〜終了まであと少しとなりました!〜
『日本の銭湯文化を遺したい!唐破風屋根保存プロジェクト!』に
たくさんのご理解・ご支援をいただき、誠にありがとうございます!
皆さまからのご支援や温かい応援メッセージをいただいて、胸が熱くなると共に、
このプロジェクトを実施して良かったと、心から実感している毎日です。
本当にありがとうございます!!
そこで、皆さまへ感謝の気持ちを込めて、公開直後に完売になりましたリターン
「大黒湯水彩画・原画」と「大黒湯直筆ペン画」を追加致しました!
♨️町田忍「大黒湯」直筆ペン画額装(限定1個)
♨️なかだえり「大黒湯」水彩画原画・額装A(絵のサイズ:170x130mm)
♨️なかだえり「大黒湯」水彩画原画・額装B(絵のサイズ:約A4サイズ)
☆額装Bの制作の様子はこちらから
♨️なかだえり「大黒湯」水彩画原画・額装C(絵のサイズ:約A4サイズ)
☆額装Cの制作の様子はこちらから
〜募集期間は、6月30日(木)までとなっております〜
銭湯文化を皆さんと一緒に未来に繋いでいきたい...
終了が迫ってきておりますが、より多くの方のご協力をいただけたら幸いです!
※もしご興味を持ってくださりそうな方がいらっしゃいましたら、
このプロジェクトのURLをお送りいただけるとありがたく存じます。
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・日本の銭湯文化を遺したい!唐破風屋根保存プロジェクト!
https://camp-fire.jp/projects/view/565406
・あだち銭湯文化普及会公式Twitter
https://twitter.com/sentobunka
・あだち銭湯文化普及会公式サイト
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引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
「キングオブ銭湯」の愛称で親しまれた銭湯「大黒湯」が、惜しまれながら2021年6月30日に閉店しました。90年以上この地で続いた大黒湯の営業存続を望む声はとても多く、地元の常連さんはもちろん、子供の頃通っていたという方、そして全国の銭湯ファンからも「せめて建物だけでも有効活用して欲しい」という声も多数上がっていました。ただ色々な課題もあり、今回取り壊すことになっていたところ、地元の「安養院」というお寺のご住職が「この貴重な建物を遺したい!」と思い立ってくださり、そこで有志が集まり、みんなで、安養院への一部移築保存の実現をバックアップしようということになりました。
皆さま、はじめまして。あだち銭湯文化普及会の荒木久美子と申します。
私たちは、銭湯の魅力をよりたくさんの方に知ってもらいたいと、全国の銭湯を盛り上げる活動をしていた任意団体「銭湯もりあげた〜い」と足立区の銭湯組合(銭湯経営者)の有志が集い、2015年に発足したグループです。
銭湯の魅力や文化をより多くの人に広めるために、地域の方々の協力を仰ぎながら、まち歩きツアーや銭湯まつりなど様々なイベントの実施、銭湯ハザードマップや冊子の作成、各銭湯の歴史調査や研究、市場調査等を実施しています。
今回「キングオブ銭湯」と呼ばれ90年以上地元の人々に愛された銭湯、大黒湯の解体に伴い、急遽その一部を移築出来ることになりました。文化財としても価値がある建築物を遺せることになったこと、また大切な日本の銭湯文化を、地域の人たちと一緒に継承していきたいと思い、安養院の住職・内藤良家さんと共同で、クラウドファンディングを実施させていただくことにしました。
大黒湯があった足立区は、都内でも銭湯の数が多く、ピーク時の昭和46年には155軒もあり、多いところだと、200メートル間隔で銭湯が建っていたそうです。
また、体を清潔に保つために人々の生活に欠かせなかった銭湯は、昔から“まちの中の社交場”という意味合いもありました。大人から子供まで、様々な世代の人たちが入浴し、会話を交わしながら、その中で、自然と相手を思いやるエチケットを学んだり、重厚で趣ある建物の中で、浴室の雄大な富士山のペンキ絵を眺めながら、気分一新、極楽気分を味わったりしていたそうです。
ただ、家風呂が普及してきた現代では、減少の一途をたどっています。足立区の銭湯は現在27軒。なかなかそれを食い止めることが出来ません。残念ながら今回「大黒湯」も廃業となってしまいましたが、その象徴だった唐破風屋根を有効活用し、地元の人たちと一緒に新たな「人々の拠りどころ」にしたいと思っています!
