いつも活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。
前回のご報告でお伝えしましたように、『マエボン3』、及びリターンのお届け時期が延期となります。
※「6月」とお伝えしておりましたお届け時期が、【7月】に変更となりました。
今回は改めて延期の理由、その経緯をご説明させていただきます。
《もっとアホに》
『マエボン3』は「有益情報0、100%アホ」がコンセプトの雑誌です。それを目指して、3月中旬からメンバー一同、大真面目に制作を進めてまいりました。
企画を揃え、台割(雑誌全体の構成)を埋め、記事(デザイン・ライティング)を丁寧に作り込んでいきました。
そして4月も後半。プロジェクト全体ミーティング(zoomにて。室長の前田高志も出席)にて、『マエボン3』の状況を発表したところ、こんな意見が飛び交いました。
「わかりづらい」
「ボケが弱い」
「普通に見える」
などなど、一言でまとめると「アホさが足りない」
『マエボン3』は、ほぼ全ページがアホ要素100%の企画記事。それにもかかわらず、いつしか普通の雑誌になりつつあったのです……。
このままでは目標とするクオリティに到達できない。今までにない挑戦だからこそ、一つ一つの企画のクオリティにもとことんこだわり抜きたい!
そこでミーティング後、制作メンバーに向け、こんなメッセージを送りました。
「もっともっとアホにしてください!」
「コンセプト通りのアホな雑誌作りのため、よりアホの方向に舵を切らせてください」
改めて振り返るとおかしな文面ですが、この時はもう心からのお願いでした。
《衝撃のビフォー・アフター》
「もっとアホに」と言われては黙っていられない!ここからが前田デザイン室メンバーの本領発揮でした。
一つ例をご紹介します。
■架空のインタビュー
現実には存在しないヘンテコな職人に密着し、その正体に迫るというインタビュー風企画。
その中のキャラクターの一人が「メガネ捕まえ師」こと眼元武志です。その設定画のビフォー・アフターをご覧ください。
<ビフォー>
<アフター> ※「もっとアホに」を受けて
(イラスト:さなえ)
何やってんの!?
もとからアホっぽいキャラクターなのに、異次元のアホになっています。ちなみに、『マエボン3』の世界では、このキャラクターが街の住民に普通に受け入れられているという……。まさに未知の世界の雑誌です。
《もっともっとアホな雑誌に》
このように『マエボン3』は「もっともっとアホ」な雑誌になります。そのため、もうしばらくお時間を頂戴できればと存じます。楽しみにお待ちいただいている皆様には申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
今後も活動報告で、制作状況をお伝えしていきたいと考えております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
『マエボン3』プロジェクト副編集長 ミッチー