈の方々から「とにかく風が強い山頂だから、再建するなら壊れにくい素材を使った方が良い」と、アドバイスをいただいておりました。

確かに大岳の方に再建されていた祠は、石によるもの。
ヘリコプターで運んで御造営されたとのこと。メンテナンスもフリー。

なるほど…確かにそういった考え方もあるのか、と。

そういった前例もあったことから『八甲田山神社再建プロジェクト』でも、やはり壊れにくいものの方が良いのか。本当に何度も、何度も話し合いを重ねました。


①壊れにくい自然素材で作る

②壊れにくいチタンや鉄などの金属を使い、現代の技術による新しい祠を作る

③壊れても都度修復をしていける木材で、伝統技法を用いて作る


私たちが選んだのは…

③壊れても、都度修復をしていける木材で伝統技法を用いて作る

このプロジェクトは、祠を再建して終わりではない。
私たちが当初から一貫して思っている、このプロジェクトの真髄とも言える考え。


そしてたくさんの方々と一緒に作り上げる「私たちの神社」であると思っています。
皆さんの協力のもとで祠を再建し、そこからが『八甲田山神社』の新たな歴史の始まりだと思っております。

だからこそ、皆さんが八甲田山を訪れるきっかけになって欲しいですし、登った際に修復が必要な箇所を見つけたら、私たちにコミュニケーションして欲しい。そうして「私たちの神社」の輪が広がっていく。それが100年、1000年も続くと考えたら素敵ですよね。

そんな関係性までを構築したい、そんな思いを込めて木造を選択いたしました。

もちろん通常よりも頑丈になるように柱を、とても太くしたりと簡単には壊れないような作りにはしております!

あとは、銅板と金具の装飾で竣工へ。

完成は、11日(木・祝)に執り行われる『新殿祭(しんでんさい)』並びに『鎮座祭(ちんざさい)』の模様をレポートする際にお伝えいたします。

いざ、新たな『八甲田山神社』の歴史がここから…!

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\【ご奉賛受付サイト】を新たに開設させていただきました/

「クラウドファンディングに間に合わなかった」
「数回に分けて寄付したかった」

というお声を多くいただき、ご奉賛サイトの開設に至りました。

ご奉賛サイトは、令和5年4月1日まで受け付けを行なっております。
クラウドファンディング同様に、八甲田山神社に縁のある記念品を取り揃えております。

皆様には引き続きでございますが、ご支援のほど幸いに存じます。

▼ご奉賛サイト
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