2022/05/03 08:30

◎中川寛子さん(住まいと街の解説者)

2015年9月の文京区本郷の菊の湯の廃業以来、何軒もの銭湯の取材をしてきました。姿も形も無くなる廃業が続いた後、最近では形を変え、経営者を変え、一部を残しと歴史、文化を伝える形が模索されるようになってきました。そのうちでも大黒湯の今回の挑戦はこれまでにない残し方。話を聞いた時にはこの手があったか!と思いました。多くの人が見上げてきた唐破風をこれからも見上げられるよう、成功を祈ります。