ご無沙汰しています。リオン西多摩きょうだい会です!
またまた前回の投稿から間が空いてしまいましたが、その期間の報告をさせていただきたいと思います。
8月はコロナ感染症の影響もあってか交流会への参加者は超少人数で、少しお話ししたりしました。
9月にはワークイベントを開催しました。過去〜現在の生きてきた中で、親、兄弟姉妹、周囲の人に対して、 無意識に抑え込んでいた気持ちを、整理するためのワーク(ロードマップ作成)を行ないました。
ロードマップに書いたことは
・自分以外誰も見ない
・ロードマップ作成後にみんなで話をする時間を設けましたが、そこでロードマップに書いた内容について話さなくて良い
という取り決めをして行ないました。
参加されたみなさん筆がよく進んでいたのが印象的でした。
運営も一緒に自分のロードマップを作成しましたが、今までのことを整理して客観的に見ることができたり、その時思っていたけど口に出せなかったことを書き出すことで少しスッキリしたりしました。
10月には「きょうだいのための親なき後を考える会〜親あるうちに、私たちきょうだいが知っておきたいこと〜」講演会&座談会を行ないました。
ファーストペンギンとの共同企画で、講師に「親なきあと」相談室関西ネットワーク代表理事の藤井奈緒さんをお迎えし、20名のきょうだいにご参加いただきました。
藤井さんは障がい当事者、きょうだいのお母様であられ、前半の講演会では、母の立場での思いと、親なきあとの備えに必要なことや使える制度について丁寧にお話しいただきました。
後半の座談会では、すでに親なきあとを経験しているきょうだいの体験談にも触れつつ、ご参加くださった方からの質問に答えていく、良き時間となりました。
今回親の立場の藤井さんに講演をお願いしたのは、
・親の立場にいる人全てが、きょうだいを二の次にしているのではない。
・悩み葛藤している人もいる。
といった、"親なきあと"に対する親の思いをきょうだいにも知ってもらえたらと思ったからです。
ただ、全ての家庭の親御さんがきょうだいの為に親なきあとについて考えてくれているかといえば、そうではないことが多いのが現実です。
・親
・障がい当事者
・きょうだい
立場が違えば相手に対する思いも個々に違います。
無理に混ぜ合わせてもそれは美しい色にはならないのです。
ゆっくり、ゆっくり混ざり合うことで、その家族だけのマーブルカラーを作れるのだと思うのです。
何をどう混ぜ合わせるのかを一人で考えるのは大変な作業です。
これからリオン西多摩きょうだい会で、きょうだい同士で一緒に考えていけたらと思います。
このようなイベントの他にも、各市と連携してできることを模索していたり、来年度に向けて動き始めていたりします。
次回のイベントは12月3日(土)、元ヤングケアラーで漫画家のやぶうちゅうさんをお招きして、「アートと音楽で楽しもう!」というイベントを開催します!
きょうだいやヤングケアラーは自分の気持ちを抑え込んでいる人が多いので、アートと音楽を楽しみながら、気持ちを解放する目的で行ないます。イベント詳細・申し込みはこちらから。※きょうだい限定のイベントです。
また、リオン西多摩きょうだい会のホームページが公開されました!
今後の活動予定や活動報告など、Twitterと併せて随時更新していきますので、ぜひホームページもご覧いただきたく思います。ホームページはこちら。
リオン立ち上げから早くも半年が経ちました。まだまだ精力的に活動していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!