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“レズビアン”のライフヒストリーを語り継ぐ「日本Lばなし」講演録を作りたい!

「日本Lばなし」とは、仕事や活動に自分らしく生きる多彩な「L」の方々をゲストに招き、ライフヒストリーを通してマイノリティが生きる知恵と勇気を共有してもらう、連続トークイベントです。好評だった第1弾に続き、今回「日本Lばなし」の講演録冊子第2弾の発行を企画しています。ご支援をよろしくお願いします!

現在の支援総額

2,206,735

147%

目標金額は1,500,000円

支援者数

344

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/02に募集を開始し、 344人の支援により 2,206,735円の資金を集め、 2022/04/25に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

“レズビアン”のライフヒストリーを語り継ぐ「日本Lばなし」講演録を作りたい!

現在の支援総額

2,206,735

147%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数344

このプロジェクトは、2022/03/02に募集を開始し、 344人の支援により 2,206,735円の資金を集め、 2022/04/25に募集を終了しました

「日本Lばなし」とは、仕事や活動に自分らしく生きる多彩な「L」の方々をゲストに招き、ライフヒストリーを通してマイノリティが生きる知恵と勇気を共有してもらう、連続トークイベントです。好評だった第1弾に続き、今回「日本Lばなし」の講演録冊子第2弾の発行を企画しています。ご支援をよろしくお願いします!

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第二目標金額達成のお礼と、ラストスパートについて

募集終了まであと5日のところで、第二目標額である180万円も無事達成いたしました。みなさまのご支援、シェア、応援のコメントありがとうございました! その一つひとつにエンパワーされています。

第三目標額として、200万円、支援者数300人を目指したいと思います。20万円の資金の使い道は以下です。

・リターン送料 6万円

・印刷費 追加分25万円の一部 14万円

募集期間終了(4月25日23:59)まで、本当にあと少し。

最後までご支援、情報のシェアをどうぞよろしくお願いいたします!


パフスクール スタッフ一同

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第一目標金額達成のお礼とネクストゴールについて

皆さまの温かいご支援により、募集終了まで2週間以上を残して、第一目標額に到達することができました。たくさんのご支援やシェア、応援のコメントありがとうございました!

今回は予想以上に多くの方に、第一弾の冊子付きのリターンを選択していただきました。セクシュアルマイノリティ女性の人生の物語を多くの方が知りたい、読みたい、学びたいと思い、ご支援くださったのだなあ、と嬉しく感じています。

さらに一人でも多くの方に、この生きる知恵と勇気の詰まった日本Lばなし講演録をお届けしたいという想いから、私たちはネクストゴールを180万円に設定させていただきました。30万円の資金の使い道は以下です。

・講演録第1部の印刷費(300部印刷した場合) 14万円

・クラウドファンディング手数料(9%。支援総額が180万円の場合) 16万2,000円

ネクストゴールを達成した場合も、返礼品の送料を募集するため、さらなるご支援をお願いしたいと考えています。

募集期間終了(4月25日)まであと少し、どうぞよろしくお願いいたします!


パフスクール スタッフ一同
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はじめに・ごあいさつ

「パフスクール」は2007年にスタートした、性的マイノリティ女性のQOL(生活の質)を向上するための学びの場を共有する、ボランティア団体です。現在は31〜70歳のコアスタッフ5人が、自分たちも学び、楽しめるテーマを取り上げ、活動しています。

▲幅広い年代のコアスタッフ。2021年の忘年会の一コマ


日本の「L」の歴史をアーカイブとして残したい

この数年間、私たちが最も力を入れているのが、2015年に始めた連続トークイベント「日本Lばなし 〜日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ〜」です。これは、コミュニティの内外で自分らしい仕事や発信、活動を続けている、私たちが尊敬する方々をお招きして、その人のライフヒストリーを通して、その魅力がどこから生まれているのかをお聞きしていく企画です。

「L=レズビアン」とは「女性を愛する女性」とされてきましたが、このイベントを通して、私たちはジェンダー規範から自由な生き方に注目し、「女性」にエネルギーを向け、「女性」と生きる「女性」を「L」と定義し直したいと考えています。

▲第15話 岡野八代さん(政治学者、同志社大学教授)の回のようす。第1〜20話で、延べ922人が参加してくれました(画像の一部を加工しています)

