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日本には様々なお茶の名産地、日本茶の種類ありますが、
このたびは舞鶴で作られているお茶に絞って、お茶の作られ方や違いを
とってもざっくりと説明させてください♪
茶葉を発酵させないものを「緑茶」と言います。
(半発酵:ウーロン茶 発酵:紅茶 など)
お茶の木の品種はたくさんありますが、
「煎茶」「番茶」「玉露」「碾茶(抹茶)」はお茶の木の品種によるものではなく
育てる工程と、製茶の方法で変わります^^
ー太陽の下、煎茶と番茶ー
舞鶴では、5月ごろ太陽の下で育てたお茶を新芽から数枚の葉までを刈り取ったものを「煎茶」
その後、6月ごろ、それより下の葉~軸~枝が入るか入らないか。。くらいまでを
刈り取ったものを「番茶」としています。
どちらも、刈り取り後 蒸して、揉んで、乾燥させてお茶にしています。
また、「ほうじ茶」は、番茶や煎茶を炒って香ばしくしたもの、
「玄米茶」は番茶やほうじ茶に炒ったお米などをブレンドしたものです。
ー遮光した中で、玉露と碾茶ー
一定の時期から太陽の光を遮るため、黒い幕を使います。
最初は一部、刈り取り前は黒い箱型にすっぽり覆われます。
中に入るととても良い香りです♪
それを刈り取ったものが「かぶせ茶」「玉露」「碾茶」などの高級茶で、
蒸して揉んで棒状に細くよって乾燥させたものが「かぶせ茶」「玉露」
この2つの差は黒い幕で覆う期間の長さで変わり約3週間以上から玉露になります。
蒸したあと、高く宙に吹き上げて冷却し、1枚1枚はがれた状態で乾燥させたものが「碾茶」
碾茶を石うすできめ細かくひいたものが「抹茶」です。
後は色選別をかけて、玉露や煎茶の葉の中から新芽の茎だけをより分けたものが
「かりがね(茎茶)」
粉ふるいで細かくてより分けられたものが「粉茶」
以上のものが主に舞鶴で作られ、販売されています。
もっと全国的にみるとたくさんありますが、このくらいで^^
舞鶴はこの中でも特に、玉露・碾茶の名産地です^^
これら高級茶と同じ環境と同じ肥料でつくっているので
消費者様へ直売されている「煎茶」「番茶」もとっても美味しいんです!!
由良川沿いに茶園が並んでいます。
朝晩の寒暖差激しく、朝霧もたくさん立ち込めます。
うま味のつよいお茶になり、まさに土地に適しているからこそ
特産品です。
最後までお読みいただきありがとうございました!