今年の4月は千葉は雨が多い気がします。
子どもの頃から傘をさすのがあまり好きではなくて、あえてささなかったり、傘をさかさまにして水をためたりしていました。すごい親に怒られるんですけどね。
でも、やめられませんでした。
そして高校時代は自転車通学だったので、雨の日も傘をささず、カッパで爆走するのが大好きでした。ヤンチャっ子だったあみちえです。
雨の日に傘をささずに濡れることって、私にとって「ほんとはやってはけない」ことだったのです。だからこそ「傘をささない」ことが、ちょっと悪いことをしている、というか、やっちゃいけないことをやっていることに、ワクワクしちゃっていたのかもしれません。
でも、社会人になってからは、さすがにびしょびしょで働くわけにもいかず、傘をさすようになって、、、、
子ども達が生まれてからは、子ども達が濡れて風邪が引かないようにと傘をさしていました。
いつの間にか当たり前のように傘をさすようになった私。
先日突然の雨で、濡らしたくない書類を持っていたので目の前にあった喫茶店に入りました。
雨早く止まないかなー。
ちょっと弱くなったら駐車場まで走ろうかなー。
そんなことを思いながら、コーヒーを頼んで外を見ていると、帰宅中の中学生がびちょびちょになりながら大笑いして走っていました。
びちょびちょで困っちゃうはずなのに、とても笑顔のその子たちを見ていたら、懐かしい気持ちになりました。
そしてなぜだか
あー、でも、そうだよね。なんかちょっとうれしくなっちゃうよね。
なんかその感じわかるよーって。
親としては、制服びしょびしょは乾かすのも風邪ひかれるのも本当に困るんで、ついつい「何やってんの!!」と我が子には言ってしまうのですが、実は自分もそうだったんだよなーなんて思ってしまったわけです。
というわけで、突然思い立ってコーヒーを飲み干して、雨の中外に出てみました。
濡らしたくない書類をコートで死守して(笑)
駐車場まで大雨の中歩いてみたら、ちょっとワクワクしちゃって、新鮮でした。
帰宅して、びしょぬれの髪をバスタオルで拭きながら昔のことを色々と思い出しました。
母が「しょうがないわね、まったく」と怒りながらも頭をガシガシ拭いてくれたこと。
子どもの頃、思っていたこと。考えていたこと。胸にしまったこと。
実は、、、、とか、あの時は、、、とかそんなことが溢れてきました。
まごころは、大切な人に届けようと私たちは言っていますが、その大切な人が自分自身であることもあると思います。
自分を大切にしようとよく言いますが、それって実はとっても難しいことですよね。
自分の置き去りになった気持ちや、飲み込んだ気持ちを改めて丁寧に受け止めたり、理解したりすることは、まごころを(自分自身に)届けることにつながるかもしれません。
ヤンチャな大人のとある雨の日のお話でした♪
皆さんは雨の日好きですか???