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練馬区で『中国語で生活する』中国残留邦人等の医療・介護のための通訳サービス

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

練馬区で活動する特定非営利活動法人柏の友です。「住み慣れた場所で自分らしく暮らす」をモットーとする、居宅介護支援事業所/訪問介護事業所です。周囲には、中国残留日本人帰国者やその家族など、「中国語を母語とし生活している日本人」が多数おり、医療介護に詳しい通訳者を雇用・養成していくプロジェクトです。

現在の支援総額

31,000

0%

目標金額は4,000,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/30に募集を開始し、 7人の支援により 31,000円の資金を集め、 2022/05/31に募集を終了しました

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練馬区で『中国語で生活する』中国残留邦人等の医療・介護のための通訳サービス

現在の支援総額

31,000

0%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数7

このプロジェクトは、2022/03/30に募集を開始し、 7人の支援により 31,000円の資金を集め、 2022/05/31に募集を終了しました

練馬区で活動する特定非営利活動法人柏の友です。「住み慣れた場所で自分らしく暮らす」をモットーとする、居宅介護支援事業所/訪問介護事業所です。周囲には、中国残留日本人帰国者やその家族など、「中国語を母語とし生活している日本人」が多数おり、医療介護に詳しい通訳者を雇用・養成していくプロジェクトです。

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はじめに・ご挨拶 (中文简介请点击【活動報告】)

 私たちは、2004年にNPO法人として認可を受けた、居宅介護支援事業所/訪問介護事業所です。区内には、「中国語を母語とする」多数の帰国者とそのご家族等がお住まいです。これらの方々へも介護サービスを提供しています。
 職員にも、中国残留日本人だった者が数名おりますが、将来にわたって、日本語しか使えない職員がサービスの担い手となるためには、日本語-中国語の通訳者を雇用し、医療・介護に関わる知識を豊富にしていけるよう、育てていかなければなりません。

 多くの皆様にこの事業の趣旨をご理解いただき、ご協力くださるようお願いいたします。


このプロジェクトで実現したいこと

 2022年4月から、新たに通訳部門の専門職員を雇用していく予定です。以下の事業を実現したいと考えています。

1 居宅介護支援事業所/訪問介護事業所の利用者への通訳
 「中国語を母語として生活する」日本人やその家族等が高齢となり、あるいは障がいを持ち、生活していく上で様々な支援を受けようとした場合、要介護度の判定、ケアマネージャーによる介護(予防)計画の作成、訪問介護の実施という様々な場面で、介護保険制度をはじめとする日本の社会保障制度を知り、利用者様の状況を的確に行政や地域包括支援センター、担当するケアマネージャー、実際に身体介護・生活支援を行う職員に伝えていくことが必要です。

 また、医療受診をする際にも、身体の状況を的確に医師や看護師に伝えていくための通訳が必要です。(お腹が『シクシク』痛いのか、『キリキリ』痛いのか。この表現の違いで、痛みの原因となる病が異なります。)

 これらのコミュニケーションには、医療・介護の知識を持ち、日本語・中国語に堪能で、的確に通訳していける通訳者が必要です。

 ただ、誠に残念ながら、介護保険制度・医療保険制度では、通訳派遣経費の公費負担はありません。(詳しくは「介護保険法(平成9年法律第123号 )」「健康保険法(大正11年法律第70号)」などの関連法令をご確認ください。(法令検索をクリックするとが簡単に検索できます。)

 通訳を必要とする場合、基本は利用者様にご利用料金の負担をお願いしますが、生活に困窮されている方々には、割引や無料でのサービスをいたします。

2 行政への各種申請・届出のための通訳・翻訳サービス

 「中国語を母語として生活する」日本人等が、例えば引っ越しをした際、区役所への届出が義務付けられています。電話、電気、水道、ガスなどのライフラインの継続のための手続きも必要です。
 様々な行政・公共サービスを受ける場合も、多くの場合申請が必要です。そもそもどのようなサービスが受けられるのかも、なかなか伝わっていないという問題もあります。
 日本語で生活している多くの日本人でも、「届出や申請のやり方が良くわからない。じゃあ止めておくか」と我慢していまう方も少なくないと思います。

