京屋染物店の蜂谷淳平です。
只今染め場では、鹿踊り衣装の袴部分の染色真っ只中です。
袴は色数が多く、グラデーションも入っている派手な衣装なので、『引き染め』という技法で染めていきます。
引き染めはあらかじめ防染糊(ぼうせんのり)という、染めたくない箇所に糊(ネバネバしたお餅)を生地につけ、刷毛を使って染めていく技法です。
手作業で染めていくので、かなりの時間がかかるため、根気と集中力が必要な仕事になります。
激しい踊りの中でも、柄が目立つように、色味もハッキリ染めていくのがポイントです。
鹿踊りをご覧になる機会がありましたら、衣装にも注目してもらえると楽しみが広がると思います。
クラウドファンディングも残すところ、あと3日となりました。
後半になり、お陰様で現在までで450万円以上のご支援をいただいております。
ラストスパートですが、最後まで頑張っていきたいと思います。
残りわずかですが、引き続き応援宜しくお願いいたします。