2022/05/08 17:35
\クラファン残り12日です/
都心でなぜこのプロジェクトが実現できるの?という質問をよくいただきます。
そこで、本日のテーマは土台にある「錦二丁目まちづくり構想」についてです。
以下、なるほどーと思った方は、ぜひ応援お願いします!
※写真はビルの壁画Place of Rebirth(ナウィン・ラワンチャイクン,2010)を背景に、当社の田口の登場です。
今回マンション商業複合施設オリマチ錦に、「会所と路地」「喫茶/スペース 七番」が実現した経緯についてお話したいと思います。
発端は、壁画に登場する人たちをはじめとするまちの人によるボトムアップでつくられた「錦二丁目まちづくり構想」(錦二丁目まちづくり構想)にあります。カウントダウンパネルには、この時の会合の様子・描いた夢、専門家として牽引した延藤安弘(故)先生の似顔絵を描きこみました。
構想に書き込まれた大切なポイントは、江戸期の会所の空間を多様な人が交流する場として再生させるというものです。
「(抜粋)…/レストラン、映画館、まちの会所、ギャラリー等の複合文化空間/…/緑化・木化の仕掛けにより自然との共生空間となります。「会所と路地」によって長者町家・文化・業務・自然が有機的に結合した「ミクスチャータウン」の誕生です。」
スペース七番ではキッズスペース・延藤絵本文庫の造作を都市の木質化によって実現しています。
周辺の歩道を含めた滞在性能を高めるために、緑にとけこむベンチも実現しました。
オープニング月間では近隣映画館と協力し、広場で住民の皆さんへのおもてなし映画の企画もしています。
業務の面では、今後新しい文化を生んでいく世代をまちに呼び込むためのテナント企画を田口が担当しています。
熱い思いを継続してもちつづけたまちの人たちによって、あと1か月でオープンというところまできました。
近隣の方はぜひ日常的な憩いの場として。遠方の方も、都心のつながりの希薄化や、マンション開発における社会課題解決の可能性をひらくものとして、応援くださいませんか?
==
◆ここで少し補足するのは、これら「オモイ」をどう「カタチ」にしたか。
ポイントは
2011年「錦二丁目まちづくり構想」
2014年「名古屋市低炭素モデル地区事業認定」
2016年「錦二丁目7番地区計画」(地区施設として会所・路地整備)
2017年「錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」
詳しい都市計画的アプローチは長年お世話になっている村山先生のポストをご覧ください。
→→村山先生投稿
==