皆さん、こんにちは。2月16日からスタートした、栗の木のオーナー募集「しまんと地栗植樹プロジェクト」に早くもたくさんの応援を頂きありがとうございます。
本文にも書かせて頂いた通り、このプロジェクトは四万十の一次産業を後世に繋ぐ仕組みづくりを目指す「しまんと流域農業organicプロジェクト」の第一歩です。
四万十川を臨む現役の栗園
まずは地域のブランド栗「しまんと地栗」を新たに植えて、オーガニック栽培に挑戦するにあたり、初年度である今年の3月に200本の栗を植えます。その園地の準備が少しずつ進んでおりますので、今回簡単に進捗をご報告します。
耕作放棄地や遊休農地の活用
今回のもう一つの目的は、耕作放棄地や遊休農地を活用し、田畑を再生させるということです。素人なら転げ落ちてしまうかもしれない傾斜のキツイ山の中の栗園から、管理しやすい麓の平地の栗園へと新たに広げていきます。
今年1月、まずは草が生え放題の荒れた畑の草刈りと耕運を行いました。
耕作放棄地のビフォーアフター
まず大切なのは「土づくり」
次に行ったのが、オーガニック農業には特に大切な「土づくり」。農薬や化学肥料を使用しないため、土づくりには鶏ふんを使います。運搬機で鶏ふん袋を園地全体におろしていき、そこから手作業で畑にまいていきました。
運搬機で鶏ふんを園地に運ぶ
そして仕上げにトラクターでまんべんなく耕し、畑全体になじませます。「しまんと流域農業organicプロジェクト」で農業部門を担う(株)しまんと流域野菜の研修生も初めての栗栽培に力が入ります。
新潟県からIターンで研修に励む捧(ささげ)くん
ここまでが、まだクラウドファンディング立ち上げ前だった1月の現場の様子です。このあと2月中には栗の苗が届いて、念願の植え付けは3月を予定しています。
しまんと地栗オーナー募集の今回のプロジェクトでは、ご支援いただける方を3月25日まで募集しております。どうぞ宜しくお願い致します。