出典:東京都公衆浴場業生活衛生同業組合/東京都公衆浴場業商業協同組合「組合員名簿」
昭和4年(1929)年創業。お寺や神社のような重厚な造りをした建物が特徴的な銭湯。このような造りをした銭湯を「宮造り銭湯」と言い、当時、東京近郊の銭湯の代表的な造りでした。宮造り銭湯の始まりは、大正12年に起きた関東大震災。震災でほとんどの銭湯が倒壊した中で、復興の願いを込めて豪華な建物を宮大工が作り、人々を勇気付けたそうです。
この宮造り銭湯の特徴のひとつとして、正面に大きく構えた立派な屋根があります。職人技術が光る、緩くカーブした唐破風の屋根や美しい彫刻などを施した屋根です。
数ある宮造り銭湯の中でも、大黒湯は、特に荘厳で立派な造り。唐破風屋根と二重の千鳥破風屋根という三段構えの屋根、蛙股と共に鎮座されている大黒様、透かし彫りの鳳凰が美しい懸魚(げぎょ)など、外観だけでも見応えがあります。
長年全国約3,500軒の銭湯を回ってきた庶民文化研究家の町田忍さんが、この立派な造りの大黒湯を見て「キングオブ銭湯」と名付けたのも頷けます。
※大黒湯閉店当日の様子がNHKで放送されました
見るたびに「すごい建物だな~!」と思っていました。お寺よりも立派だよね~と。「キングオブ銭湯」とネーミングされていると聞いて、なるほど全国的にも名が知れているのだと納得したものです。保存運動があるのかと思っていましたが、間もなく解体されると聞き、いろいろ考えました。どこかに保存できないものかと。
ある日、朝の読経中に、ふと思ったのです。
「安養院ではどうか?」
建物解体寸前に、やっと大黒湯さんとお会いできて、翌日に承諾をいただきました。奇跡的な展開でした!ご縁があったのかなと思います。
千住の財産!それは間違いないですが、それ以上に、ある時代、ある地域にしか建てられなかった貴重な日本の文化財です。失くなってしまったら、二度と造れない建物だと思うと、悔いが残ります。正面の唐破風屋根部分だけですが、移築保存できて、多くの皆さんにも喜んでもらえたら。それが一番うれしいことです。そしてこのことが、銭湯や地域の振興と発展に役立つといいなと思います。銭湯ファン、そしてさらに広く、人の輪が広がることが楽しみです!