一人ひとりの個人史には、異性愛社会、男性優位社会の中でどう生き抜いてきたかはもちろん、どのように自分の個性を伸ばしてきたかという、マイノリティが人生を生き抜く知恵と勇気があふれており、胸のすくようなお話ばかりです。

そのお話を文字化してアーカイブとして残すことは、直接話が聞けなかった人たちに時空を超えて伝えることになります。

▲第1〜10話をまとめた講演録冊子第1弾(カバーイラスト=トーマス。クラウドファンディングトップ画像、缶バッジも)

第1〜10話は、2017年に講演録冊子にまとめ、助成金で700部を出版し、好評のうちに完売しました。今回は第2弾として、第11〜20話を紙の冊子および電子書籍として自費出版する予定です。この計画を皆さまに応援していただけるよう、クラウドファンディングを立ち上げました。


LGBTQ+の中で「L」が見えにくいわけ

2015年に東京都の世田谷区と渋谷区で「同性パートナーシップ制度」が開始されたころから、テレビや新聞、ラジオなどのマスメディアで「LGBT」という言葉がよく聞かれるようになりました。性的マイノリティはLGBTとしてまとめて語られることが多くなり、「LGBTブーム」とさえ呼ばれるようになりました。

ただ、「LGBT」とまとめて語られるとき、その中でLは見えにくい存在になりがちです。その大きな理由は、Lが「女性」というマイノリティであると同時に、「同性愛者」であるという、ダブルマイノリティだからです。

私たちは「女性」に生まれただけで、そのジェンダー規範に縛られがちです。例えば、小学生までは男子と一緒にサッカーや野球をしていたのに、中学生になるとメジャースポーツから閉め出され、「女らしい」服装やしぐさ、言葉づかいを身につけるべきという世間の視線を浴びせられます。医学部の入学試験で差別されたり、痴漢など性的暴力を受けやすかったり、学内・職場でのパワハラ・セクハラに遭いやすかったり、社会に出れば給与や待遇の差別を受けたりします(年間平均給与は男性532万円、女性293万円。国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」より)。

男女平等が叫ばれて久しい現在でも「男」と「女」はやはり不均衡であり、こういう現実は「女性」が自分らしく自立して生きることを困難にしています。

▲第12話 沢部ひとみさん(ノンフィクションライター)の回の手作りチラシ

さらに、「異性愛」を前提に作られたこの社会では、同性愛者は日々、「存在しないことにされている」と感じて生きています。例えば、「結婚してるんですか?」「彼氏いないの?」といった異性愛を前提にした何気ない会話や、パートナーのことを家族や親戚、友達に紹介するハードルの高さ、カップルで部屋を借りるときに直面する困難、パートナーの緊急事態に立ち会えなかったり意思決定の権利がなかったりすること、などなど。こうした小さな傷つき体験の積み重ねが、同性愛者の自己尊厳を少しずつ削り取っていきます。主要7カ国(G7)の中で唯一、「同性婚」がいまだに実現していないことにも、日本社会の理解の遅れが表れています。

▲第16話 井上政美さん(内装業、大工)、宮本一美さん(建築士)の打ち合わせでは、実際に二人が立てた茨城県の家を訪れて、いろいろな話をしました

特に「レズビアン」は、しばしばポルノグラフィのモチーフにされて消費され、過剰に性的なイメージを植え付けられてきました。また、そもそも自分をいわゆる「女」ジェンダーにアイデンティファイできないために、自分が「女を愛する女」であるのか確信が持てないこともあります。そのため、自分の性指向に気づいても、「レズビアン」という言葉と自分自身を同一視できない人は少なくありません。

つまり、「レズビアン」をはっきり名乗れないことが、「レズビアン」の尊厳や人権のために闘うことをさらに難しくしているのです。ダブルマイノリティであるLの見えにくさ(不可視性)はここから生じていると思います。


『日本Lばなし』の講演録冊子発行の意味

異性愛社会で孤立している人や若い世代には、自分と似ていて、しかも尊敬できるロールモデルが必要です。「こんなふうに生きていきたい」と思える先輩や仲間たちにたくさん出会えることは、この社会で、たとえ少数派であっても、希望を持って生きていく知恵と勇気を手に入れることにつながります

『日本Lばなし』を講演録冊子にすることで、日本全国に暮らす、より多くの方々に多様なLのストーリーを届け、セクシュアリティとジェンダーの平等をめざす社会に道をひらくことになると確信しています。

