Salom! KUMIKOです!
ウズベキスタンでは春のお祭り”ナウルーズ”が始まりました!1年で一番大きなお祭りということで現地も盛り上がっているそうです。(またいつかナウルーズについても記事を書きたいものです//)
余談は置いといて、今日のテーマはずばり!”スザニ”についてです!!
KUMIKOが現在行っているクラウドファンディングのテーマが「スザニ教室応援プロジェクト」ということもあり、各種SNSやこのページを見てくれている方は、スザニ=ウズベキスタンの刺繍をいうことを知っていただけているかもしれません。
そこで今日は美しいウズベキスタンの刺繍”スザニ”について、美しさだけじゃない、その魅力を発信していこうと思います!
□スザニとは?
まずはスザニの概要についてお話したいと思います。
(知っているよ!って人はここは飛ばして次の見出しからお読みください....m(__)m)
スザニとは、ウズベキスタンをはじめとした中央アジアの国々で作られ、お家の壁を華やかに飾りあげる刺繍布のことです。
下地は木綿もしくは絹の生地で、そこにまたまた木綿または絹の糸を作って刺繍が施されます。
デザイン・カラーバリエーションは様々あり、有名なのは下地が白色の木綿に、コットンでザクロなどのモチーフが色鮮やかに刺繍されたスザニだと思います。
でも実は下地が白色以外のスザニも多く、それはまたパッと目を惹くような美しい布になっています。
スザニの歴史は比較的新しく、17,18世紀の中央アジアの国々で嫁入り道具として使われたことから始まります。少女たちは幼い頃から刺繍を習い始め、新郎に贈るスザニを制作しました。
細かい刺繍を丁寧に作り上げるのは相当な根気と集中力が必要です。当時の女性たちはこれから嫁ぐ家のことを思って、地道に作業を続けていたのですね。
□スザニの柄
続いてスザニの柄についてお話します。
先ほど述べたようにスザニは嫁入り道具の一つです。そのため、作られたスザニの柄にはこれから嫁ぐ家の繁栄を願う意味や、良くないことが起こらないようにといった魔除けの意味などが込められています。
ザクロは子孫繁栄、チューリップが愛、唐辛子が魔除け、といった意味があります。
ウズベキスタンの中でも非常に有名なスザニバザール・ウルグットバザールで多いのはティーポット柄です。これは客人をおもてなしする意味が込められているそうです。
□スザニの入手方法
最後にスザニの入手方法について、日本編と現地(ウズベキスタン)編に分けてお話させていただきます!
①日本編
今はスザニをオンラインで売っている方も多くいます。Google検索で調べればすぐに出てきます!
現地に比べてお値段は少し高くなってしまいますが、品質が保証されているため安心して買うことができます。
KUMIKOでも6月開催の「ウズベキスタン・イランの旅土産屋ポチタ」で、代表森山が現地で買い付けたスザニを販売予定です!
実物を見て買いたい方は、ぜひ足を運んでみてください!!
②現地編
今やスザニはウズベキスタンの観光土産としてとても有名なので、観光地に行けば手に入れることができます。しかし観光地で買うスザニはとても高いです...。
現地に住むお友達などがいれば、彼らに買ってもらった方が安く入手することができます。
日本人は結構吹っ掛けられるので(笑)
おすすめのバザールはサマルカンドの近くにある「ウルグットバザール」です!スザニを作ったおばちゃんたちがたくさんおすすめを教えてくれます。
□まとめ
以上スザニについてお話してきました。
自分のお気に入りのスザニを部屋に飾ると、部屋が一変して華やかになります!!ぜひお気に入りの一枚を見つけてください。
また、スザニの作り手を教育する「スザニ教室」を応援するクラウドファンディングにも、ご支援をよろしくお願いします!!
⇩以下、クラウドファンディングの概要です⇩
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期間:2月25日(金)~3月29日(火)
目標金額:800,000円
https://camp-fire.jp/projects/view/561278?list=watched+
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