執筆者の先生方からのメッセージをご紹介します
紙の仏教雑誌『サンガジャパン+』の新創刊に向けて、とても嬉しいことに執筆者の先生方から応援メッセージをいただいております。その一つ一つをこの活動報告のページでご紹介させていただきます。
今回、ご紹介させていただくのはタイ仏教翻訳・通訳者の浦崎雅代先生です。
浦崎雅代先生からの応援メッセージ
サンガジャパン+(プラス)紙書籍での復活プロジェクトを、応援しています。
私たちの日々の修行に欠かせないもののひとつが
『善き友』の存在。
善き友は必ずしも人間だけとは限らず
智慧を育んでくれる貴重な本たちもまた
善き友であると言われます。
再び善き友に出会えるのを
楽しみにしています。
浦崎雅代
(タイ仏教翻訳・通訳者)
浦崎雅代先生、どうもありがとうございます。
浦崎雅代先生に最初にサンガジャパンにご寄稿いただいたのは、2014年のVol.16でした。この中で、前年2013年の秋に沖縄を訪問されたカンポンさんの講演ツアーのレポートをしていただきました。
2013年の9月から10月にかけて、タイの瞑想指導者として著名なカンポン・トーンブンヌムさんさんは、浦崎さんの故郷である沖縄を訪れ、各地で講演会をされました。カンポンさんは元は高校の体育教師をされていましたが、水泳の事故で重度の障害を負い、車いすの生活を余儀なくされました。その失意の中でヴィパッサナー瞑想、チャルーンサティに出会い、「身体に障害はあっても、心まで障害を持たなくていいのだ」という気づきを得て、タイで著名な瞑想指導者となった方です。
浦崎雅代先生はカンポンの存在を日本に紹介、仏教瞑想そしえてブッダの教えが具体的に人を苦しみから救っていく在り様を、教えてくれました。
カンポンさんは2016年に逝去されましたが、この間、折に触れご寄稿をいただき、「いまここ」に常に戻るカンポンさんの教え伝えていただきました。掲載の誌面は、浦崎雅代先生とカンポンさんの『サンガジャパン』初登場の記事見開きです。素敵な笑顔です。
『サンガジャパン+(プラス)』でも浦崎雅代先生にご活躍いただきます! どうぞよろしくお願いいたします。