今日は午後からNPOの講師の先生からご指導をいただいて桜井海岸の自然観察会を行いました。穏やかな日差しの中、砂浜には心地よい風と景色を楽しむ地域の方の姿が見られました。
志島ケ原の海岸には、菅原道真が太宰府に向かう途中嵐に遭い、浜に上陸して衣を干したとされる史跡「衣干岩」があります。
講師の先生からは、桜井海岸の8㎞続く自然海岸は、海浜部の植生が手つかずのまま残っている貴重な海岸であることを教えていただきました。砂浜を歩くと、可愛らしい花(ハマ二ガナ)や桜貝の貝殻をたくさん見つけることができました。
ちょうど干潮の時間帯だったこともあり、椀船港ではたくさんの水鳥の姿を見ることができ、癒やされました。
その一方で、海がきれいになりすぎて海に力がなくなり、海のゆりかごといわれる海草アマモや牡蠣(カキ)が減り、きれいな海を好む毛牡蠣(ケガキ)が増えているのだそうです。
桜井海岸の美しい砂浜と豊かな海をこれからもずっと守っていくことができるように、地域の方に教えていただきながら高校生らしく活動に取り組んでいきたいと思います。
ぜひ皆様もカメラを持って、桜井海岸にお越しください。