ご支援いただいたサポーターの皆さまへ
今日で最終回となる、このキャンプファイヤーの活動報告。
2018年からここで、映画を作り始める前の準備段階から、構想、イビサ、NY、バリでの撮影、編集、そして海外での映画祭の反応など、多くのことを共有させていただきました。
ラストは、一番叶えたかった最高の報告です。皆さんの協力があって、ここまで実現できました、心から感謝の気持ちを込めてお伝えします。
明日2021年7月24日より、映画の日本全国公開が始まります。
映画の原題は、『Born Balearic』ですが、邦題は『太陽と踊らせて』になりました。
最初は『太陽を踊らせて』でしたが、能動的じゃなくて、受動的に自然に踊ってしまうような感覚が込められています。コロナによって閉塞感が世界中に広がっている状況で、最後にみんなが求めるものって、自由に踊れたらいいというようなシンプルな欲求ではないかという淡い期待からです。邦題も原題と同じくらい愛しいタイトルです。
初公開の明日は、東京で2館、アップリンク吉祥寺と新宿K'sシネマ。MOVIXより3館、埼玉MOVIX三郷、中部MOVIX三好、近畿MOVIX堺です。(劇場トークの情報はHPやインスタグラムでご確認ください。)その他劇場詳細は、公式映画HPでご確認ください。
順次、北は札幌から、南は沖縄まで。まさにバレアリックの風を日本に吹かせたいという当時の思いが劇場公開によって実現できそうです。
東京のアップリンク吉祥寺では、イビサのかけら展も展示されています。お近くの方はぜひご覧にお越しください。
最後にもう1つだけ、皆さんにお願いができるのであれば、劇場に足を運んで鑑賞してもらいたいです。この映画はドキュメンタリーなので、音声はステレオでの録音でしたが、東京で5、1サラウンド化に音源を作り直しました。ど迫力の音響効果は劇場でしか体感できません。
この夏も、なかなか旅行に行きずらいと存じますが、映画館に旅する感覚で、音楽を聞きに来るような気分でお越しいただければと思います。
映画の一貫したテーマ、バレアリックのことは、口で説明するのが難しく、いつも曖昧な表現となっていました。映像作家として、自分ができる表現、「映像」を通して想いが伝わればと思います。映画でなく言語化でも読みたいという方は、こちらのインタビュー記事でライターさんが綺麗にまとめてくださったので、一読してもらえたら嬉しいです。
https://tokion.jp/2021/07/22/jon-sa-trinxa-lily-rinae
その時撮影していただいたポートフォリオで元気な様子をお伝えして、
「その男、破天荒につき。イビサ伝説のDJが貫く世界一自由な生き方、待望の映像化!」のクラウドファンディングの報告を終了したいと思います。
私事を申すと、去年から活動の拠点を東京に移し、NHKのSwitchインタビューでディレクターをしたり、Alexandrosさんのドキュメンタリーを監督するなど、変わらず精力的に映像制作をしております。これからも様々な映画で皆さんに感動や生きることの面白さを伝えていければ幸甚です。
ありがとうございました!
リリー・リナエ
2021年7月23日。映画公開前日。
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プラスインフォ
【ラジオ放送情報】『デッキーの映画CaaaaN!!』
本日深夜24時(土曜日午前0時)から、出來谷英剛さんがパーソナリティーをつとめる1時間のラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!!!(通算565回)』が、ナナコライブリーFM(FM77.5)で放送されます。
☆本日紹介する新作映画
●『太陽と踊らせて』リリー・リナエ監督インタビュー
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