鎌倉時代の建長年間(1249-56)に北条時頼により創建された「長福寺」にはじまる、千住最古の寺です。当時は千住の元宿(現在の千住元町)にありました。江戸時代の初めごろ、日光街道がつくられ、日光街道に近い現在の場所に移りました。
8代将軍徳川吉宗の鷹狩りの休憩所になった折、吉宗の子「長福丸」の名に敬意を表し、寺の名を「安養院」と改名しました。本尊の阿弥陀如来像は、創建当初の約770年前の金銅仏です。
もと「長福寺」があった場所には、昭和から平成の時代「佐原浴泉」という銭湯がありました。銭湯のルーツは寺の「施浴(せよく)」にあると言われていますし、今回の大黒湯の唐破風屋根の安養院への移築保存は、何かご縁があったことなのかもしれません。
キングオブ銭湯「大黒湯」そして今回この移築保存を申し出てくれた「安養院」があるのは、足立区の千住というまちです。某住宅情報サイトの「穴場だと思う街ランキング」で8年連続1位に北千住が選ばれていることで、ご存じの方も多いかもしれません。穴場といわれるには理由があると、私たちは思っています。
千住は、荒川と隅田川に囲まれた、約2キロ四方の小さな島のようなまち。イメージされがちな大衆酒場や安くて美味しい食にとどまらず、古いものと新しいもの、緑と水辺と路地、賑やかな商店街と古くから受け継がれて来た職人の手しごと・・・近年は5つの大学を迎え文教芸術都市の要素も加わり、モザイクのように色とりどりの魅力がつまったまちです。
江戸時代は、江戸四宿のひとつ「千住宿」として栄え、明治大正昭和平成とそれぞれの時代に豊かな歴史を刻んできました。その足跡が、まちの中の建物や町割り、人々や暮らしの文化の中に見え隠れするエリアです。路地の中の古民家カフェや空き家を活用したアートスポットがこのごろメディアで取り上げられますが、古いものを今の暮らしの中にアレンジして生まれ変わらせるのは、千住が得意とするところ。銭湯もそのひとつです。この狭いエリアに今も7軒の銭湯が営業し、人々の生活の中に息づいています。
大黒湯は、地元の人々はもちろん、全国の銭湯ファンにも愛されていた銭湯でした。お湯に入るだけではなく、ふとしたコミュニケーションも取れて、気持ちも安らげる「拠りどころ」でもありました。そんな大黒湯の役割を、唐破風屋根の移築をきっかけに、安養院で再生し、地域の新しい「拠りどころ」にしたいと考えています。
この唐破風屋根を見に、今までお寺に馴染みのなかった方も足を運んでもらえるように、定期的にイベント等を実施し、新型コロナウィルスの影響を受けている地域の活性化にも繋げたいと思います!
これまでの大黒湯と、これからの安養院をつなぐ想いをイラストで表現したいと思い、北千住で築90年を超える古民家(風呂なし)に暮らしながら、建築・デザイン・ダンスなど多彩なアートワークで活動されている緒方彩乃さんに、オリジナルキャラクターの制作をお願いしました。
私たちの「この街の“拠りどころ”を守り継いでゆく」という想いに強く共感いただき、まるで楽しいお引越しをしているような、朗らかな姿の“DAIKOKU SAN” が生まれました!
「袋にたくさん福が詰まっているような、引っ越し荷物が詰まっているようなイメージで、ワクワク次の拠点に移動している雰囲気を目指しました。」
♨️緒方彩乃さん(デザイナー/イラストレーター/家劇場主催)
北千住の築90年の風呂なし平屋を「家として・劇場として」営むべく、住みながら、日々家事をするように、リノベーションやパフォーマンス公演、イベントなど行っている
現在、コロナ禍や世界情勢の影響など様々な要因で材料費が高騰しており、移築・保存費用が当初の予定より大幅に上がっています。移築・保存に伴う総費用約20,000,000円のうち、3,000,000円をご支援いただきたいと思っています。
皆さまからご支援いただいた大切な資金は、リターンの作成費、送料、CAMPFIRE手数料などに使用し、残りは大黒湯の唐破風屋根の移築および保存費用の一部に充てさせていただきます。
2022年4月後半 クラウドファンディング開始
2022年6月後半 クラウドファンディング終了
2022年7月〜 順次リターンの発送・提供を開始
※ご協力多数となりました場合、リターンの製作スケジュールにより発送までお時間をいただく場合がございます。
2022年9〜10月 安養院にて、唐破風お披露目会の実施
銭湯研究の第一人者で、一般社団法人日本銭湯文化協会理事でもある町田忍さんから、応援メッセージをいただきました!
