2013/02/07 16:32
こんにちは!ロモグラフィーのウェブ担当です。
Lomography Smartphone Scannerをもし持っていたら、
こんなことができるのではないかという使い方やアイデアを考えてみました。


【普通にフィルムスキャナーとして活用する編】


・現像だけして、データ化はスキャナーで。普段使いとして。

現像の際に画像データにしてくれるサービスも一般の現像所でもちろん利用できますが、プラスの料金が発生しますよね。このコストをカットして、現像だけして、データ化はこのスキャナーを使えば、節約できること間違いなし!で、絶対この写真いい!と思ったやつをじっくりデータ化したり、プリントしたりする。ずっと身近にフィルム写真を楽しむことができます。あ、ちなみにロモグラフィーの現像サービス、LomoLabなら、データ化は現像プラス100円ですよ。


・昔の写真をひっぱり出してスキャン

整理整頓が苦手な人は、昔のネガやプリント、データ化したCD-Rなどをバラバラにしまい込んでしまって、もはや収集が付かなくなっているのではないでしょうか。実は私もその一人です。大体あの箱に入っているってことくらいは言えますが…。どちらにしても、その写真、全てデータになっていますか?例えば、中学生の修学旅行の時に使い捨てカメラで撮っていたあの写真は?プリント写真をスマホで撮影するよりもずっと綺麗にデータにできますし、友達に画像だけ渡すことだってできます。今だからこそしたい。Facebookでもシェアしたい!


・旅行中に!

旅行中にフィルムで写真を撮った時、アップができないもどかしさがあります。このスキャナーなら軽いので旅行の荷物に追加しても負担になりません。しかも、データ化はスマホでできるってことは…わかりますね?タイムリーなフィルム写真のシェアが可能になるんです。


・LomoKinoで撮影したフィルムの動画化に。

開発中のAPPには写真をシェアすることができたり、パノラマ写真をつなぎ合わせることができる機能がある予定ですが、何と言っても一番便利なのはLomoKinoで撮影したフィルムを動画にすることができることでしょう。1コマ1コマスキャンすることはちょっと手間がかかるかもしれませんが、手軽に動画が作れることに変わりはありません。
LomoKinoに限らず、写真をパラパラ漫画みたいに動画編集してストップモーションにしたり、何枚もの写真を集めたムービー作りもできちゃうかもしれません。


・念の為。

フィルムを写真に撮った時、ネガじゃ写真にならないんじゃないの?と思った方はご安心ください。このプロジェクトで開発しているのは本体だけじゃありません。専用でしかも無料のiPhoneアプリと、アンドロイドアプリもございます。ワンタッチでネガもポジ画像に変換!だから撮影したフィルムがネガだろうとポジだろうと、クロスプロセスだろうと、レッドスケールだろうと白黒だろうと、大丈夫です。


【応用編】


・親孝行&祖父母孝行

両親のアルバムの写真をデータにして、待ち受け画面用の画像として送ってあげてみてはいかがでしょう。自分の小さい頃のかわいい写真も絶対喜ばれます。はずかしがりやなら、この先に待つ、母の日、父の日、敬老の日、結婚記念日、誕生日と何かと理由をつければいいんじゃないでしょうか。データにした画像を普通紙にたくさんプリントして、それをコラージュして何か作ってあげるのもいいですね。または、フォトフレームにたくさんデータを入れて電子アルバムにしてプレゼントしてあげるのも喜ばれると思います。


・同窓会を開こう!

何年も前に自分じゃない人が撮影したフィルム写真を集められる機会。それは、同窓会!あの頃の写真持ってる?と聞いても、昔に友達と撮った写真は実はフィルム写真だったりします。活用編でお話しした修学旅行も1つの例ですね。あまりお話しすると年齢がバレてしまいそうですが、この際、ネガを持って全員集合の号令をかけてしまっては?盛り上がること間違いなしです。


・結婚式のムービーや思い出写真に

いつ見ても感動します。2人の思い出ムービー。あの写真も追加したいんだけれど、フィルムだったー!めんどくさいからパス―!なんてことはもうありません。撮影する解像度にもよりますが、データをプリントすることだってできます。見つけた写真をさっとスキャン、さっとプリント。自分が開催する側じゃなくても、出席する時にプレゼントしてあげたいですね。


・懐中電灯に。

ええ。このスキャナーはフィルムの下からライトパネルを透過させ、そのフィルムを撮影することでスキャンすることができます。暗闇でスイッチを入れれば懐中電灯代わりに?枕元のライトとして。停電中のライトとして。ごめんなさい。うその使い方です。



最後に一言。写真って、見る時によって自分の感じ方が違います。昔はクリアな写りの写真が好きで、一眼レフフィルムカメラでよく撮影していましたが、あの頃はボケてたり、色が悪かった写真はなんとなく失敗な気がしてしまっていました。ロモグラフィーに入り、自由なフィルム写真の楽しみ方に触れていく内、私の中の失敗と成功は大きく変わったような気がしています。今、あの頃の写真を見返したら、また新しい発見があるのではないかと、この商品とアプリの誕生を個人的にも大変楽しみにしています。


あなたなら、どんな使い方をしたいですか?