2022/06/08 08:30
葛原瑞穂との出会いは7年ほど前。
長編作品「ひととき」という作品のエキストラとして応募いただいたのがきっかけだ。
当初は主人公の勤務先の同僚でセリフもなくただ座っているだけの設定だった。
しかし彼のキャラクター、演技力に魅かれ急遽動きをつけさせていただいた。
主人公とヒロインが会話している後ろで他の社員から虐げられるだけの役ではあったが、実際にはそのカットにおいてメインであったといえる。
それ以来彼にはいろいろと出演いただいた。
長編作品「ちぎれん雲」「やどり」「YAMATO超人ナライガー」はいずれも奈良を舞台にした作品であるし、昨年の48HourFilmProjectでは謎の画商を見事に怪しく演じていただいた。
とにかく彼はシリアスからコメディまで幅広い役者である。
いつも助演としての参加であったがいつの日か必ず彼を主人公にした作品をと常々思っていて、その夢がついに叶ったと言える。