▲講演録冊子第1弾の紙面。第4話のゲストだった宇佐美翔子さんと、第6話のイトー・ターリさんは、昨年故人となりました

私たちがこの冊子を世に出したいという思いを応援してくださる方、どうぞこのクラウドファンディングにご協力ください。よろしくお願いします。


今回掲載する第11〜20話の内容

2017年8月〜2021年9月にオフラインやオンラインで開催してきた、第11〜20話(各約150分)のイベントの内容を凝縮して、各話8〜10ページ程度で掲載予定です。ゲストに用意していただいた資料や、当日のようすなど、写真も多数掲載します。

【コンテンツ(予定)】

第11話 笹野みちるさん(ミュージシャン)

第12話 沢部ひとみさん(ノンフィクションライター、パフスクール代表)

第13話 増原裕子さん(LGBTQ+アクティビスト)

第14話 森あいさん(弁護士、「結婚の自由をすべての人に」訴訟弁護団)

第15話 岡野八代さん(政治学者、同志社大学教授)

第16話 井上政美さん(内装業、大工)、宮本一美さん(建築士)

第17話 長村さと子さん(『鉄板女酒場 どろぶね』他店主、一般社団法人こどまっぷ代表理事)

第18話 小野春さん、西川麻実さん(「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京原告、にじいろかぞく)

第19話 下山田志帆さん(プロサッカー選手、ノンバイナリー)

第20話 岩川ありささん(早稲田大学文学学術院准教授)

【媒体仕様(予定)】

●判型:A5版(148×210mm)

●綴じ:平綴じ冊子・左綴じ 

●ページ数:110(表紙カラー、中面モノクロ)


資金の使い道

クラウドファンディングでサポートいただいた資金の使い道は次の通りです。目標金額は150万円に設定しました。

・文字起こし 20,000円×10話分=200,000円

・本編 編集・執筆 50,000円×10話分=500,000円

・その他付録・前付・後付 編集・執筆 140,000円

・校正 60,000円

・デザイン・DTP 200,000円

・イラスト 50,000円

・写真 50,000円

・統括編集 100,000円

・印刷 200,000円

もし目標金額を上回った場合は、冊子の郵送料、クラウドファンディング手数料(9%)、返礼品の送料や手数料、ならびに今後のパフスクールの活動費用として使用します。

※支援の金額は、リターンを選択後に上乗せすることもできます。5万円以上ご支援くださる方は、ご希望のリターンを選択後、「上乗せ支援で応援しよう」の欄で金額のご記入をお願いします。


実施スケジュール

・〜2021年10月 文字起こし済み

・2022年3〜4月 クラウドファンディング実施

・〜2022年5月 編集・執筆作業

・2022年6月 印刷、返礼品発送等

・2022年7月 オンラインショップにて販売開始、出版記念イベント開催予定


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


応援メッセージが届きました!

ユリ(LGBTQ+のL当事者 )さん
▲高尾山でのユリさん
(LGBTQ+のL当事者, 30代会社員)

LGBTQ+のLのコミュニティーは、どうしても「出会い」が重視されがちで、カップルになるといなくなる人たちが多いです。「出会い」も時として必要なのですが、Lの人たちがどうやって生活していて、どうやって生きているのか気になっていました。

「日本Lばなし」をはじめ、パフスクールの活動は、LGBTQ+のLなどの性的マイノリティの生き方や生活に関わる活動であり、私も以前「信頼関係を築くためのアサーティブ講座」に参加させていただきました。アサーティブコミュニケーションとは、日常生活において自分も相手も大切にするコミュニケーションの手法です。セクシャリティーをオープンにしてアサーティブを学べたことはとても貴重な経験でした。

『日本Lばなし 〜日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ〜: 2015・2016年度講演録』の冊子は、私の母も読んでくれていて、もっと字を大きくしてほしい!と言っていました(笑) 。母に初めてカミングアウトしたのは15年くらい前。最初は私も母も素直に気持ちを交わすことができませんでしたが、少しずつ「その話題」ができるようになってきました。今では、私より先にLGBTQ+関連のニュースを知って教えてくれたり、『日本Lばなし』の冊子の文字の大きさに注文をつけてくるくらいになりました!老眼鏡をかけて真剣に読んで、私を理解してくれようとしている母の姿を想うと涙が出そうになります。