『高価な美術品は大事にされ、また高額で売買される。またそれは身近なものではない。反面、長年庶民生活のなかで培われてきたものほど、いつの間にか姿を消して、歴史のなかで忘れ去られてしまうのではないだろうか。銭湯も然り。そして、庶民文化の代表とも言える宮造り銭湯の頂点にあった大黒湯の一部でも保存が出来るということは、すなわち、長い日本の入浴文化の遺産を後世に残す、という文化的価値があるのではないか。今回大黒湯の遺産を移築するというプロジェクトの一端をお手伝い出来ることは、30年ほど前から大黒湯に注目してきた私にとっては最後のお礼になる。』
【プロフィール】
町田忍さん((一社)日本銭湯文化協会理事)
1950年東京生まれ。在学中博物館学芸員単位修得のため実習で行った上野の国立博物館で分類法を研究。大学卒業後警視庁警察官を経て、記録されることの少ない庶民生活を多面的に研究し成果を各方面に発表。特に銭湯に関しては研究歴約40年。現在庶民文化研究所主宰。TV・映画などの時代考証も担当、書籍は約40冊。大黒湯の「キングオブ銭湯」名付け親。
町田さんから、リターンのご協力も!直筆のペン画や改装前の大黒湯の写真のポストカード、Tシャツなど、なかなか手に入らない貴重なリターンをご用意しております。この機会にぜひお手元に。
より多くの方が様々な形で本プロジェクトを応援していただけるように、大黒湯の思い出として手元に残せるもの、安養院を拠点とした新たな活用を応援できるものなど、大黒湯に縁のある方々や、地元千住のアーティストの方などにご協力いただき、豊富なリターンをご用意いたしました!
※各リターン(返礼品)の詳細は、リターンの説明文に記載しています
※20,000円以上のリターンには、安養院玄関の壁面への名入れ権利が含まれます。支援時、掲載を希望される場合は、備考欄にお名前をご記入ください。
〜大黒湯の思い出をお手元に〜
◎大黒湯の傘入れの札(限定26個) 2,000円
◎大黒湯の下足札(限定60個) 5,000円
◎冊子「あだちの街と銭湯と」&銭湯入浴券2枚付き 2,000円
◎大黒湯ポストカード5枚セット(町田忍氏選) 3,500円
◎銭湯ハンコ作家 廣瀬十四三グッズ3点セット(手ぬぐい・マグネット・缶バッジ)3,500円
◎「大黒湯」Tシャツ&トートバッグセット 8,000円
◎町田忍「大黒湯」直筆ペン画額装 50,000円(玄関の壁面への名入れ権利含む)
◎なかだえり「大黒湯」水彩画原画・額装① 40,000円(玄関の壁面への名入れ権利含む)
◎なかだえり「大黒湯」水彩画原画・額装② 60,000円(玄関の壁面への名入れ権利含む)
〜お寺をもっと身近に感じられる〜
◎「DAIKOKU SAN」タオル 3,000円
◎「DAIKOKU SAN」コラボ瓦せんべい 3,000円
◎「DAIKOKU SAN」Tシャツ 5,000円
◎屋根の銅板裏書き奉納の権利 5,000円
◎住職のお言葉もらえる権利12ヶ月(1ヶ月に1回メールにて受け取り) 6,000円
◎住職のお言葉入り色紙&直筆御朱印 10,000円
◎安養院玄関の壁面に名入れ出来る権利 20,000円
今回のプロジェクトのために、リターン制作に協力してくださった方々をご紹介します!地元千住で活躍する方々や銭湯に縁のある方など、個性豊かなメンバーが集まってくれました!
♨️なかだえりさん(イラストレーター)
1999年より千住在住。大黒湯から200mの距離にアトリエを構える。銭湯雑誌「1010」(東京都浴場組合刊)、「銭湯といえば足立」(足立区浴場組合刊)にて表紙イラストやコラムを数年手がける。ほか東京新聞で銭湯連載や、銭湯を会場に銭湯のイラスト展を開催するなど、銭湯愛のある制作活動や生活をしている。著書に「駅弁女子」「奇跡の一本松〜大津波をのり越えて」「大人女子週末旅手帖」など。
『銭湯界の至宝、そして千住のシンボル的な存在の大黒湯!地元の安養院に移築されることは感動と感謝の気持ちでいっぱいです。想いを込めて描いたイラストが支援になればと思っています。』
Instagram(過去投稿でデザイン制作の様子が動画で見られます!)
