真夏が続いていましたが、すっかり空が秋めいた9月。皆さんお元気でしょうか。
今日はとっておきのご報告が立て続けてあります。
まずは、映画Born Balearicの日本配給が決まりました。
まだ先の話ですが、来年の夏に東京を始め、幾つかの映画館で上映予定です。
字幕は私が訳したものをベースにこれからプロの翻訳家を通し、字幕のルールに沿って制作がされます。日本版WEBページや、ポスターも来年春に向かってゆっくり進んでいます。
(日本版の映画タイトル思考中!いいアイディアあればお待ちしてます。)
時はコロナ禍、映画館の運営状況や世界の条理で、日本で決まった上映が困難になる可能性も無きにしもあらず。まだ先に何が起きるか分かりませんが、これまで多くの困難があっても何とかやってきました、だから今回はポジティブに物事を切り取ってお伝えしました。
続いて、本映画は世界各国の映画祭を続々とゲットしています。
8月はアメリカのフロリダを始め、ニューヨーク、そしてテネシーの各映画祭からBorn Balearicが選出されたと連絡をいただいています。
NYCのチェルシー映画祭は、比較的規模の大きい映画祭であり、またプロダクションである制作を行った地なので、涙が出るほど嬉しかったです。エディターやカメラマン、スタッフに報告すると、まだNYにいる彼らも喝采をあげていました。
またヨーロッパでもしぶとく映画が波を打っていて、フランスのパリとスペインマドリッドの映画祭ではベストドキュメンタリー賞の最終に残っています。
何一つコネクションのない中、現在8つ目の映画祭入賞。これはインディペンデント映画にしては快挙!だそうですが、あまり多くを語れないのは、どの映画祭もオンラインなため。。。本来映画祭というものはパネル・ディスカッションや監督による説明、授賞式などの場が設けられるのですが、ほとんど2020年はバーチャルでの映画祭となっています。
世の中が大変な今、嘆いていても仕方がありません。
来年に思いを託して、今年は耐えの一年に。
この映画を作るのに、思いがけない苦難も沢山ありました。それでもめげずに、未だ頑張れるのは「いつか映画観れるの楽しみにしてるよ」と温かく見守ってくれる皆さんがいるから。2017年から始まった物語は、2020年に上映という形で披露したかったのですが、今年は我慢!2021年まで、皆さんもうしばらくお付き合いくださいませ。
逗子でサップをしました。イビサやNYの海と繋がってると思うと幾らでも漕げる気が。
余談
私監督リリーは、NHKのSwitchインタビューのディレクターもしております。
先週放送されて、ツイッターでもトレンド入りされました。
再放送がすぐにあるのでご覧いただけたら嬉しいです。
再放送は2020年09月05日 午前0:00 ~ 午前0:50 (50分)、Eテレです。
Lily Rinae