『日本Lばなし』は、いろいろな生き方をしているLの方達を知ることができる日本で唯一の本ではないかなと思います(もし他にもあったら教えてください)。電子書籍もいいですが、紙の冊子であることで、直接渡してそれをきっかけに話ができたり、本棚にあるだけで勇気をもらえたりするので冊子の必要性も強く感じます。また第2弾では、Lだけではなく、バイセクシャルやノンバイナリーを表明している方も登場予定ということで楽しみにしています。

お金を寄付することは、金額がいくらであっても「私もこのプロジェクトに参加している」という実感を与えてくれます。傍観するだけより楽しいですよ。みなさんも、ぜひ一緒に『日本Lばなし』第2弾を世に送り出しませんか?

ユリ(LGBTQ+のL当事者, 30代会社員)


菊池真琴選手(プロボクサー) ▲菊池真琴選手(プロボクサー)
2022/3/28@後楽園ホール 椙元愛選手との戦いで、
5ラウンドTKO勝利。今回の勝利で日本ランキングが13位から4位へ

今ではLGBTQ+という言葉も作られ「LGBTQ+」は世間に認知される時代になってきました。ほんの数年前までは私自身も自分のセクシャリティーをひた隠しにしていた当事者の一人です。

いまだ不自由さはあれど、自身のセクシュアリティを公表出来る時代になるまでには、何十年もかけて差別や偏見、苦悩と戦って来た先駆者と言える人たちがいます。これまで、Lの「歴史」を知る為には自身の足で先駆者達の元へ出向き、お話を伺うしかありませんでした。

しかし今パフスクールの方々の尽力により、「日本Lばなし」を読むことでLの歴史を知り、自分もその歴史づくりに参加することが出来ます。

時代の変遷を歩んで来た方々の講演録第二弾!! 

みなさまのご支援よろしくお願いいたします。

菊池真琴選手のサイト


Dayaさん(葛藤解決ファシリテーター)
▲Dayaさん
(葛藤解決ファシリテーター)

「日本Lばなし」は、とても参加したいと思っている企画NO.1なのに、日程が合わず、一度も参加できたことがない。マイノリティ当事者の語りの大切さと貴重さ。本人の語りを通して歴史を知り、聞いている私の中のストーリーも刺激され、励みになったり、肯定してもらえたり、勇気づけられたりするのでしょう。第1弾、2弾とも丁寧に編集・記録されていると伺っています。今回、両方とも読めること、楽しみです。

セクマイコミュニティの大先輩でもある沢部さんとご縁をいただき、ディープデモクラシーの世界観を分かち合い、セクマイの内的抑圧の連鎖について共に考えていけることは宇宙からのギフトだなぁと感じています。パフスクールのメンバーのみなさんの活動を心より応援しています。

葛藤解決LABO


長村さと子さん(『鉄板女酒場 どろぶね』他店主、こどまっぷ代表理事) 
▲長村さと子さん
(『鉄板女酒場 どろぶね』他店主、こどまっぷ代表理事)

とある団体がレズビアンの過去と未来を繋いでいく活動をしていることを知ったのは6年前のこと。

最初に知った時、学生時代にそんな場があれば、もう少し救われてたなぁと思った。

マイノリティでクローゼットになりやすい人々はこれまでどう生きてきたのか、私自身、前を歩く先輩の背中に励まされ必死に歩いてきた。

道半ばで亡くなった友もいる。けれどその歩みは多くの人を励まし、勇気づけて、未来を切り拓く力となっている。

自分が信念をもってやってきたことも、いつか、少しでも誰かの励みになればよいなと願ってる。

人の歩みを通して見えるここにある"今"を今後も、是非記録してもらいたい。

・ママンズチャンネル
・鉄板女酒場 どろぶね
足湯cafe&barどん浴
一般社団法人こどまっぷ

ナナセさん(新宿二丁目 Bar Ellevieのオーナー )
▲ナナセさん
(新宿二丁目 Bar Ellevieのオーナー )

私が営んでいる新宿二丁目のビアンバーのお客様たちからも、自分たちよりももっと歳上の人たちがどういう生活を送っているのか、どういう風に生きているのか気になる、話が聞きたいという声を時折耳にします。
ロールモデルが欲しい、そう思っている20〜30代のLの仲間たちは意外と居ます。

