2018/07/08 12:52

おはようございます。
今日は、監督リリーが行ってる他の映像制作についてちょこっと紹介。


新年お正月特番で
2035年にNASAと共同で火星に家を建てる建築家の曽野正之さん取材時の一コマ

私はビジュアルアーティストとして映像に関わることならなんでも!をモットーにテレビの情報番組から広告、ミュージックビデオにドキュメンタリー、インスタレーション、株番組、英語教材と映像制作に従事しています。
映画に集中したいところですが、映画費用を捻出するためには働かなくてはなりません。

まぁ
そもそも映像制作が大好きですね。年がら年中ここ10年映像ばっか作ってます。

NYにきて立ち上げた番組が1つあります。名前は「Hangout NYC」
日本語に訳すと「ブラブラゆるりニューヨーク巡り」あたりでしょうか。ローカルなブルックリンの起業家やダイバーシティの話題、ニューヨーカーのトレンドなどを追ったコーナーです。

https://www.fujisankei.com/video_library/hangoutnyc


食べ物の撮影時、商品を美味しそうにスプーンですくう作業を「箸あげ」と呼びます。

箸あげ歴10年!持ち上げたまま停止し続けるのはお手の物。ラーメンもお箸で上手にすくいますよ

このコーナーのこだわりは、映画に耐えうるクオリティのカメラで撮影していること。
毎回映画も撮影するDPさんとタッグを組んで、シネマトグラフィを意識しています。

また、ブルックリンでアメリカ産やローカル、サステイナビリティを大切にしている小さな起業家を取り扱うことも多いです、何か一つのことを夢中でする。ジョンと同じで、私はそういう人物を切り取って映像にするのが本望です。

私がJon Sa Trinxa映画で撮りたい「好きのその先、自分のしたいことを追求した未来って?」は、私のクリエイトする成果物に常に反映されています。

よければ最近OnAirされたばかりの、ブッシュウィック唯一のローカルビール工場を経営する3人の起業家特集ご覧ください。缶のデザイン、超クールです。

Bushwickのブルワリー

また金融マンをやめてチョコレート工場を作った起業家の番組も。この工場、夜は製造ラインを横にはけて、クラブになったりもするファンキーな場所。しかもビーガンチョコレート。

Bushwickのチョコレート工場 

どちらもサラリーマンを辞めて、自分のやりたいことを追求し起業されました。
決して会社員がどうこう言うつもりは全くなく、単純に何かに魅了された情熱がある人の話って面白いなと思い、それを映像に残しています。(私もずっとフリーランスではなく20代は会社員。そこで学んだ全ての経験は財産です。人生に必要なものを勉強させていただきました)

ナレーションも自分でしてます、キリッと話すことは得意でアメリカでも司会やナレーションを引き受けています。全てはスペインでの映画制作のため。

 

おまけ

NYで一番辛いカレーを取材した時のショット。私もカメラマンも、厨房に充満する香辛料に目がやられ涙が止まらず撮影を一時中断する非常事態になりました。ちなみにこのガスマスク、海外ドラマの『ブレイキング・バッド』を彷彿させませんか?私はこのドラマの大ファンで、ロケ地のニューメキシコ、アルバカーキに行ったほど。ブレイキングバッドツアーにも参加。劇中のチキン屋「ロス・ポジョス」のTシャツはパジャマです。