♨️廣瀬十四三さん(銭湯ハンコ作家/コラムニスト)
神奈川県横浜市出身。北千住在住。 プログラマーを経て、2015年フリーの銭湯ハンコ作家となり、現在に至る。 全国浴場新聞にコラム「銭湯ハンコ絵語り」を連載中(2014年6月~) <主なハンコ納品実績 2022年4月現在> 東京 約110軒 その他 約140軒
『われらの誇りが一部でもこの町に残ってくれることに感謝』
♨️メソポ田宮文明さん(イラストレーター/漫画家)
銭湯グッズのデザインも数多く手掛け、都内3ヶ所の銭湯の浴室限定連載漫画「銭湯戦士 セイント☆セントー 」や、銭湯の良さを紹介する記事なども連載中。銭湯紹介記事「メソポ田宮文明のお湯わいてるぞう」
『好きな銭湯さんが廃業し、建物が壊されていくさまを目にするのはどうしようもなくつらいことであります。中でも「大黒湯さん閉店」の知らせを聞いた時には最大級のショックを受け、取り壊しの現場が頭に浮かび、目まいがするほどでした。その絶望的状況を劇的なまでに救ってくださったのが、安養院のご住職です。安養院さんへの感謝とともに、この移築活動のお手伝いができることをうれしく思っています。』 Twitter / Instagram
♨️舟橋左斗子(フリーライター/千住いえまちメンバー)
『大黒湯は、家族と一緒に、ほぼ週一で通っていた銭湯です。自分たちが通っていただけでなく「キングオブ銭湯」は、千住のまちの誇りでもあり、日本の銭湯文化の象徴でもある、そう思っていました。閉店の話を聞いたときのショックは大きく、無理は承知でなんとか建物だけでも残せないかといろいろな人に相談もしました。壁は厚く、あきらめかけたときにこの話があったのです。千住に新たな名所ができるかもしれないこのプロジェクトをぜひご支援ください。』
♨️本舘久美子(グラフィック/ウェブデザイナー)
北千住在住。銭湯や町おこしイベント含め、数々の紙媒体やウェブのデザインを手がけている。
『意匠を凝らした空間が、まるで博物館でお風呂に入るような贅沢気分を堪能できる大黒湯。閉店を悲しむ矢先にこのプロジェクトを知り、喜ぶのも束の間、資材高騰で予算は日毎に増大、皆様のご支援が必要不可欠という現状を知りました。銭湯からお寺へ、未来へ繋ぐ新たなコミュニティの場として、今後もご支援頂いた皆様方とイベント等で繋がっていけたらすごく嬉しいです。皆様のご支援を宜しくお願いいたします!』
♨️佐藤 明俊( 会社員/南千住在住の北千住ファン/日常的な銭湯ユーザー)
『銭湯を巡るのと同じくらい、その街を歩いて暮らしのさまや建物の様子を眺めることが楽しく、自分の好きな時間の使い方です。好きな街はいくつかありますが、中でも北千住の街並みを歩く時はいつでも、新しい発見や同時に感じる歴史的な奥深さにとても心躍ります。そしてそのきっかけを与えてくれたのが、圧倒的存在感で私を心底魅了してくれた「大黒湯」でした。いつも見上げたあの大黒様を、新しい場所で見上げられる日が待ち遠しく、皆さまのお力をぜひお貸しください!』
♨️宮島亨(建築家/一級建築士)
『昭和4年、関東大震災の復興の時期に建築された大黒湯。千住だけでなく東京の銭湯のシンボルともいえる大黒湯の唐破風が安養院に移築される、子供達の世代に残せて話す事ができる。そう考えるとワクワクします。クラウドファンディングは私達がこの素敵なことに関わらせてもらえる貴重な機会だと思います。このような機会を作って下さった、安養院の内藤住職には感謝の気持ちでいっぱいです。』
♨️萩原三知代(「レンタルスペース時々ごぱん屋なないろ」オーナー)
『子供の頃に入りに行った「大黒湯」。姿を変えて我が家の菩提寺へお引越し!千住の宝がこのような形で残ってくれることに感謝です!たくさんの方のご支援をお願いいたします!』
◇「レンタルスペース時々ごぱん屋なないろ」
空き家をリノベーションし、レンタルスペースとグルテンフリーのパンとお菓子を販売するお店。無農薬の生のお米と米粉からパンを作り、シンプルな材料で心掛け身体に負担の少ないものを提供しています。 グルテンにアレルギーのある人もそうでない人も、一緒に笑顔で食べられるパンやお菓子を心を込めて作っています。
宮造りの銭湯を新しく建てることは、費用や技術の面でもかなり難しいと言われています。「キングオブ銭湯」と呼ばれ、皆に愛された銭湯の一部を遺すことは、銭湯の歴史・文化を身近に感じるためにも、そして地域の活性化を図るためにも、とても大きな意味があると思います。
歴史ある建物を守り、地域の新たな「拠りどころ」として有効活用するため、ぜひ、皆さんのご支援・ご協力をお願いいたします!