そんな若い世代のLの仲間たちにとってこの講演録はとても貴重で価値のあるものになると思います。

講演録もパフスクールのスタッフの方たちの活動も、是非たくさんの仲間たちに知っていただきたいです。

バーという場所には色んな年齢や立場の方たちが集い繋がれる力があります。
そのバーでも中々知り得ることの出来ないLの先人たちの想いや勇気、知恵、生きる物語を伝えてくれる講演録作りの活動に是非ご支援を宜しくお願いいたします。

Ellevieのちゃんねる


さな吉さん(アサーティブトレーナー歴18年のベテラン)▲さな吉さん
(アサーティブトレーナー歴18年のベテラン。社会的マイノリティのアサーティブ・トレーニングに尽力)

パフスクールのメンバーとは、一緒にアサーティブ・コミュニケーション(自分も相手も大切にした自己主張)の勉強をしたり、自分のライフヒストリーについて深い話をしたりと、人生の価値観を揺さぶるような時間を一緒に過ごしてきました。

端から見ていていつも驚くのは、彼女たちがパフスクールの活動を手弁当で続けてきているということ。定期的にミーティングを重ね、自分たちが自分たちらしく生きるために何ができるのか話し合い、地道な活動を続けています。

これまでは狭く深く活動して「知る人ぞ知るパフスクール」という存在でしたが、今回、広く世に向けて飛び出していこうとしています。性的マイノリティ女性が経済的に自立することの苦労や、仲間を理解するために恐れずに自己開示を続けてきた彼女たちの勇気を近くで見てきたからこそ、応援せずにはいられません。

また、少し立場は違いますが私自身はアトピーの当事者で、思春期に肌が荒れていることや、痒みで思うように生活を送れないことで苦しんできました。

今回の文章の中にある
ーーーーー
「異性愛」を前提に作られたこの社会では、同性愛者は日々、「存在しないことにされている」と感じて生きています。
ーーーーー
という部分には、とても共感します。
TVや雑誌、ドラマや映画などには、肌がキレイな人しか登場しません。その中で多くのアトピーの人はロールモデルを見つけられずに、自分の肌に誇りを持てなくなっています。

自分に引き寄せて考えてみればみるほど、今回のパフスクールのチャレンジには大きな意義を感じます。多様なLのロールモデルが一冊にぎっしりとまとまっていれば、その中で自分に似た人を探すこともできるし、背中を押されて新たなロールを担う人も現れてくるはずです。

分断が進むこの社会で、パフスクールの存在は希望です。
ぜひ支援をよろしくお願いします。

さな吉さんのYouTubeチャンネル


「日本Lばなし」第13話のゲスト、増原裕子さん(LGBTQ+アクティビスト)
▲増原裕子さん
(LGBTQ+アクティビスト)
この機会に、本棚に大切に並べている「日本Lばなし」講演録の第1弾を再読。あらためてじっくり、読み耽ってしまいました。

一人ひとりの人生の経験と、そこから紡ぎ出される言葉にはずっしりと重みがあります。胸に深く刻まれる箇所は読む時期によって違いました。折に触れて読み返したい、Lの先輩や仲間たちの歴史と連帯を感じられる、宝物のような冊子です。

ゲストとパフスクールの皆さん、そして講演に参加された方たちの想いを乗せて、丁寧に編まれる講演録の第2弾をぜひ応援ください。



「日本Lばなし」第14話のゲスト、森あいさん(弁護士、「結婚の自由をすべての人に」訴訟弁護団)▲森あいさん
(弁護士、「結婚の自由をすべての人に」訴訟弁護団)

"Good girls go to heaven, bad girls go everywhere"

私がgirlかどうかは年齢以外の面でもおいておくとして、私は、どこにだって行けるはず。でも、実際には、そうはいかないことも。

自分以外の人の話、とりわけ、自分の知らない時代、地域の話は、私をもっと自由にして、勇気を与えてくれる。

埋もれがちなLの歴史をのこす大切な取り組み、応援ください。



「日本Lばなし」第15話のゲスト、岡野八代さん(政治学者、同志社大学教授)▲岡野八代さん
(政治学者、同志社大学教授)
 長年「嘘をついているわけではない」と自分に言い聞かせながら、数えきれない場面で、自身のセクシュアリティについて誤魔化してきました。2018年杉田水脈・国会議員の同性愛者差別記事に対して、これ以上黙っていては、私の葛藤はなかったことにされてしまうと、公の場で反論しました。

