最近「オフグリッド」という言葉を時々耳にします。オフグリッドとは、送電網(グリッド)に繋がれていない(オフ)状態であることを指した用語で、電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態を意味しています。オフグリッドシステムは、太陽光や風力などの自然エネルギーを電力に変えて使用することで、環境に負荷をかけません。 将来は、イラストの様に、各家庭の屋根に太陽光パネルが設置され、蓄電池と合わせて、家庭内の電気、自動車へ電気を供給するシステムが増えていくのでしょう。ただ、今の世の中はまだその段階には来ていません。まずは、スマートフォンの電源は、太陽光発電で常日頃から確保する「プチオフグリッド」生活を始めてみませんか? 何事も、最初の一歩が大切です。
災害等で停電が発生した時だけでなく、日常からスマートフォンの充電は、太陽光で解決する生活は始めては如何でしょうか? 日頃から行っていれば、停電が発生しても慌てずにすみます。一般的にスマートフォンのバッテリー容量は3,000mAh位です。変換ロスを考慮して5,000mAhとすると、今回ご紹介しているパワーバンク「L3S4W」は容量16,000mAhですので、3回は充電できる事になります。仮に2日間で3回スマートフォンを充電するとしたら、月15回パワーバンクを充電する必要があります。「L3S4W」をコンセントから1回満充電まで充電すると、いくら電気代がかかるか測ってみました。結果は1.71円でした。月15回充電とすると、約26円です。これをもしソーラーパネルで充電すると、この費用が発生しない事になります。この金額を高いと思うか低いと思うかは人それぞれだと思いますが、日頃からソーラーパネルを使ってスマートフォンの電源を確保する癖をつけておくと、停電が発生しても慌てなくてすむのではという提案です。【参考】 主要iPhoneのバッテリー容量iPhone14: 3,279mAhiPhone13 : 3,227mAhiPhone12 : 2,815mAhiPhone11 : 3,110mAhiPhone8 : 1,821mAh