最後に、地元で90年以上、私たちの生活に欠かせない入浴の場を提供して下さった大黒湯に、この支援プロジェクトを通して、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
今までありがとうございました!
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◇安養院 東京都足立区千住5-17-9 TEL:03-3881-0686
アクセス:JR/東京メトロ千代田線・日比谷線/東武鉄道/つくばエクスプレス
北千住駅徒歩10分
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るあたたかいメッセージをいただきました!
2022/06/28 12:39ご支援いただいた方から、あたたかいメッセージをいただきました!一部抜粋してお知らせいたします。〜〜〜〜〜『実家が大黒湯のすぐそば(歩いて1分もかからないくらい)で家にお風呂がなかったので、毎日行ってました。有名な天井はもちろん番台や脱衣所にあった池や赤ちゃんを寝かしておくベッドやいろんなものも今でも鮮明に覚えています。無くなると聞いてほんとうに残念でした。どなたか若い人が後をやってくれたら、それが無理なら何かほかのお店とかいっそのこと銭湯ミュージアム?とかあのまま建物だけでも残してもらえるならできるだけ協力しようと思っていました。建物全部は叶いませんでしたが、一部を移築していただけることになったとのこと、生まれ育った千住にいながらまた一つ懐かしい場所がなくなって、もう見ることもできずとても寂しいですが、私の大好きな大黒湯をなんとか残そうと働きかけてくださったプロジェクトの皆さん、本当にありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。』大黒湯のロビー〜〜〜〜〜皆さまの思い出と共にある大黒湯…その大切な思い出を、これからもずっと遺して行きたいと思います。この他にも、期間中たくさんの熱いメッセージをいただき、メンバー一同感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございます!残りあと2日と半日、目標金額達成に向けて頑張ります!(プロジェクトメンバー一同より) もっと見る
〈本日の作業報告-4〉板金の工事が本格的にスタート!
2022/06/22 12:51今週から板金の工事が本格的に始まりました!奉納いただいた銅板の一部を加工し、唐破風の「軒先(のきさき)」の部分から、銅板を張り出していきます皆さまに裏書き奉納していただいた銅板屋根の手前から順に取り付け作業を行なっていきますこの、屋根に葺いている銅板は、リターンの中の『屋根の銅板裏書き奉納の権利』にてご支援いただいたものです。本当にありがとうございます!銅板裏書き奉納の受付は6月30日まで!ご希望の方はゼヒ!(安養院ご住職&ダンカーズより) もっと見る
〈本日の作業報告-3〉まもなく屋根の銅板葺きが始まります!
2022/06/14 19:10屋根の下地がほぼ終わって、これから皆さまに書いていただいた銅板の取り付け作業が始まります。大工の方は少しずつ内装の作業に入っております。屋根の真下から見た様子(住職&安養院ダンカーズより) もっと見る
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