2022/05/02 18:12
◎黒沢 ミユキさん(建築デザイナー/書デザイン)
キングとよぶにふさわしい大黒湯の建物が千住の町から姿を消してしまうことは本当に悲しい。空間は体験できた者の心にしか遺らないが、建築の一部が未来に引き継がれ、その姿に触れられることには大きな意義があると思う。すべてが失われる前に声をあげてくださったことに感謝し、たくさんのみなさんの賛同を得られて実現しますように。(川越の最後の銭湯「旭湯」(2020年閉業)番台にて)
(プロフィール)埼玉県川越市出身。古い道具や建築をこよなく愛する。結婚を機に1990年から22年間を千住で過ごし「千住・町・元気・探険隊」で千住の町を愛するみなさんと出逢い銭湯の魅力を知る。(手ぬぐいのInstagram )