2022.4/1~5/31実施の“ギター文化館存続支援クラウドファンデイング”にご支援とご協力を下さった皆々さまへ。”聖地”ギター文化館。おかげさまで未来につながりました‼ご支援金の使い道報告と、当館を未来につなげることができた嬉しい報告です。明日から4月です。桜便りがあちこちから聞こえてまいります。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?だいぶ、だいぶご無沙汰をしてしまいました。ちょうど3年前。当館の存続運営危機に際して、温かいご支援とご協力をいただいてから、3年という月日が流れました。その節は、本当にお世話になりました。紙面をお借りして、改めてお礼申し上げます。ギター文化館にとっても、館長の私にとっても、密度の濃い3年間でした。大変遅くなりましたが、皆々様からのご支援金7,453,087円の使い道を報告させていただきます。当初の予定は、以下の通りです。① サブスクリプション実施運営費:約300万円② 設備維持管理費:約100万円③ 宣伝広告費:約100万円④ リターン及びCAMPFORE手数料:約200万円3年間の使い道は、以下のような形になりました。① のサブスクリプション実施運営費:約300万円・試行錯誤を経て形を変え、中古ギター委託販売を可能にするため「一般社団法人ギター文化推進協議会」を令和5年(2023)6月8日に立ち上げました。現在、月イチギターショップ開催、年2回のギターフリーマーケット開催(予定)の活動をしております。(設立費用&運営諸経費:約150万円)・遠方の方や、来館が難しい方々にもコンサートやマスタークラスなどのライブ配信をご利用いただけるような動画配信設備機材一式を整えました。(約150万円)② 設備維持管理費:約100万円・当館内外の設備維持管理費に、この3年間で約100万円を使わせていただきました。(外回りの環境整備費、館内各所の整備費(ステージレースカーテン取付代、ステージ照明器具取替代、年に1度の床ワックス&エアコン清掃代、故障エアコン交換代、プロジェクター購入代、資料スキャニング機材購入代、新しいスリッパ購入代等)③ 宣伝広告費:約100万円・広告に関わる外回り費用に使わせていただきました。(いばらきフラワーパーク内設置の大型広告看板リニューアル、石岡市内芦穂小近くのT字路に新たに案内看板設置、建物入口左の案内板リニューアル、建物入口右の掲示板リニューアル等)④ リターン及びCAMPFIRE手数料:約200万円・リターン各種(30周年イベント実施費、クラシックギター鑑賞学入門製作費、リターン品の発送代他)と、CAMPFIRE手数料に充てさせていただきました。 ・・・・・・・・・・・そして、奇跡のご報告です。それは、昨年2月にかかってきた一本の電話から始まりました。その内容は、当館の運営をお手伝いしたい、というものでした。運営危機を何とかしたいと一念発起し、445人ものたくさんの皆さまにご支援ご協力を賜った、この「クラウドファンディング」がきっかけでした。そして、このたび、4月1日よりギター文化館の運営が、設立当初から33年もの長きに渡って当館を支えてきた「東京労音」から、「一般社団法人ギター国際文化会館」に、バトンタッチされることになりました。 2016年7月から当館の4代目館長として運営に携わってまいりましたが、引き続き当館館長職としてお仕事をさせていただくことになりました。4月からのギター文化館にも、今までと相変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。ギター文化館館長 池田由利子2025年3月31日