カムアウトは、自分でも予想しなかったほど身体に変調をきたす負担となりました。それ以前の自分との付き合い方ができなくなり、私のこれまでとは何だったのか自分が分からなくなる経験でした。

そんな私が救われたのは、パフスクールの皆さんが、私自身が忘れてしまっていたような体験談を聞く場を設けてくれ、かつての私を苦しめた困難に現在でも悩まされている方や、日本社会での性的マイノリティ女性たちの生き難さを共有しようとする人たちと出会えたからです。閉ざされていた私を解放してくれたのが、パフスクールの皆さんの活動でした。

誰にも自分の想いを伝えられず、だからこそ一人とり残されているかのように感じている方が、まだいるかもしれない。〈わたし〉もまた世界の中で共に生きている、そんな物語を伝えてくれる『Lばなし』への支援を是非ともよろしくお願いします。



「日本Lばなし」の記念すべき第1話のゲスト、映画ライターのサチ(土井ゆみ)さん▲ハワイ在住のサチ(土井ゆみ)さん 今回このクラウドファンディングに、土井ジェンダーフリーダム基金として応援させてもらいました。この基金は昨年、私個人が立ち上げた基金で、目的は「日本におけるあらゆる性差や性指向、性自認等への差別や偏見、暴力と闘うグループや個人、また舞踏や絵画、写真、映画などの自己表現活動を通して創造的な方向性を提示するグループや個人を支援する」。
多彩な方々が語ってくれた日本Lばなし講演録はまさに基金の目的にぴったり。応援しないわけには行きません。
個人基金のため基金額は少ないですが、昨年基金の目的に賛同してくださった方々から過分なカンパをいただきました。今回はそのカンパ分を含めて応援させてもらいました。歩き始めたばかりの基金ですが、応援してくれる人が私の基金への思いを後押しし、さらには冊子の準備をするパフスクールへの後押しにつながっていることに、希望と大きな喜びを感じています。
このような活動がこれからも継続していくために、日本Lばなし講演録冊子第二弾へのさらなる応援を私からもお願いします。

土井ジェンダーフリーダム基金
代表 土井ゆみ
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サチさんの「日本Lばなし」は、講演録第一弾でお読みいただけます。3,000円のリターンを選択していただくと、講演録第一弾もあわせてお送りします!
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最新の活動報告

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  • 先週末、ご支援いただいた皆さまあてに、講演録の発送を完了しました!空き部屋を1室借りて、段ボールに囲まれながら、思いを込めて作業しました。ご選択いただいたリターンによって、以下の方法でお送りしています。・1〜2冊・・・スマートレター(郵便受け投函)・3〜5冊・・・レターパックライト(郵便受け投函)・6〜8冊・・・レターパックプラス(対面でお渡し)・9冊以上・・・ゆうパック(対面でお渡し)今週中ぐらいでお手元にとどくかと思います。来週になっても届かない、内容が違うなどありましたら、お手数ですがパフスクールのメールアドレスまでご連絡ください。もしよろしければ、皆さまからの感想もお待ちしています!パフスクールのメールまでお送りいただけると、大変励みになります。また、感想をシェアする機会も設けたいと考えています。今後ともパフスクールをよろしくお願いします!★感想等はこちらまで→ pafschoolmail@yahoo.co.jp もっと見る

  • 『日本Lばなし』講演録第2弾制作のクラウドファンディング、大成功で終了しました!皆さま、たくさんのご支援、シェア、応援を本当に本当にありがとうございました!ご支援総額220万6735円、ご支援者数344人! 感激で胸がいっぱいです。いただいたメッセージも全て大切に拝読しております。ご期待に添えるよう、12人の方の貴重な物語を心を込めて冊子にまとめ、お届けします。お楽しみにお待ちください!パフスクール一同(写真は4/24(日)のTRPのパレード後、チラシ配り中。スタッフ1名は夢に向かって勉強中で不在でした) もっと見る

  • ウェブメディア『コスモポリタン』に寄稿した記事、「見えづらさの背景は?私たちが「レズビアンの歴史」を残したい理由」が公開されました!「Lの歴史」はなぜ残らないのか、その理由を自分自身の経験も交えて書きました。「日本Lばなし」の裏話として、ぜひ読んでください。コスモポリタンはこれ以外にも、フェミニズムやLGBTQ+に関連する記事や最新情報を多数掲載しています。チェックしてみてください! もっと見る

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