 行政の発する情報を翻訳してお伝えしていくことや、申請書の書き方などを的確に伝えられる通訳・翻訳サービスが必要です。

(練馬区では、区民向け広報の中国語を含む外国語版をHPに掲載していますが、自動翻訳装置を用いているようで、意味不明の翻訳文がしばしばが出てきます。例えば、高齢者向けに、鍼灸(しんきゅう)受診のサービスがありますが、「きゅう」について、「黄瓜」【きゅうり】と翻訳されてきます。また、表については自動翻訳ができませんでした。)

3 事業継続のために-日本の高度先進医療受給希望者のための通訳
 コロナ禍以前には、中国から、日本の高度先進医療を受給するために来日される方が多数いらっしゃいました。現在はコロナ禍で来日が難しい状態が続いています。将来、コロナ禍が世界的に克服でき、来日が自由化されれば、また高度先進医療受給目的で来日される方も増えると思います。

 日本語の全くわからない中国人が医療受診する際に必要となるスキルは、当法人が雇用・養成する通訳者が、今後身に着けていくべきスキルと同じです。

 皆様からいただいた寄付は、新たに通訳を雇用し、医療・介護の学びを深めていくために使用します。1、2の事業では収益はほとんど見込めません。将来3の事業が安定的に実施できれば、その後はご寄付をいただかなくとも、事業を継続していくことができると考えています。


私たちの地域のご紹介

 練馬区の全人口は、738,358人。(令和4年1月1日現在。実は鳥取県573,441人 ・島根県694,352人 よりも多いんです。※)うち、外国人人口は18,829人(2.55%)。中国籍人口は7,849人(全人口比1.06%。外国人人口比41.69%。)。中国籍の方は外国人人口の中で1番多いんです。(公開されている住民基本台帳集計情報による。)
 また、中国残留日本人やその家族など、「日本国籍をもち『中国語を母語とする』」方々は、外国人としてはカウントされません。

 私たちの実感では、「中国語を母語とする人たち」は練馬区に1万人位はお住まいになっていると考えています。

※ 総務省統計局「統計でみる市区町村のすがた2021」 


プロジェクトを立ち上げた背景

 厚生労働省のHPにはこんな記載があります。

『「中国残留邦人」の方々と「樺太等残留邦人」の方々を「中国残留邦人等」と総称しています。具体的には以下の方々です。

(中国残留邦人)
昭和20(1945)年当時、中国の東北地方(旧満州地区)には、開拓団など多くの日本人が居住していましたが、同年8月9日のソ連軍の対日参戦により、戦闘に巻き込まれたり、避難中の飢餓疾病等により多くの方が犠牲となりました。このような中、肉親と離別して孤児となり中国の養父母に育てられたり、やむなく中国に残ることとなった方々を「中国残留邦人」といいます。

(樺太等残留邦人)
[中略]

中国及び樺太等に残留された邦人の方々は、戦後の混乱の中、肉親と離別するなどし、国外に残留を余儀なくされ、長年筆舌に尽くしがたいご苦労がありました。
ようやく日本に帰国されたときは、年齢を重ね中高年となっていたため、日本の教育も受けられず、日本語の習得には大変な困難があり、言葉が不自由なため就労も思うようにはいかず、安定した職も得られませんでした。
また、戦後の高度経済成長の時期には国外にいたため、他の日本人とは違いその恩恵を受けられませんでした。
このため、帰国後も懸命な努力をされましたが老後の準備が十分できず、また、言葉が不自由なため、地域にもとけ込めない方々もおられます。[以下省略]』


 このHPには、何故旧満州地域に多くの日本人が居たのか、記載されていません。戦前、今の中国東北地域には「満州国」が置かれ、沢山の日本人が「開拓団」として満州国に向かいました。

 1945年の敗戦時の状況は、厚生労働省のHP記載の通りです。詳しくは、山崎豊子さんの小説「大地の子」(NHKでもドラマ化されています。)などをお読みください。
 「中国語を母語とする」日本人一人一人の人生には、日本と中国の間の歴史が刻まれています。

 日中国交回復後、中国残留邦人の帰国が始まる頃、練馬区では次々と都営住宅が建設されていました。帰国者に対する支援策の一つとして、都営住宅のあっせんがありました。これが練馬区に「中国語を母語とする」日本人とその家族が多数住んでいる一つの理由です。

