プロジェクトチームの木村です。
いよいよ、USTの初戦「TAC Skimblast 」が日本時間6月26日深夜0時(土曜の深夜)から開催されます。
現在エントリーも締切、藤岡正太のエントリーするPROFESSIONAL GENTSは25名で競われます。
ライブ配信やヒートの進行(ジャッジの結果)が即時分かるシステムを使っている大会もあるのですが、現地の正太にも聞いたのですが、今のところSkimblastでは日本からライブで観戦できるか不明です。前日にヒート組みは行われるようですが発表されるかも不明です。
プロのエントリー選手をまとめてみました。右の数字は直近のUSTランクです。2020年は開催されず、2021年は西海岸の選手が東海岸の大会に参加していなかったり、その逆もあり、再開はしたもののコロナの影響が残った年でした。2019年は通常開催されたのでここの成績が一つの指標になると思います。
簡単にですが、私なりに注目選手を紹介したいと思います。
ルーカス・フィンク
2019年の年間チャンピオンでブラジル人選手。トリックマスターのイメージが強かったですが、ビッグウェーブで有名なポルトガルのナザレでトゥーインスキムをしたりと世界屈指のスキムボーダー。
ジェラルド・バレンシア
昨年2021のUSTチャンピオン、コロナの影響があったとは言え前年のチャンピオンで初のメキシカンチャンピオン。東海岸のZAP SKIMBOARDのライダー
カイ・シュミット
正太と同じく、SKIM Performanceからサポートを受ける地元サンタクルーズの選手。母親が日本人のハーフ。正太と同じく2020年からプロクラスにあがり、昨年ニューポートビーチのオクトーバーフェストでラウンド3まで上がりUSTランク49位。
ブランドン・シアーズ
元エクサイルの看板ライダー。2009年に出た名作ビデオ「STIMULUS」にパートを持つ選手。
最近ヴィクトリアに移籍した。エクサイルのYouTubeチャンネルで断トツの300万再生。
パディ・マック
老舗ヴィクトリアのライダー。奥さんは同じくヴィクトリアライダーでモデルもやってるアンバー・トレアルバ。
ティム・フルトン
ルーカス・フィンクと同じく多くの有名選手を抱えるエクサイルのライダー。
長くなりましたが最後に初めての人にスキムボードの大会の進行について
東京オリンピックで観られた方もいると思いますが、一番似ているのがサーフィンの大会だと思います。
区切られた時間の中で2人以上の複数人が同時に競技をします。ヒートと呼ばれます。
複数人のジャッジが選手それぞれの波の取り方、スピード、波の大きさ、スピンなどのトリックを総合的に判断し採点します。この辺りは、スノーボードやスケートボードに近いと思いますが、波乗りでは競技の場が常に変化しているのでその判断力も試されます。
上位の選手が次のヒートに上がります。
ヒートの時間や走れる本数などの決まりはありますが大会やヒートごとに違う場合があります。
簡単に言うとジャッジが採点する、トーナメント方式です。
今回はライブで観れそうにありませんし、アメリカの大会だと深夜から早朝にかけての時間帯になるので観るのも大変ですが、TheVICやExile Oktoberfest は毎回ライブで観れたりするので情報入りましたらここでもご紹介させて頂きます。