 私たちは、本当に小さな小さなNPOですが、この歴史をしっかりと見据えて、練馬区という地域の中で「中国語を母語とする」方々を【共に地域の中で生活していく仲間】として、サービスを提供していきたいと考えています。


これまでの活動

 当法人の代表理事は、中国出身者です。他にも中国の大学を卒業し、医師資格を取得した後、帰国した職員もいます。
 「中国語を母語とする」日本人とその家族等で、身体介護や生活援助を必要とする人たちが、居宅介護支援事業所/訪問介護事業所で安心して介護を受けられるためには、中国語でのコミュニケーションが必要となります。当法人は、中国語も日本語も堪能な職員がその役割の一端を担っています。

 地域包括支援センターや、他のケアマネージャーからも、コミュニケーションがうまくとれないという理由から、当法人に対応を依頼されることも少なくありません。高齢化していく「中国語を母語とする」日本人やその家族等が安心して住み慣れた地域で自分らしく暮らすためには、私たちの小さな小さな事業所を継続していくための方策を、しっかりと固めていかなければなりません。


資金の使い道・実施スケジュール

1 通訳専門の職員の採用と給与の支給(人件費:約300万円)
 4月1日から、中国の大学を卒業後、日本に留学し、大学院を卒業する中国人を、通訳専門の職員として採用します。通訳事業が持続可能な形で軌道にのる(中国からの高度先進医療受給者の受け入れが可能となる)まで、皆様からいただいた資金から給与を支給します。

2 研修費用(研修受講費:約40万円)
 採用後、介護・医療の通訳のスキルアップを図るための各種研修の受講費用として使います。

3 中国のネット環境に適したWEBでの宣伝開始(PC設置等の設備費:約20万円)
 日本と中国でのコロナ禍の収束状況を見ながら、中国からの高度先進医療受給者への通訳事業を安定するためには、中国国内での宣伝活動を行います。中国国内のネット環境に適したPR活動を開始するための経費に使用します。

4 CAMPFIRE手数料(約40万円)


リターンのご紹介

 商品販売などのためのクラウドファンディングではないため、何か市場価値のあるリターンはできません。サンクスメールを送信させていただきます。


最後に

今、目の前にいる「中国語を母語とする」日本人とその家族等が背負う歴史の重さに思いを巡らせ、全ての人たちが「住み慣れた場所で自分らしく暮らす」 ための取り組みに、是非、多くの方のご賛同とご寄付をお願いします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、サンクスレターをお届けします。

特定非営利活動法人柏の友は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、ご支援いただいた方が税制優遇を受けることはできません。

最新の活動報告

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  • 我们需要您的爱心。我们是以需要介护护理的老年人为服务对象,长期活动在练马区的居家介护支援事务所/访问介护事务所, 特定非盈利活动法人柏之友。根据2022年的最新数据,在练马区长期居住的中国人有7849人,占练马区总人口的1%。我们的用户中也有许多中国人,包括归国者及其亲属,在日工作、学习的中国人及其亲属。由于子女忙于工作,缺乏生活上的陪伴,又受疾病困扰,这些老年人的晚年生活需要我们这样从事居家介护援助和访问介护的专业人士的援助。再加上语言不通,这些老年人的日常生活的方方面面都亟需翻译服务,比如去医院看病、在行政部门办理手续、领取国家医疗及介护补贴等等时候,他们需要的不仅仅是简单的语言翻译,更是精通日本福利制度、医疗及介护的专业术语的翻译人员的陪同及帮助。因此我们聘请了专门从事介护与翻译工作的人员,帮助这些老年人在异国他乡也能安享晚年生活。我们并不以盈利为目的,也不会向服务对象的老年人收取高额的翻译费用。然而根据现行日本介护保险法的规定,翻译服务并不属于公费支援项目,目前也不存在兼顾介护服务与医疗翻译服务的专职人员的培训制度,这让我们的工作举步维艰。因此我们在此发起这项众筹,希望凭借大家的力量,帮助我们为这些身处异国他乡的老年人提供优质的服务,并且支援我们培养精通医疗介护与翻译技术的人才。我们相信您的爱心,会让无数身居海外的华夏子孙感受到来自祖国的温暖。(参与众筹请点击上方右上角的蓝色“プロジェクトを支援する”按钮,填写邮箱信息并进行注册登陆。) もっと見る

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